2021.1.28 vsピストンズ 勝てば勝率5割復帰!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
本日の相手はデトロイト・ピストンズ。
今シーズン2回目の対戦です。
前回はダブルオーバータイムにもつれる激戦をキャブスが制しました。
ピストンズは現在グリフィンとキリアンヘイズが欠場中。
現時点でリーグ下位に沈んでいて、戦力もダウンしているピストンズ相手なので、ここで連敗を止めておきたいですね!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オコロ オスマン ドラモンド
The starting squad. #BeTheFight pic.twitter.com/EZ0gBDEpnw
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月27日
欠場:ラブ デラベドバ ナンス
第1Q
怪我から復帰後、3試合連続でベンチスタートとなっていたガーランドが先発出場。
放送途中に情報が流れましたが、ガーランドとセクストンが両方スターターの試合は、今季4勝2敗なんだそうです!
これは良い情報!期待大です!
というか、この2人が揃ってスタートだった試合って今シーズンまだ6試合しかないんですね・・・!
試合はピストンズが3PTを積極的に放ってきて3-9からのスタートとなります。
それでもセクストンとドラモンドの得点で追い上げを見せ、セクストンがベンチに下がってからはガーランドが頑張りを見せます!
まずはドライブからスクープショットを決めると、次はステップバックスリーをヒット!
特にステップバックスリーはこれまで持ち前のスキルで良い形を作っても外れてしまっていたので、ついに決まったぞと興奮しました!
これで17-18になり、プリンスのフリースローで同点に。
さらにドラモンドのタップシュートで初のリードを奪います!
終盤は再建チーム同士らしくお互いにターンオーバーをし合う展開になりますが、キャブスがリードを保って32-28で第1Qを終えます。
第2Q
ウィンドラーのスティールからプリンスがアウトレットパスを出し、ドットソンが速攻のレイアップを決めたところで38-30。
タイムアウト後からキャブスの得点がピタッと止まり、ピストンズがグラントを中心に連続得点。
セクストンが足首を痛めて交代するなど悪い流れになっていきます・・・
ライトの3PTでついに42-44、逆転されてしまいました。
その後もエリントンやグラントの得点で引き離され45-53に。
ナンスがいない影響でオコロが自分より8cmほど高いグラントをマークしなければいけないのも苦しいところです。
さらに前半でオフェンスリバウンドを9つも献上しているのもうまくいかない原因ですね。
それでもウィンドラーがドラモンドからの良いパスでレイアップを決めると、最後はドラモンドがレイアップを決め、これがバスケットカウントに!
3点プレーを成功させ、54-56まで追い上げて試合は後半に進みます。
第3Q
ピストンズが開始1分半の間に3個のターンオーバーを犯し、その間にオスマンの3PT、ガーランドの速攻レイアップで59-56と逆転します。
その後もオコロやウィンドラーの3PTでリードを守りますが、グラントの3PTで69-69の同点に。
ドラモンドが雑なシュートを繰り返していましたが、アレンに交代してから流れは好転。
ガーランドの3PTに続いて、プリンスがステップバックスリー、ユーロステップからのレイアップを沈め81-74となります。
やはりアレン&プリンスの時間は安心感が違いますね!
さらにもう1本プリンスの3PT、そしてアレンのジャンパーで加点。
第2Qのラストディフェンスに続いて、このクォーターのラストにもディフェンスのためにオコロがワンポイント出場。
ここからもディフェンスでの信頼度の高さがうかがえますね!
そしてしっかりと守り切り、90-82で最終クォーターへ!
第4Q
ピストンズは第3Qまで出場がなかったオカフォーを出だしから起用してきますが、キャブスは一気に試合を決めにかかります。
連続で得点を挙げていき、オフボールスクリーンでフリーになったウィンドラーにセクストンがパスを出し、しっかりと3PTをイン!
これで99-86となりました。
さらにセクストンのフローター、オスマンのフィンガーロールで加点すると、オコロが速攻からバスカンのレイアップを決め、106-88に!
ユーロステップから体勢を崩しながら左手でねじ込みました!
正直、ここからは安心して試合を観れましたね。
フリースローこそ多く与えてしまいましたが大きな連続失点はなく、逆にキャブスは伸び伸びとプレーできたおかげでハイライトプレーもいくつか生まれました。
プリンスのビハインドザバックパスからドラモンドのダンク、さらにセクストンのパスからドラモンドが左手で豪快なコンタクトダンクをするといったプレーが出ました!
残り1分53秒でピストンズは主力を下げ、このまま試合は無事終了。
122-107で快勝を収めました!
Safe to say we earned the buffs tonight. 😎 #BeTheFight pic.twitter.com/S82rAtk7OK
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月28日
☆主なトピック
その1 オフェンス絶好調!
この試合のキャブスのFG成功率は54.0%、3PT成功率は52.4%でいずれも今季最高の確率でした!
