2021.1.16 vsニックス サプライズチーム同士の一戦は超接戦に!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
本日の相手はニューヨーク・ニックス。
キャブスと同じく今季サプライズチームとなっているニックスですが、キャブスにとってはプレシーズンも含めて3連敗を喫している相手。
苦手意識を生まないためにも、今日はリベンジを果たしたいところです!
また、先日のトレードで加入したアレンとプリンスのデビューが期待されていましたが、トレードの手続き云々でベンチにはいますが出場は叶わず・・・!
しかし、前の試合を欠場したドラモンドが出場できるのは嬉しいニュースです!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ドットソン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
Tonight’s starting five. #BeTheFight pic.twitter.com/V2Yv0YMN3n
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月16日
欠場:ラブ セクストン ウィンドラー ガーランド プリンス デラベドバ アレン
第1Q
いきなり24秒バイオレーションをとられるという怪しい出だしになりますが、ドットソンのレイアップ、ナンスの3PTで序盤の主導権を握ります。
さらに、前のジャズ戦で不調だったオスマンがこの日は絶好調!
オコロのアシストから3PTを決めると、ロブパスでドラモンドのアリウープダンクを演出します!
ただ、ニックスもバレットやランドルを中心に追いすがってきます。
終盤はドラモンドがオフェンスリバウンドを奪いまくり、フリースローを獲得します。
これによってノエルから2つ目のファウルを引き出すことに成功しました。
最後にクイックリーの3PTをオコロがブロックしたところで第1Q終了!
第2Q
クイックリーがドライブでキャブスディフェンスを切り裂き、フローターを決めたりアシストしたり躍動し始めます。
28-31と逆転されたところでタイムアウトを取ります。
タイムアウト後にオスマンの3PTで再逆転に成功しますが、ノックスとクイックリーの3PTで再びビハインドを背負います。
その後、ニックスの若干リードで時間が進みますが、残り4分3秒、ドラモンドがオフェンスリバウンドからレイアップを決め、これがバスケットカウントに!
カウントワンスローもしっかり沈め、47-46と逆転に成功!
さらにナンスのパスからオスマンが速攻のレイアップを決めます!
終盤は得意のスティールからトランジションオフェンスを仕掛け、フリースローを連続で獲得し、しぶとく加点。
57-55と若干リードしてハーフタイムへ!
第3Q
バレットの得点で再びリードを許しますが、そこからはシーソーゲームに。
この接戦の流れを変えたのはオスマン!
ドライブレイアップや2本の3PTなど連続10得点を挙げ、一気に80-68と2桁リードを奪います!
このままセーフティリードを築きたいところでしたが、残り約3分間をキャブスは無得点で過ごします。
その間にクイックリーとランドルがレイアップに3PTと連続で得点していき、まさかの80-80の同点となります。
なんやこのジェットコースター展開は!笑
第4Q
ドットソン・スティーブンス・オコロ・オスマン・ドラモンドとウイングを多く並べたラインナップでスタートしますが、ランドルの連続得点で開始1分ほどで4点差をつけられたところでタイムアウト。
タイムアウト後、オコロの3PTがついに決まり、さらにドラモンドのターンからのフックシュートで85-84に!
その後もドラモンドからのアウトレットパスからオスマンが速攻のレイアップを決めたり、ナンスのアリウープダンクが炸裂します!
10点差くらいつけて相手の心をへし折りたいところですが、ニックスもランドルがタフなジャンパーを沈めてくるなど、5点差以内で追いかけてきます。
そのままクラッチタイムに突入!
残り3分を切り、ドットソンがこの日8本目の3PT試投にして初めての3PTを沈め、98-93に!
しかしクイックリーのフリースロー、バレットの超タフなミドルシュートが決まってしまい、98-97。
次のニックスのオフェンス、バレットのドリブルをドラモンドがスティール!(おそらくキックボールです・・・笑)
そのボールをドットソンが受けて速攻に走りますがファウルを受けます。
このプレーがビデオでの検証の末、クリアパスと判断され、キャブスにフリースロー2本と攻撃権が与えられます。
このフリースローをドットソンが2本とも沈め、直後のオフェンス。
ドットソンがミッチェルのブロックをかわしながらドライブレイアップを決めます!
これで102-97!
ドットソン最高だぜ!
残り56秒、ドラモンドがブロックに来ているにも関わらずランドルがえげつないダンクをかまし102-99。
3点差で迎えた残り39.3秒、オスマンがインバウンドパスを相手にスティールされブロックが速攻に走りますが、オスマンが自らスティールを奪い、事なきを得ます。
いや~焦らせないでよ・・・
ここからニックスはファウルゲームを仕掛けてきます。
まずは残り23.7秒、ドラモンドのフリースロー。
3点差なので最低1本は決めて2ポゼッション差にしたいところですが、1本目を落とします(やばい)
2本目を何とか決め、103-99に(ホッ。。)
ニックスがタイムアウトを取り、サイドラインから再開。
ここで、インバウンドパスを受け取ったバレットの一瞬の隙を見逃さず、ドラモンドが値千金のスティール。
そこからフリースローをもらい、1本を沈め104-99。
これはデカいぞ!
クイックリーがドライブからレイアップを沈め、すぐにオコロがフリースローをゲット。
これを2本とも成功させて106-101。
残り時間を考えても、これで実質勝負ありでした!
