【トレード】アレンとプリンスが加入!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
突然のトレードが起きました!
いや、ハーデンのトレード自体は近いうちに起こると思っていましたが、これにキャブスが関わってくるとは・・・!
観戦記も追いついてない当ブログですが、本日のトレードについて見ていきます!
【獲得】
ジャレット・アレン
トーリアン・プリンス
【放出】
ダンテ・エクサム
2022年ドラフト1巡目指名権(バックスのもの)
2022年ドラフト2巡目指名権
☆獲得
ジャレット・アレン
ポジション C
身長/体重 211cm/110kg
生年月日 1998/4/21(22歳)
☆今季主要スタッツ
12試合出場
26.6分/試合
11.2得点/試合
10.4リバウンド/試合
1.7アシスト/試合
0.6スティール/試合
1.6ブロック/試合
FG 67.7%
3P 0.0%
FT 75.4%
アフロヘア―がトレードマークのビッグマン。
彼の獲得が、キャブスがこのトレードを敢行した最も大きな理由だと思います!
アレンはゴール下での高いシュート成功率とディフェンス力が持ち味です。
今季はここまでFG成功率67.7%というハイアベレージを残しています。
その要因は、得点のほとんどがダンクやアリウープなどによって生み出されている点。
昨シーズンだと、すべてのシュートの60%近くがダンクかアリウープでした。
つまりはゴール下の得点に偏っているということで、ミドルシュートや3PTシュートはほとんど打ちません。
また、そのディフェンス力にも定評があり、特に得意としているのがブロックショット。
今シーズンはリーグ16位となる平均1.6ブロックを記録しています。
さらに、DIFF%(ディフェンスした相手のシーズン平均FG%とDFG%の差。ディフェンダーが相手のFG%をどれだけ下げているかの数値)は昨シーズン−2.8という数字を残しており、これはウォリアーズのドレイモンドグリーンと同じ数値です。
特に3PTの−5.0というDIFF%が素晴らしいと思います(リーグ屈指のディフェンダーだがペリメーターが怪しいと言われるジャズのゴベールはその値が−0.3)。
あ、数字が低ければ低いほど良いです・・・。
機動力があるアレンはペリメーターもよく守れていることが分かり、平面でのディフェンスでも活躍が見込めるでしょう。
その他だとリバウンドにも強く、今季は平均10.4リバウンドを残しており、ここまでシーズン平均ダブルダブル記録。
また、縁の下の力持ちタイプの選手で、今季リーグ3位のスクリーンアシストを残していることからも、ガーランドやセクストンとのピック&ロールも良い得点パターンになりそうです!
〇これからの展望
まずは皆さんご存知の通り、現在のキャブスのロスターにはビッグマンが多く存在するということ。
センターだとドラモンド、マギーが在籍しています。
その中でアレンだけが持っているもの、それはチームの将来的なプランに入っているであろうということです。
ということでドラモンドかマギー、どちらかの放出をキャブスは狙っていくと思われます。
チームの第一希望としては金額の高い(契約最終年だからあまり関係ないけど)ドラモンドを放出して、アレンにプレイタイムを大きく与えることですかね。
ただ、どのチームにもマッチするとは言い難いドラモンドを欲するチームが現れるかどうか。
個人的にも今シーズンのドラモンドの活躍を見ていると、手放すのが非常に惜しいんですけどね・・・。
ドラモンドの放出が無理ならマギーの放出を画策すると思います。
こちらは欲しがるチームいくつかあると思いますよ。
でもチームにいるだけで良い雰囲気にしてくれるマギーはキャブスにとっても貴重なんですよ・・・。
まぁ、ファン心理としては誰も失いたくはないのですがどうなるでしょうか?
