【素人分析】20-21シーズンのジャベール・マギーをプレビューしてみる

見に来てくれてありがとうございます！ぶんやと申します。

素人が選手をプレビューしてみる企画第６回は、３つのチャンピオンズリングを持つ男、ジャベール・マギーです！

それではどうぞ！

※注意

・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です

・データはNBA.com/Statsを参考にしています

・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です

・文章量は選手によって大きく異なります

ジャベール・マギー

背番号 ６

ポジション C/PF

身長/体重 213cm/122kg

生年月日 1988/1/19(32歳)

☆昨季主要スタッツ

68試合出場

16.6分/試合

6.6得点/試合

5.7リバウンド/試合

0.5アシスト/試合

0.5スティール/試合

1.4ブロック/試合

FG 63.7%

3P 50.0%

FT 64.6%

注目ポイント①　リーグ屈指のショットブロッカー

昨季はリーグ17位となる１試合平均1.4ブロックを記録しました。

出場時間が短いマギーですので、リーグ全体の選手の出場時間を均一にしてみると、ブロック数ではリーグ６位の成績になります。

その前の18-19シーズンには、平均2.0ブロックも記録したことからも、マギーの凄まじいブロック力は分かると思います。

また、リムから５ft以内のDIFF%（ディフェンスした相手のシーズン平均FG%とDFG%の差。ディフェンダーが相手のFG%をどれだけ下げているかの数値）が－11.4％となっており、ゴール下のシュートを外させる能力に長けています。

キャブスはここ２シーズン連続でリーグ最下位のブロック数となっています。

そこにドラモンドとこのマギーが加わったことは、ペイントを守るという点でかなり効果的な補強だったのではないでしょうか。

注目ポイント②　得点はゴール下専門

昨季のマギーは全体の95.4％がペイント内からのシュートでした。

３PTはもちろんミドルシュートもほとんど打ちません。

そのため、FG%もリーグ14位の63.7％と非常に高い数字を叩き出しました。

また、決めたシュートの71.8％が味方のアシストからの得点です。

ピック＆ロールからのアリウープなどがマギーの基本的な得点パターン。

ここで大事なのは、優秀なパサーが味方にいるかどうかということです。

ウォーリアーズ時代はカリーやグリーン、レイカーズ時代はレブロンがマギーのシュートをお膳立てしてくれました。

今のキャブスではどうでしょうか？

マギーが唯一出場したプレシーズンゲームでは、試合開始直後にゴール下でマギーがフリーになるシーンが生まれましたが、ボールを持っていたオコロはバウンズパスをマギーに出しました。

結果、マギーにとっては予想外のバウンズパスでボールが手につかずターンオーバーとなったのですが、その直後に「（パスを）上でくれよ！」とアピールするマギーの姿も見られました。

せっかくマギーというペイント内に強い選手がいるのですから、若い選手には状況に合わせたパスを出せるように成長していってほしいです。

個人的にはガーランドからマギーへのアリウープパスが得点パターンになっていくことに期待しています！

注目ポイント③　少ない出場時間で結果を出せる

マギーはここ８シーズンで１試合平均20分以上出場したのは１シーズンのみと基本的に出場時間が短いです。

これには彼が喘息持ちであるということも関係しています。

キャリアのほとんどがベンチスタートとなっていましたが、ここ2年在籍したレイカーズではスターターとして活躍しました。

スターターとはいえど、昨季も平均16.6分の短い出場時間でした。

ただ、そんな短い出場時間でもチームの勝利に貢献できるのがマギーです。

先ほど述べたブロックや得点に加え、リバウンドなどでも彼の出場時間を考えると、非常に効率の良い働きをしてくれます。

今季はドラモンドに次ぐ2番手センターとして、再びベンチからの出場になると思いますが、短い時間でも効果的な活躍をしてくれるはずです！

注目ポイント④　これまで３度の優勝経験を持つ

マギーはウォーリアーズでの２回の優勝に加え、昨季はレイカーズで３度目の優勝を果たしました。

優勝経験で言うと、キャブスのどの選手よりも豊富です。

マギーはたびたび珍プレーを生み出すことで有名で、あの『Shaqtin’ A Fool』の常連だったので、自分もどこかバカにしていた部分もありました。

それなのに優勝するにつれて、どんどん箔がついていくのを見て、今ではあまり面白い選手だと見れなくなっています（笑）

チャンピオンチームの一員として積み重ねてきた経験は大変貴重なものだと思うので、キャブスのビッグマンたちに伝えていってくれたら嬉しいです！

チームへの合流が遅れて、プレシーズン直前にキャブスにやってきたマギーですが、合流間もないにも関わらず、ベンチから積極的に声をかけるマギーの姿が目立ちました。

有意義なコミュニケーションが行われていることに期待しています！

まとめ

トレードで今季からやってきたマギー。

チームへの合流が最近なので、シーズン序盤は連係ミスなどが多発するかもしれませんが、試合を通して意思疎通をしていってほしいですね！

期待するのはリムプロテクターとしての役割ですが、チーム最年長の選手となるのでプレーだけではなく、若い選手にとってのメンターとしても貢献してもらいたいです！

--------------------------------------------------------

ジャベール・マギーについて、あなたの意見もお待ちしております！

次回は、プロ２年目のルーキー、ディラン・ウィンドラーです！

それではまた！