2021.1.30 @ニックス ここまで1勝1敗。宿敵相手に勝ち越せるか!?
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
本日の相手はニューヨーク・ニックス。
今シーズンはキャブスと2度戦っており、ここまで1勝1敗の成績。
お互いディフェンスに力を入れてここまで予想以上の成績を収めています。
キャブスとしては若干の相性の悪さを感じていますが、なんとか勝利がほしいところです!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オコロ ナンス ドラモンド
Larry is back in the lineup tonight on @FOXSportsCLE! #BeTheFight pic.twitter.com/JG0f9HOJP2
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月30日
欠場:ラブ デラベドバ
第1Q
ディフェンス力が高くてオフェンス力が低いチーム同士の試合らしく、重苦しい試合展開になります。
キャブスは開始4分近く相手に得点を許さなかったものの、その引き換えとしてファウルがかさんでしまいます。
残り8分57秒、オコロが2つ目のファウルで早くもベンチに。
それでも代わりに入ってきたプリンスの3PTなどで13-3とスタートダッシュに成功します!
しかし後半になってニックスの厄介なディフェンスを前に得点できなくなり、5分間で4点しか取れませんでした・・・
その間にリバースやクイックリーといったニックスのベンチメンバーにやられまくり2点差に迫られます。
そして最後もクイックリーがステップバックスリーを決めて、17-19と逆転されたところで第1Q終了。
いつか追いつかれると思っていましたが、ちょっと早すぎない・・・?笑
第2Q
ウィンドラーとセクストンの得点ですぐに24-19とリードを奪い返しますが、バレット
の得点で追いつかれます。
そこからはまたもやシュート全然決まらないタイムに突入。
というか、おそらくニックスのディフェンスを褒めるべきなのだと思います。
ディフェンスの収縮などが徹底されており、キャブスの選手たちはタフなミドルやフローターを選択させられているように感じますね。
このやりたいことをやらせてもらえない感・・・めちゃくちゃモヤモヤします・・・。
ニックスもオフェンスが好調という訳ではないと思いますが、ランドル、バレット、ミッチェルなどがインサイドで着実と得点を稼いでくる印象。
当然点差は離されていき、33-47でハーフタイムに入ります。
あ、残り40秒で先日チームと再び契約したタージギブソンが試合に出てきました。
今季初出場らしいですよ!
第3Q
ハーフタイムでオフェンスを改善してきたのか、セクストンの速攻レイアップやガーランドのロング3PTで45-50と点差を詰めます。
この調子この調子!
その後はお互いに少しずつ点を取り合い、オスマンのコーナー3PTで残り4分27秒、52-56となります。
決して点が取れているわけではないですが、ここまで相手に9点しか与えていないのが大きいですね。
しかし再びの停滞タイムでここから3点しか奪えず・・・
オスマンが速攻のレイアップを2連続で決め切れなかったことも地味に痛いです。
そして残り1分を切ってニックスが怒涛の攻撃。
ランドルがバスカンレイアップを決めると、クイックリーもバスカンダンクをぶち込む!
そして最後もクイックリーがプルアップ3PTを沈めてきたので、1分弱で9点を取られたことになりますね・・・
55-72で第3Q終了。
あれ?さっきまで4点差だったよな・・・?
第4Q
早速、クイックリーが2連続3PTを決めてきます。
完全にキャブスの息の根を止めようとしてますね・・・
ただしこれに触発されたか、ガーランドが躍動し始めます。
2連続3PTに加え、ドライブからフローターも決めました!
開始3分ちょっとでクイックリーとガーランドが8得点ずつ取り合ってます。
こういう若手のやり合いは見ていて楽しいですね!
試合は残り6分18秒、リバースの速攻レイアップが決まって69-88と大差が開いています。
今日の得点ペースを考えると、ほぼほぼ勝負は決まってしまいましたね・・・
ここからウィンドラーの3PTやアレンのプットバックダンクなどで一時12点差にしますが、クイックリーがバケモノすぎます・・・!
セクストンのファウルを受けながらも3PTを成功させてしまい、4点プレーになります。
さらに終盤のランドルやバレットの得点で再び点差を離されていき、81-102で完敗しました・・・
On to Minnesota. #BeTheFight
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月30日
☆主なトピック
その1 オフェンスがダメダメすぎた・・・
この試合、キャブスは今季ワーストの81点しか奪えませんでした。
欠場者が7人か8人くらいいたあの時よりも点が取れなかったことはなかなかショックがデカいです。
FG成功率も34.5%と非常に低く、これも今季ワースト。
ちなみにワースト2位は36.4%だった12月30日のニックス戦です。
ニックスディフェンスに相当苦しめられていることが分かりますね。
セクストンとガーランド以外のスターター3人が5得点以下に抑えられてしまったのも辛かったです。
その2 前回の勝ち試合との違い
1月16日のニックス戦では106-103で勝利することができましたが、今日との違いは何だったのでしょうか?