今言えることは、まだ22歳で伸びしろたっぷりのアレンは絶対に残そうとするだろうということです。
ガーランド、セクストン、オコロ、アレンあたりがピークを迎えたときに優勝を狙うのがプランだと思います。
トーリアン・プリンス
ポジション SF
身長/体重 201cm/99kg
生年月日 1994/5/22(26歳)
☆今季主要スタッツ
12試合出場
18.1分/試合
8.1得点/試合
2.8リバウンド/試合
0.6アシスト/試合
0.7スティール/試合
0.7ブロック/試合
FG 40.5%
3P 35.1%
FT 88.9%
現代バスケにおける典型的な3&Dの選手です。
3PTに関しては昨シーズンのネッツでアービングの次に多い平均6.7本を放ちました。
シューターとしてのイメージが強いジョー・ハリスよりも多いということです。
キャッチ&シュートに関しては昨季リーグで20番目に多い数を打っていますし、3PTラインでボールを待ち、パスが来たら積極的にシュートを狙っていくタイプだと思います。
ただ、昨シーズンの3PT成功率33.9%という数字はシューターとしては少し物足りない数字・・・。
その前の年は39.0%を記録していますし、調子を戻していってほしいですね!
また、シュート以上のウリとも言えるのがディフェンス力の高さです。
とくにペリメーターでのディフェンスが素晴らしく、3PTのDIFF%は−4.1と高い数字を記録。
今季ディフェンスに力を入れているキャブスで必ずや活躍してくれると思います!
〇これからの展望
3PTとディフェンスの強化という面でプリンスの加入はチームのパワーアップにつながると思います。
オコロとプリンスのディフェンスはチームに安定感をもたらすでしょう。
現在故障者続出中のキャブスにおいて、プリンスのようなウイング選手の存在はなおさら重要です。
ただ、欠場者のことを抜きにしたら現在のキャブスにはオコロ、オスマン、ドットソン、KPJ、ウィンドラーといった若手ウイングが多く在籍します。
そのため、この中で最も年上のプリンスをチームが今後のプランにも組み込んでいくのかは分からないです。
プリンスの今季の1225万ドル(来季は1300万ドル)という年俸はチームで3番目に高額ですし・・・。
いてくれたらチームにとって絶対プラスになる選手だと思いますが、この先トレードで放出する可能性も否定できないと思います・・・!
☆放出
ダンテ・エクサム
悲しいです・・・とても。
昨シーズン、ジャズとのトレードでクラークソンの代わりにやってきたエクサム。
ジャズでは怪我で欠場する期間が長く、キャブスではなんとか復活してほしいと思っていましたが先日の試合でふくらはぎを負傷し、そしてトレードとなりました・・・。
オフェンスではやはり課題もある選手でしたが、ディフェンスは一級品。
相手のエースガードを守るシーンもあり、そのディフェンスは私たちファンにも安心感を与えてくれました。
移籍先のロケッツでも控えガードとしての役割になると思いますが、まずはしっかりケガを治して、良い活躍をしていってほしいです!
2022年1巡目指名権(バックス)と2022年2巡目指名権
1巡目指名権を出すのは惜しいですが、これはキャブスのものではなく以前獲得したバックスのもの。
先日、ヤニスとマックス契約を結んだため、おそらく2022年もバックスは優勝候補の一角だと思います。
そのため、このバックスの指名権も下位指名になると思われるので、そこまで価値は高くないでしょう。
また、2巡目指名権もトレードの駒になることが多いですし、特別惜しむ必要もないと思います。
☆その他
1人を放出し2人を獲得したため、ロスターの人数がオーバー。
そのため、ソン・メイカーがウェイブされることとなりました。
また、10日間契約を結んでいたヨギ・フェレルもウェイブ。
メイカーはオーストラリア3人組の1人として期待していましたが、自分の良さを出せる前に放出されてしまいました。
フェレルも2試合だけの出場でしたが、PG不足のキャブスで良いプレーをしてくれたと思います!
2人のキャブスでのプレーが他のチームへの入団につながってほしいです!
☆総括
ネッツとロケッツ間のハーデンを巡るトレードに便乗したと思われるこの度のトレード。
出したものに対する見返りを考えると、かなり「勝利した」トレードだったと思います!
ただ、ロスターのバランス上、このトレードで終わりだとは思えないので、ファンとしては多少の覚悟はしておいた方が良いかもしれません(笑)
何はともあれ、次の試合が楽しみですね!
それではまた!