2021.2.1 @ウルブズ ウルブズとの2日連続試合~第1ラウンド~
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
本日の相手はミネソタ・ティンバーウルブズ。
今日と明日で連日での対戦となります。
現在、KATの離脱もあってウェスタンカンファレンス最下位となっているウルブズ。
キャブスとしてはこの連戦を終えるとその後はクリッパーズ、バックス、サンズ、ナゲッツと強豪との試合が続くので、ここは連勝して今のうちに貯金を作っておきたいところです!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オコロ ナンス ドラモンド
The starters in MPLS. #BeTheFight pic.twitter.com/8bAAa6S9sm
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年2月1日
欠場:ラブ デラベドバ
第1Q
最初のポゼッションでドラモンドがオフェンスファウルをするという怪しい立ち上がりになりますが、その後はドラモンドを中心に順調に得点を重ねます。
しかし、開始4分でガーランドが2ファウルでベンチへ。
さらに開始6分にはナンスも2ファウルでベンチに下がります。
ウルブズはビーズリーやエドワーズの3PTでキャブスのゾーンディフェンスの隙を突いてきます。
キャブスも徹底的に中に切り込んでいって得点していき、試合はハイペースに進行。
残り3分、セクストンが足首を痛めて一旦ベンチに下がり、2ファウルのガーランドが出てきます。
しかし1分ほどで3つ目のファウルをしてしまい再びベンチへ。
ドットソンが臨時PGとして出てきました。
このクォーターは35-30で終了。
リードこそしていますが、ガーランドとナンスのファウルトラブルとセクストンのケガがどう響いてくるでしょうか・・・?
第2Q
開始直後に一時逆転を許しますが、ドットソンがドライブから3連続得点を奪い、再びリードを得ます。
残り7分40秒、セクストンがゲームに戻ってきます。
ただ、足首をまだ気にしている素振りも見られるので少し心配ではあります・・・
それでもいつも通り積極的にドライブしていってレイアップやフローターを決めてくれるクストン。
頼りになります!
しかしターンオーバーを連続でしてしまい、そこから失点。
最後にビーズリーがタフな3PTを決めてきたところで第2Q終了。
61-55で試合を折り返します。
第3Q
前半主にペイント内で得点していったキャブスですが、後半はウルブズがインサイドのディフェンス意識を高めてきて簡単に点が取れなくなってきました。
そしてウルブズは3PTをしきりに狙ってきます。
D-Loやエドワーズの3PTなど、開始4分間で4本の3PTを決めてきました。
これによって同点に追いつかれてしまいます。
ここからは一進一退の攻防に。
キャブスはガーランドからのアシストで得点。
しかしガーランド自身はシュートがなかなか決まらず、そこから速攻を受けてしまっています。
終盤はルビオがさすがのプレーメイク力で味方をアシストしていき、ウルブズが若干のリード。
86-88で勝負は最終クォーターに移ります。
第4Q
開始からセクストンが積極的にミドルを打っていきますが、確率はイマイチ・・・
開始5分でキャブスは4点しか奪えず、ディアンジェロの3PTで90-95となったところでタイムアウトを取り、立て直しを図ります。
しかし、タイムアウト後もあまり意図の読めないオフェンスが続き、ドラモンドがひたすらポストオフェンスを仕掛けるだけの時間帯が続きます。
そしてここまで大人しかったD-Loがノッてきてしまい、連続3PTで11点差に・・・
さらにキャブスは不注意なパスミスでターンオーバーを犯し、自ら攻撃権を失っています・・・
終盤、ガーランドの得点で追い上げを見せ、残り10秒を切ったところでガーランドの3PTで4点差に迫りますが時すでに遅し。
ファウルゲームに行きましたが、しっかりとフリースローを決められて逆転の芽を摘まれてしまいました・・・
104-109で試合終了です。
Same time tomorrow on our home floor. #BeTheFight
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年2月1日
☆主なトピック
その1 ターンオーバーとそこからの失点が痛手に
キャブスはチームで19個ものターンオーバーをしてしまいました。
そして、ターンオーバーからの失点は29点を数え、これは今季最多の数字。
相手に与えたファストブレイクポイントも今季最多タイの得点数であったことからも、ミスからの速攻で失点を重ねていたことが分かります。
今日の試合は自滅してしまった感が否めないですね・・・
その2 リバウンドでは圧倒していた
キャブスは今季最多の55リバウンドを獲得。
対してウルブズは34リバウンドであったことからもリバウンド争いでは圧倒的に優位に立っていたことが分かります。
ウルブズはセンターがエドデイビスくらいしかいませんでしたし、そのエドデイビスもリバウンドが得意とは言えない選手ですので、こういう結果になったのだと考えられます。
ドラモンドの22リバウンドはまぁ良い意味で見慣れた数字ですが、ナンスがシーズンハイの16リバウンドを獲得しました。
その3 ペイント内偏重のオフェンス
その2で書いた、リバウンドで圧倒していたことにも通じるのですが、ペイント内を徹底的に攻めた結果、ペイント内得点は今季最高の72点を記録しました。
反対に3PTの試投数は今季最少の16本のみ。
ここまでの最少が21本だったことからも、今日の試合が特別少なかったことが分かると思います。
キャブスは今日の試合を除いて、ペイント内で62点以上取った試合は6試合あり、そしてそのすべての試合で勝利していました。
今日が初の敗戦ということになります。
どんなにペイント内で得点できても3PTがないと勝ちにくいということでしょうかね・・・?
