2021.1.10 @バックス 矛と盾、どちらが勝つか?
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
グリズリーズに勝利し、戦績を5勝4敗としているキャブス。
本日の相手は同じく5勝4敗のミルウォーキー・バックスです。
ヤニス・アデトクンポを擁するイーストの優勝候補。
しかし今日の試合はそのヤニスが腰の痛みで欠場しています。
それでもミドルトンやホリデーといった実力者が揃うチームなので侮れません!
注目したいのは現時点でバックスがオフェンスレーティングでリーグ1位、キャブスがディフェンスレーティングでリーグ1位ということ。
攻撃力が勝つのか、守備力が勝つのか要チェックです!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ドットソン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
Same five from Thursday’s W in Memphis.
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月10日
Let’s get it! #BeTheFight pic.twitter.com/fyVRErmsZO
欠場:ラブ エクサム セクストン KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ
第1Q
最初にナンスのステップバックジャンパー、ドットソンのフローターが決まって以来、得点がピタッと止まります。
ドラモンドのゴール下が全く決まらないのと、チームでターンオーバーが多いことが原因。
せっかくドラモンドが良いパスを出してもオスマンが掴み損ねるみたいなプレーが続きます。
3分以上キャブスの得点がないうちに、バックスのポーティスが躍動。
1人で10得点を連続で奪います・・・!
ウェイドのドライブレイアップで久々の得点。
ここ数試合のウェイドは3PTを狙うだけでなく中に切り込むプレーも増えているので良い感じですね!
続いてドットソンの連続3PT!
エンジンがかかってきたように見えましたが、2回目の24秒バイオレーションを取られたり、オコロがフリースローを2本とも外したりして残り3分間も無得点・・・。
やはりプレーメーカーの不在を感じざるを得ません・・・。
14-27で第1Q終了。
第2Q
DJウィルソンの3PTで19点差がつきます・・・。
しかしここまで抑え込まれていたドラモンドが暴れ始め、ロペスを相手にポストプレーを仕掛け続けます!
フローター気味のジャンプシュートでバスケットカウントを奪うなど、2分20秒間で9得点を挙げ、スコアも残り7分44秒の時点で25-35の10点差に!
さらにナンスのレイアップ、ウェイドのコーナー3PT、ドラモンドのタップシュートで32-35!
そして、ドットソンのバスカンレイアップ、ドラモンドのドライブフローターでついに37-37、同点になりました!
この点差を追いついちゃうんだ!!
しかし、同点になって目を覚ましたのがミドルトン。
本気を出せばこんなもんだと言わんばかりに、とにかくドライブを仕掛け、そしてそれをねじ込んできます。
結局、ミドルトンはドライブからの得点のみで連続8得点。
さらにホリデーもドライブレイアップを決め、一気に10点差をつけられ37-47・・・。
完全に格の違いを見せつけられたような時間でした。
第3Q
ミドルトンの得点で14点差になりますが、その後は10点差前後を推移。
それでもトランジションオフェンスから流れをつかみ、オコロ、ドットソンの速攻で6点差まで詰めます。
しかし、ここで立ちふさがるのがやはりミドルトン。
キャブスでNo.1ディフェンダーのオコロがマークしているのにも関わらず、ドライブやらミドルシュートやら3PTやら、ありとあらゆる方法で得点を取ってきます。
キャブスもドライブからの展開で活路を見出しますが、今日はDJウィルソンが好調でミドル、3PTと加点してきて63-78で終了。
一気に15点差にされてしまいました・・・。
第4Q
クォーター開始から出ました!4Bigです!(笑)
前の試合のウェイドの部分がメイカーに代わり、ドットソン・ナンス・メイカー・マギー・ドラモンドという布陣。
ロペスを吹っ飛ばすドラモンドのレイアップ、メイカーのフックシュート、ナンスの3PTで一気に7得点を挙げ、70-78!
たまらずバックスはタイムアウトを取りますが、タイムアウト後も4Big継続。
リバウンドの時のゴール下の密集度が凄まじいことになっています(笑)
ナンスの3PTこそ決まりますが、少し点を離されたところでオスマンとオコロを入れます。
そこからは点を取っては取られの時間が続きますが、それだとなかなか点差が縮まりません・・・。
時間だけが過ぎていきます。
残り3分、ディビンチェンゾの連続3PTが決まり、83-95となった場面が実質勝負ありでしたかね。
結果的にタイムアウトを取られたり、ファウルを取られたりしてスティールにはならなかったものの、10点差がついていても積極的にボールを奪いに行く姿はとても良かったですが、90-100で試合終了。
イーストの強豪相手に力負けをしました・・・。
Can't hate this effort. 😤
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月10日
We'll see y'all back home on Monday.#BeTheFight pic.twitter.com/CKw1bu1MJu
☆主なトピック
その1 チームのアシスト数は今季最少
今日のチームアシスト数は16個で、今シーズンのチーム最少に止まりました。
ターンオーバー数が15だったので、アシストとターンオーバーがほぼ同数です。
やはり、プレーメーカーの不在を実感した試合でもありましたね。
しかしドットソンは素晴らしい活躍で、この16個のアシストのうち半数の8個はドットソンが記録したもので、さらにドットソンのターンオーバーは0でした。
視野の広さを感じさせるパスも出していましたね!