残り1秒でクイックリーがレイアップを決めたところで試合終了!
終盤の痺れる展開を制し、106-103で勝利しました!!!
☆主なトピック
その1 10試合ぶりの100得点!
相次ぐ主力のケガにより得点を奪える選手が少なくなっており、キャブスは9試合連続で100得点未満を記録していました。
年々ハイペースになっていく現代NBAにおいては信じられない成績ですが、それでも何勝かできていたことが凄いことですね(笑)
この記録は12月30日のニックス戦から続いており、ニックスで始まった記録をニックスで途絶えさせることができました。
近日中にセクストンやガーランドは復帰する予定ですし、アレンとプリンスの加入もあるので得点力も向上していくでしょう!
その2 2NDチャンスポイントが勝負の分かれ目
この試合の2NDチャンスポイントはニックスが7点に対してキャブスは18点。
ここで相手を上回ることができたのが、この接戦において非常に大きかったです。
オフェンスリバウンドで見ても、キャブスが14でニックスが7。
特にドラモンドが7個のオフェンスリバウンドを奪ってくれました!
その3 トランジションオフェンス
キャブスはファストブレイクポイントで20点を記録。
これは開幕戦のCHA戦の21点に次いで今季2番目の多さでした。
今季は相手のターンオーバーを誘って、そこからの速いオフェンスをウリにしているキャブス。
その狙い通りの展開で得点を重ねることができましたね!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り1分5秒 ~ドットソンの実質4ポイントプレー~
.@wholeteamDot puts the @cavs up five!#CavsKnicks | #BeTheFight pic.twitter.com/f9hWbtGxjO
— FOX Sports Cleveland (@FOXSportsCLE) 2021年1月16日
98-97の大接戦の場面、ドラモンドが相手からボールをスティールし、そのボールを受け取ったドットソンはクリアパスファウルをもらいます。
そのフリースローを2本決め、もらった攻撃権ではミッチェルのブロックが飛んでくる中ドライブレイアップをねじ込みました。
この一連の流れによって、わずか1点リードだった点差が5点リードに!
試合のターニングポイントはここでしたね!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
イマニュエル・クイックリー
選出理由・・・キャブスディフェンスを置いてけぼりにするスピードが凄かったから
めっちゃ速いドライブとめっちゃ決まる3PTでキャブスディフェンスを切り刻んでいったクイックリー。
気になったので調べてみます!
クイックリーはケンタッキー大出身の21歳のルーキー。
ケンタッキー大で2シーズンをプレーしたのち、2020年ドラフト1巡目25位でNBA入りを果たしました。
魅力は得点力。
今季はこの試合までで平均9.1得点を挙げており、これはルーキー内で第10位の成績です。
特筆すべきは、そのルーキー内での得点TOP10の選手たち全員が平均20分以上のプレータイムを得ていることに対して、クイックリーは平均17.9分であること。
時間当たりで考えるとルーキー内ではトップレベルの得点力を示していることが分かります。
クイックリーはインサイドでもアウトサイドでも得点が取れる選手ですが、ニックスが期待しているのはアウトサイドの方でしょう。
なぜなら現在のニックスに所属するPGはペイトン、ニリキナ、DSJなどシューティング能力に課題がある選手ばかり。
その中でクイックリーだけが3PTを確率良く決められる選手なので、スペースを空けることにもつながりそう。
この試合までで3PT成功率は32.3%ですが、大学では42.8%を記録していたこともあり、今後上昇していくでしょう。
ここまでFT成功率で95.2%と非常に高い成績を残していることからも、単純なシュート力で良いものを持っていることが感じられますね!
シボドーHCのもとディフェンスに力を入れているニックスですが、クイックリーはそのディフェンス力にも定評があるそうで、調べれば調べるほどにニックスのニーズにぴったりと合った選手と言えそうです!
バレット、ミッチェルという軸に、ルーキーのクイックリー、トッピンが加わったことで、いよいよ有望な若手選手が各ポジションに揃ってきたニックス。
クイックリーのさらなる成長が脅威であるとともに楽しみで仕方ありません!
実はこのコーナーでルーキーを取り扱うのは初めてでした・・・
なのでデータ不足感は否めなかったので、もう少しシーズンが経過したらまた調べたいですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
アンドレ・ドラモンド
スタッツ:33得点23リバウンド3アシスト2スティール2ブロック
正直途中まではオスマンを選出しようと思っていましたが、最終盤のインバウンドパスでのターンオーバーが酷かったのでお預けに・・・笑
今日のドラモンドは怪物級でした。
まずは33得点23リバウンドというモンスタースタッツ!
30得点以上&20リバウンド以上の成績は、キャブスの歴史では2004年のカルロス・ブーザーに次いで6人目の大記録だそうです!
また、最後の最後にはチームの窮地を救うスティールを奪います。
攻守にキーマンとなったドラモンドでした。
☆終わりに
予想外の躍進を見せているチーム同士の接戦は、キャブスに軍配が上がりました!
いやぁ~本当に嬉しいですね!
次戦は、ウィザーズとの連戦がリーグの規定により延期になったため、少し空いて1月21日(木)、ホームでのブルックリン・ネッツ戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!