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第2Q 残り8分17秒 ~アレンの反転からのレフトハンドダンク~
Yowwwwww, @_bigjayy_!#CavsWolves | #BeTheFight pic.twitter.com/sH5NsHR0lF
— FOX Sports Cleveland (@FOXSportsCLE) 2021年2月1日
オフェンスリバウンドを取ったナンスからパスをもらったアレンは、ディフェンダーに体をぶつけてから反転。
そしてその回転の勢いのまま左手でダンクを決めました!
まだ数試合しか見れていませんが、アレンは左手のシュートも器用なように感じています。
そしてダンクにブロックと数々のハイライトプレーを生み出せる選手なので、今後もこのコーナーで彼のプレーを紹介する機会が多そうです!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
マリク・ビーズリー
選出理由・・・この試合23得点を挙げたし、ウルブズに来てから活躍しているらしいから
3PT5本を含む23得点を挙げたビーズリー。
ナゲッツ時代も良い選手でしたが、昨シーズン途中にトレードでウルブズに加入してからはさらに成績を伸ばしていると噂に聞いたので調べてみたいと思います!
ビーズリーはプロ5年目、24歳の選手。
ナゲッツ時代のプロ3年目に飛躍を遂げましたが、同ポジションのゲイリーハリスが優先されていた影響で昨シーズンの途中にトレードでウルブズに移籍しました。
そしてウルブズでスターターの座を得て、多くのプレータイムをもらったビーズリーは大幅にスタッツを伸ばすことに成功しています!
昨シーズンの移籍前は平均18.2分の出場時間だったのが移籍後は平均33.1分に急増。
そして得点も平均7.9点から平均20.7点と約2.6倍に上昇させました。
昨シーズンは移籍後14試合の出場でシーズンが終わってしまったためスモールサンプルによる一時的な活躍だった恐れもありましたが、今季もここまで平均20.2点を取っており、昨季の活躍がまぐれではなかったことを証明しています。
ビーズリーの主な得点源は3PTシュート。
今季はここまでリーグで17番目に多い1試合平均7.7本の3PTを放っており、成功率は38.4%となっています。
昨シーズンの移籍後は42.6%の成功率を残していたので、この先成功率が40%を超えてくることもありそうですね!
3PTの中でもキャッチ&シュートでの3PTが多く、これに関しては今季リーグで9番目に多くの試投数となっているのもポイントです。
そしてビーズリーのもう1つの得点源は速攻での得点。
今シーズンのファストブレイクポイント3.3点は、ここまで10試合以上出場している選手の中では13位の成績。
速攻の際は先頭を走って点を取れる選手だということが分かります。
どうりで今日のキャブスもトランジションで失点しまくるわけですわ・・・
3PTと速攻という2つの武器が現在のビーズリーの活躍を支えていると感じました!
ウルブズではKATとラッセルに続く、第3のポイントゲッターとして活躍が期待されているビーズリー。
将来的にはエドワーズが台頭してくると思いますが、現在のところは3番手であるはずです。
ビーズリーの成績を見る限りだと第3の男にしておくには惜しいくらいの得点力があると感じました。
ただ、KATとD-Loが揃った試合は昨シーズンから数えてまだ5試合しかないんです・・・
なのでここまでの成績は2ndオプションだったから残せていたという可能性はあります。
この先KATが復帰してダブルエースが揃った時にビーズリーがどのような活躍をできるのかは注目したいポイントですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
アイザック・オコロ
スタッツ:13得点2リバウンド4アシスト0スティール0ブロック
キャリアハイタイとなる13得点を挙げたオコロを選出しました。
今日は同じくルーキーでドラ1のエドワーズが得点で活躍していましたが、オコロは別のやり方で活躍できる選手です。
ここまで目立つ活躍をしているわけではないですが、チームの勝利に必要な活躍をしてくれています。
この試合はキャブスのあらゆる選手がターンオーバーを連発していましたが、オコロはターンオーバー0。
もっとルーキーらしくミスもしていいんだよと言いたくなりますね(笑)
☆終わりに
今後の日程的にもこのウルブズとの2連戦で連勝しておきたかったのですが、1戦目を落としてしまいました。
自分たちのミスが敗因となった試合だったので、その分悔しさも大きいです。
このモヤモヤも明日の試合でリベンジできれば発散できるはずなので、次戦に期待しましょう!
次戦は、2月2日(火)、ホームでのミネソタ・ティンバーウルブズ戦です!
それではまた!