反対に、もう1人のハンドラーであるオスマンは5ターンオーバーと精彩を欠いたので、慣れない役割だとは思いますが安定感を求めたいです!
その2 低いFT%
この試合のキャブスのFT%は68.8%と低い数字を残してしまいました。
しかし、今シーズンのここまでのFT%を見ると66.8%とさらに低い数字になります(笑)
これはリーグワーストの成功率です。
原因は明らかで、チームで最もフリースローを打っているドラモンドが個人で55.1%の成功率になっていること。
ドラモンドがフリースローを苦手としていることは誰もが知るところですが、現在のキャブスはドラモンドのオフェンスに頼るしかない部分があるので難しいところですね・・・。
その3 オコロにとっては苦しい試合に
今日の試合は、オコロがNBAに入ってから最もディフェンスで苦しんだ試合だったと言えると思います。
その原因はクリス・ミドルトン。
オコロはミドルトンとのマッチアップで14失点をしました。
オコロがマークしている時間、ミドルトンはFG成功率75%、3PT成功率50%をマーク。
ドライブをすればオコロを簡単にぶち抜き、ドライブを警戒すればオコロの頭上から3PTを沈めてくるといった具合です。
結果的に+/−という面では両チーム最低の−22を記録したオコロ。
オールスター選手とのマッチアップを通して、何かを学んでくれていたら嬉しいです!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り6分12秒 ~ディフェンダーを抜き去って速攻レイアップを決めるオコロ~
🥶 goes coast-to-coast!@isaacokoro303 | #BeTheFight pic.twitter.com/tRDDcUhMGF
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月10日
ルーズボールを拾い、すぐさま相手ゴールに迫るオコロ。
ドリブルでリーグ屈指のディフェンダーであるホリデーを置き去りにし、ディビンチェンゾのコンタクトをものともせずレイアップを沈めました。
得点を奪うことに苦しんでいるキャブスにとって、得点効率が良いと言われている速攻に走ってくれるオコロの存在は大きいです。
そしてフィジカルの強さで接触があっても決め切ってくれるのはとても頼りになります!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
クリス・ミドルトン
選出理由・・・私たちのオコロちゃんを可愛がってくれちゃったから
キャブスファンにとって可愛い可愛いオコロを相手に次々にシュートを決めていったミドルトン。
NBAの厳しさを教えてくれたミドルトンに感謝を込めて、彼について書いていこうと思います💢
ミドルトンはプロ9年目、29歳の選手。
ヤニスの陰に隠れがちですが、ここ2年連続でオールスターに選出されているスター選手です!
2巡目39位指名だった選手がこれほどまでの選手になるとは、分からないものですね!
プレーで注目したいのは、まずは得点面。
昨シーズンは平均20.9得点を挙げるとともに、FG49.7%・3PT41.5%・FT91.6%と、その確率の高さが持ち味です。
本当にもうあと少しで「50-40-90」を達成できるというところまで迫りましたね!
3PTに関しては、キャッチ&シュートだと45.2%、ディフェンダーが6ft以上離れていると48.5%で決められるなど、決めるべきシュートを確実に決めることができます。
また、3PTと同じくらいの本数のミドルシュートを放つことも特徴で、その成功率は52.7%と驚異的な数字です・・・!
ミドルトンなだけにミドルが得意ですよと。
さらにディフェンスも上手いですし、アシストもできてリバウンドも取れます・・・と。
本当に非の打ちどころがない、オールラウンドな選手ですよね!
よく過小評価されている選手だと言われていますが、今日の試合と今回調べたデータを見て本当にその通りだなと思いました。
あとは優勝という結果をチームにもたらすことができれば、さらにミドルトンの評価はアップしてくると思います!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
アンドレ・ドラモンド
スタッツ:26得点24リバウンド3アシスト1スティール1ブロック
26得点24リバウンドというモンスタースタッツを叩き出したドラモンド。
「20-20」とかいうめったに見られない記録ですが、ドラモンドにとっては42回目だそうで改めてドラモンドの化け物っぷりに気づかされましたね。
ちなみに、キャブスにとって「20-20」は2012年のバレジャオ以来だそうです。
ケガ人続出で得点を取れる選手がいない中、不器用でもどうにかして得点を取ろうと相手にぶつかっていくドラモンドは頼もしいですよね!
☆終わりに
ヤニスが欠場しているので、鬼の居ぬ間に勝利をもぎ取ってほしいと思ってましたが、やはり優勝候補は選手の層の厚さが凄まじかったです!
次戦は、1月12日(火)、ホームでのメンフィス・グリズリーズ戦!
ついこの間勝利を挙げた相手なので、もう1回勝っておきましょう!!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!