2021.1.12 vsグリズリーズ ようやく2021年最初のホーム戦!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
本日の相手はメンフィス・グリズリーズ。
4日前と同様、モラントとJJJはケガで欠場しています。
前回の対戦はキャブスがロースコアを勝ち切った試合でしたが、今日もそんな試合展開にしたいですね!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ドットソン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
欠場:ラブ エクサム セクストン KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ
第1Q
試合前の公式Twitterでセクストンの先発が予定されていましたが、直前に変更されドットソンがスターターで出場です。
試合は、オコロのユーロステップからのレイアップで先制。
続いてドラモンドからナンスへのアリウープダンク!
ナンスをマークするクラークにドットソンがスクリーンをかけ、無人のゴール下に走りこんだナンスにドラモンドがアリウープパスを出すという、ビッグマン2人主体のプレーでした。
お次は、その逆でナンスのバウンスパスからドラモンドのダンク!
さらにナンスの3PT、ドットソンのフローターで残り8分50秒、11-3としたところでグリズリーズのタイムアウト。
え、何ですかこの強いチームのバスケは!
良いプレーづくしの3分間でした!
タイムアウト後も、オスマンの3PT、ナンスの2本目の3PTでオフェンスの勢いは止まらず!
久々にこんなに得点が入るキャブスを見ました!
しかし、徐々に得点が入らなくなると、その間にグリズリーズが積極的なドライブから追い上げを見せてきます。
21-16となったところで新加入のヨギ・フェレルのジャンパーが決まり、彼にとって初得点を挙げます。
カイルアンダーソンのフリースローで同点にされますが、最後にマギーがCoast to Coastからのレイアップを沈め、27-24で終了。
最初は調子よかったのに最後には3点差まで詰められてしまいました・・・。
第2Q
バランチュナスのフックシュートで1点差にされると、この日グリズリーズにとって初スリーとなるグレイソンアレンの3PTで逆転を許します。
その後、何度かリードチェンジを繰り返しますが、オコロ、ヨギフェレルの3PTで7点リード!
残り3分30秒、ドットソンが3個目のファウルでベンチに下がります。
うぅ・・・これは痛い。ドットソンが今のキャブスでは1番良いハンドラーですから。
そしてこの後から完全にグリズリーズペースとなります。
キャブスがイージーなレイアップを外したりターンオーバーしたりフリースローを外したり、いろいろやらかしている間に、タイアスジョーンズやメルトンのドライブから失点を重ね、逆転。
46-47でハーフタイムに突入します。
第3Q
第3Qに弱いキャブスですが、今日も悪い意味でいつも通り。
明らかにドライブの数を増やしてきたグリズリーズは、タイアスジョーンズ、ブルックス、クラークなどスピードがある選手が簡単にペイント内に侵入してきて得点。
最大16点差をつけられてしまいます・・・。
スピードで完全に負けてしまっていますね。
残り1分41秒、スピードに対抗してヨギフェレル・ドットソン・スティーブンス・オスマンを同時に起用するという、ビッグマンを多用してきたキャブスらしくないスモールな布陣で挑むと、試合の流れは好転。
速いオフェンスからドットソンがコーナー3PTを決めると、オスマンがレイアップでバスケットカウント。
さらに、マギーのスクリーンからオスマンがもう1本3PTを決めて第3Q終了!
このラインナップにしてから9-2のランを決めて71-77まで迫ることができました!
第4Q
前のクォーター終盤で調子の良かったラインナップを継続。
すぐにオスマンの3PTで3点差にします!
その後はお互いにバタバタした展開になりますが、4人のスピードで簡単にペイントに入らせず、入ってきたとしても最後はマギーがブロックを狙うというディフェンスでグリズリーズに得点させません。
そしてスティーブンスがタフなプルアップジャンパーを沈め、76-77の1点差に!
しかしバランチュナスのプットバック、クラークのダンクで5点差にされたところでタイムアウトを取ります。
ここからはメンバーをスターターに戻して戦います。
ベンチメンバーがここまで頑張ってくれたから何とか勝利を!
ナンスの3PT、ドラモンドのダンクで81-81、再び同点に!
そしてドラモンドのフリースロー、ドットソンのタップシュートで残り6分43秒、84-81とリードします!
しかしカイルアンダーソンのフリースローとプルアップジャンパーで同点にされると、メルトンの3PTで86-89。
そこからはジリジリとした終盤となり、思うように得点できません・・・。
バランチュナスのプットバック、タイアスジョーンズのフリースローで残り1分15秒、90-96。
残り1分を切り、ドラモンドが痛恨のターンオーバー・・・。
そしてブルックスのロング3PTが決まってしまい、90-99・・・。
これがダメ押し点でしたね。
結局、91-101で悔しい敗戦となりました。
Back against Utah tomorrow.