ピストンズのターンオーバーが多かったため、そこからの速攻で確率の高いシュートを打てたことが要因として考えられます。
また、チームの点取り屋であるセクストンが今シーズン効率よく得点しているのもポイント。
今日もFG成功率71.4%という超高確率で29得点を稼ぎ出しました。
その2 ターンオーバーを多く誘発
この試合でピストンズは22ものターンオーバーを犯しました。
これは今季キャブスが相手のターンオーバーを奪った数字としては2番目に多い数字。
そしてターンオーバーからの得点で30点を奪い、これは今季3番目に多いです。
今シーズン積極的にスティールを狙っているキャブスは、対戦相手から平均17.8個のターンオーバーを誘い出しており、これはリーグ1位の成績。
今後も相手のミスを突いていければ、ある程度の勝ち星は計算できそうです!
その3 相手の3P%は相変わらず高い
ピストンズはこの試合で40.7%の成功率で3PTを決めてきました。
まぁ、キャブスとしてはいつも通り高い確率で沈められていますね。
キャブスの今季の被3P%は38.9%で、リーグで3番目に高い数字です。
しかし打たれている数は1試合平均33.8本でこれはリーグ11番目に少ない本数。
ある程度の確率で決められることは許しているものの、たくさん打たれることは許さないといったディフェンスをしているのでしょうか。
ある程度の3PTを許容して中を固めるというディフェンスは、どこかバックスに似たようなものを感じます。
これで現状リーグ7位のディフェンスレーティングを維持しているのだから、狙い通りとも言えるのかもしれませんね!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り2分52秒 ~ドラモンドのレフトハンドダンク~
ICYMI … here’s that @AndreDrummond poster jam again 👀 pic.twitter.com/iavm1UK3Sa
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月28日
試合の勝敗もほぼ決まった時間でしたが、セクストンのバウンスパスを受け取ったドラモンドはそのままリムに突っ込み、プラムリーのコンタクトがあったにもかかわらず左手のワンハンドダンクを叩き込みました!
ダンクに行くまでの動作が力強く、そして素早かったため思わず声が出てしまいましたよ。
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ジェラミ・グラント
選出理由・・・完全にピストンズのエースになっていたから
この試合、チーム最高の26得点を挙げたグラント。
グリフィンが欠場していたからというのもあるのかもしれませんが、完全にエースムーブをかましていました!
良い選手とは分かっていますが、どんな選手なのかはよく知らなかったので調べてみます!
グラントはプロ6年目、26歳の選手。
サンダーでブレイクしたのちナゲッツで1年プレーし、チームのカンファレンスファイナル進出に貢献。
ナゲッツとの再契約が濃厚とみられていましたが、さらなる役割を求めてFAでピストンズに加入しました。
実際、グラントが求める大きな役割をピストンズでは得られているのでしょうか・・・?
調べてみたところ、ここまでは確実に「Yes」と答えられると思います。
まずはプレータイム。
昨季は平均26.6分の出場でしたが今季は平均36.0分の出場。
これはリーグで見てもトップレベルに多く、リーグで11番目の多さです。
そしてシュートの機会も急増しており。昨季は平均8.9本だったFG試投数が今季は18.0本と2倍以上に。
その結果、得点も平均12.0点から平均24.4点とこれまた2倍以上になっています!
この得点数はリーグで19位の成績であり、各チームのエースたちと肩を並べる存在になっています。
特に目立つのが3PTの向上で、試投数は当然3.5本から6.6本に増加。
そして数を増やしつつも3PT成功率は38.9%から39.8%に上げてきています!
さらに自分でシュートをクリエイトする能力も発揮し始めており、昨季のグラントの得点の内アシストなしでの得点の割合が15.9%だったのが、今季は34.2%に急増。
味方の支援なしでも自分で点を取りにいけていることが分かりますね!
極めつけとして最後にボールのタッチ数を見てみます。
昨季はボールに触れる回数が1試合平均36.6回だったのが今季は59.6回に。
チームメイトが信頼してグラントにボールを預けていることが見て取れますね!
ここまでくどいように昨季と今季の成績を比較してきましたが、本人の希望通りたくさんの役割をピストンズで任されていることは誰の目からも明らかでしょう。
もしかしたら予想以上にもらえているのかもしれませんね!
ここまでMIP賞級の成長をグラントは見せていると思います。
個人としての能力が素晴らしいことは分かったので、あと証明しなければいけないのは「チームを勝たせられるエースになれるのか」です。
ここまで4勝14敗と波に乗れていないピストンズですが、ここから浮上させることができればグラントの評判はもっともっと上がっていくことでしょう!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
トーリアン・プリンス
スタッツ:16得点7リバウンド5アシスト0スティール2ブロック
やはりこの人がいるとベンチの厚みが違います。
今日は3PTを6本中3本成功させ16得点。
キャブス移籍後5試合で3PTは11/22、50%の確率で成功させています!
また、戦評でも紹介しましたが、第4Qでは技ありのビハインドザバックパスも披露。
これも含めて計5アシストも記録しました!
☆終わりに
後半に一気に突き放して快勝!
リーグ下位に甘んじているピストンズ相手にしっかりと勝ち切ることができました!
これで連敗もストップ。
次は連勝へとつなげていきたいところです!
次戦は、1月30日(土)、アウェイでのニューヨーク・ニックス戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!