気になるのはペイント内得点の減少。
16日の試合ではペイント内得点が54点でしたが、今日は38点のみ。
これは今季最少タイの数字です。
今季のキャブスはペイント内得点が50点以下の試合は1勝8敗となっており、インサイドでの得点が生命線となっています。
また、フリースロー試投数も16日の試合は34本だったにも関わらず、今日は18本に止まりました。
ここからもインサイドへのアタックがなかなか出来ていなかったことが分かりますね。
ニックスのディフェンスの収縮が凄すぎました・・・
次の対戦までに攻略法を見つけ出してほしいです!
その3 ランドルにはナンスを
今季のニックスとの3試合、メインでランドルをディフェンスしていたのはナンスでした。
ナンスに守られているときのランドルのFG成功率は41.7%。
反対に、ナンス以外のキャブスの選手に守られているときは68%となっており、マークするのがナンスかそうでないかで大きく差が出ることが分かります。
ちなみに今季ここまでのランドルのFG成功率は47.1%の成績なので、ナンスがリーグ全体で見てもランドルを良く守れている選手であることが分かると思います。
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第2Q 残り7分34秒 ~オコロのパスフェイクからのドライブダンク~
Runway is clear for takeoff! 🛫
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月30日
📺 #CavsKnicks on @FOXSportsCLE pic.twitter.com/WP3hRfrFMz
パスフェイクでディフェンスを置き去りにしてからの、オコロのドライブダンクを選びました。
パスを警戒したバレットは完全にドライブを予期していなかったように見えますね!
ちなみに冷静にパスをさばくシーンも多く見られるオコロですが、ルーキーのフォワード選手の中では最多の平均アシスト数をここまで記録しています!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
RJ・バレット
選出理由・・・要所での活躍が素晴らしかったから
24得点を挙げ、+/−ではチームトップの+27を記録したバレット。
「キャブスいけるんじゃね!?」と思ったタイミングでこのバレットが確実に点を取ってきたのでいやらしかったですね・・・
ガーランド、ウィンドラーとドラフト同期の彼がどんな活躍をしているのかを調べていきたいと思います!
バレットはプロ2年目、20歳の選手。
2019年ドラフトでは1巡目3位という高順位でニックスから指名されました。
周囲からの期待は大きかったですが、ルーキーシーズンとなる昨季はまさかのオールルーキーチームにも選出されず・・・
この悔しさもあったのか、今季はほとんどの面で昨年を上回る成績を残しています!
今シーズンのバレットはランドルに次ぐ第2のスコアラーとして活躍。
得点は昨季の平均14.3点から平均17.8点に上昇させています。
要因としては、まずはプレータイムの増加。
今季はリーグで6位となる平均36.6分のプレータイムを得ています。
主力を長く試合に出すことで有名なシボドーがヘッドコーチということも大きいと思います。
さらにフリースローの成功率も大幅に向上させていることも要因の1つ。
今季フリースローの本数を微増させながら、成功率は61.4%→75.3%となっており、苦手を克服しつつあるようです。
また、ミドルシュートも上手くなっていて、これまた本数を増やしながら成功率も27.1%→40.0%に。
最後にドライブ数を9.8回から13.2回に増やしていること。
これは10試合以上出場している選手の中ではリーグで18番目に多い数字です。
ドライブからのFG成功率も37.1%から43.2%に上昇しています。
今回いろいろ調べてみて、これらが得点力の増加につながっていると思いました!
課題としては3PTの精度でしょう。
昨シーズンも苦しんでいた3PTですが、それでも32.0%の成功率を記録。
今季はそこからさらに成功率を下げ、ここまで28.8%と低い水準になっています。
ニックスというチーム自体がアウトサイドシュートに課題を持つチームですので、個人の課題がそのままチームの課題になってしまっていますね・・・
ここを改善できればバレット自身の得点もさらに伸びると思いますし、チームのオフェンスも格段にやりやすくなるでしょう!
現在はランドルにエースの座を譲っていますが、将来のエースはバレットが担うことを期待されています。
その期待に応えるように今季成長を見せているバレット。
その活躍がチームの勝利にも結び付き始めました。
同じイースタンのチームを応援するファンとしては今後が末恐ろしい存在ですが、1人のNBAファンとしては非常に楽しみな選手です。
ドラフト同期のザイオンやモラントとともにこの世代を盛り上げていってほしいですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ダリアス・ガーランド
スタッツ:24得点3リバウンド1アシスト2スティール0ブロック
キャリアハイとなる24得点を挙げたガーランドを選出しました。
第4Q序盤のクイックリーとの点の取り合いが印象的でした!
NBA歴はガーランドの方が1年長いですが、クイックリーは大学で2年プレーしていたので年齢的には同い年。
お互いに切磋琢磨していってくれたら嬉しいです!
☆終わりに
天敵とも言えるニックスを相手になすすべなく敗戦してしまいました・・・
最後までニックスディフェンスを攻略できませんでしたね。
次の試合での巻き返しに期待です!
次戦は、2月1日(月)、アウェイでのミネソタ・ティンバーウルブズ戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!