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月12日
But first, #GoBuckeyes pic.twitter.com/sCbwUDeDVs
☆主なトピック
その1 ヨギ・フェレルが加入
度重なるPG陣の負傷を受け、10日間契約でヨギ・フェレルが加入し、すぐさま今日の試合に出場。
フェレルは直近2シーズン、キングスに所属していたポイントガード。
その前の2017-18シーズンに所属していたマブスでは82試合に出場し平均2ケタ得点を挙げていましたが、キングスではシュートの成功率を下げ構想外に。
そして今季は所属先がないまま開幕を迎えましたが、この度のキャブスとの契約になりました。
キャブスでの初戦となるこの試合は、9得点1アシスト2スティールの成績。
コミュニケーション不足によるターンオーバーもありましたが、苦しい時間に得点を決めてくれるのは非常に助かりました!
それでも正直、ロスターの編成上、長いお付き合いにはならなそうですが、キャブスでのプレーが他のチームの目に留まることもあるかもしれません!
その2 ペイント内失点
この試合のペイント内の得点はキャブスが42点でグリズリーズが62点。
ペイント内が主な得点源のキャブスですが、やりたいバスケをグリズリーズにやられてしまう結果になりました。
グリズリーズの3PTの成功率を25%に抑えていただけに、これは悔しいですね。
スピードのある相手ガードをどうディフェンスしていくかが、今後のカギになっていきそうです。
その3 選手のプレータイムの長さ
2試合連続で9人でローテーションを回しているキャブス。
ここ最近、主力選手たちが40分近く出場する試合が続いており、疲労の蓄積がケガにつながらないかは心配なところです。
フェレルの加入こそありましたがまだまだ人員の少なさは大問題なので、これ以上の負傷者が出ないよう、健康管理とプレータイムの管理はよろしく頼みます!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第3Q 残り8分46秒 ~オコロのワンマン速攻からのワンハンドダンク~
SHEESH! 🥶 pic.twitter.com/H3vgKnyZKF
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月12日
バックス戦に続いて、オコロの速攻を選出しました。
クラークがロストしたボールにすぐに反応したオコロはボールを拾ってドリブル。
クラークがオコロを追いかけますが、速いドリブルからそのままのスピードでダンクをぶち込みました!
クラークもスピードのある選手ですが、そのディフェンスが間に合わないほどのスピードで決めたドライブダンクの力強さに驚かされましたね!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
カイル・アンダーソン
選出理由・・・ジャンプボール前のフロッピングが酷すぎたから
まずはこの動画を見てください。
Kyle Anderson flopping on the jump ball circle has to be seen pic.twitter.com/M3DNJ6z1V4
— Fastbreak Breakfast (@fastbreakbreak) 2021年1月12日
お前は体幹ゼロなんか!笑
円の内側に入っているカイルをドラモンドが軽く外に押し出そうとしますが、大げさに倒れるカイル。
これにはドラモンドも笑っていましたね。
これが面白すぎたので、今回はカイルを選択!
カイルアンダーソンはプロ7年目の27歳。
そのプレースタイルなどから27歳とは思えない渋さを持っていますが、これまでの所属チームもスパーズ→グリズリーズとこれまた渋い!笑
彼のプレーの特徴は、「スローモー」という愛称の通り、まるでスローモーションを見ているようにゆっくりなんです。
スピードが速すぎて付いてこれないことがあるように、遅すぎて付いてこれないこともあることを彼のプレーから学びました。
カイルは攻守でバランスの良い選手。
意外にもこれまで平均2ケタ得点を挙げたシーズンはありませんでしたが、今季は平均13.5得点をマーク。
チーム内の序列も上がり、今季は昨季までのFG試投数の2倍ほどのシュートを放っています。
肩の負傷もあってここ2シーズンは3PT%が20%台でしたが、今季はここまで30%以上で来れているのも好調の要因の一つです。
またパスの視野も広く、それでいてターンオーバーの少ない選手なのでAST/TOの値も良好です。
そして、その長いウイングスパンを活かしたディフェンスも彼の魅力の一つ。
昨季のグリズリーズのDEFレーティングは、カイルがオンコート時は105.8ですがオフコート時は109.9とかなり低下することからも、彼の守備力はチームに欠かせないものだと思います。
今季、得点以外にも多くのスタッツでキャリアハイのシーズンを送っているカイルアンダーソン。
モラントとJJJという二大看板が離脱しているグリズリーズを支えてくれています。
フルメンバー揃ったグリズリーズでどんな活躍をしてくれるのかにも注目したいですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
デイミアン・ドットソン
スタッツ:14得点3リバウンド6アシスト1スティール1ブロック
臨時で任されているPGというポジションで予想以上の働きをしてくれているドットソンを選出しました!
他のスターター陣が軒並み+/−でマイナス2ケタを記録している中、ドットソンは±0。
スモールなメンバーで一気に点差を詰めたときも中心人物でしたし、ドットソンがファウルトラブルでベンチに下がった時間にチームが圧倒されたことからも、その重要性は確かだと思います。
またセクストンが欠場しているここ3試合のアシスト数は6→8→6となっており、パスでも貢献してくれています!
☆終わりに
4日前と同様に、ロースコアでの接戦となったグリズリーズ戦でしたが、今回は敗戦となってしまいました・・・。
8試合連続で100得点に達していないオフェンスが苦しいところですね。
次戦は、明日1月13日(水)、ホームでのユタ・ジャズ戦!
ここにもゴベールというリーグ屈指のディフェンダーがいるので苦しい展開が予想できてしまいますが、なんとか活路を見出してほしいです!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!