【素人分析】20-21シーズンのケビン・ラブをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
今回から、バスケ素人の私がデータを分析しながら20-21シーズンの選手のプレビューをする、大変不安な企画を始動させます。
シーズン開幕まで時間もないので非常に焦ってますが、チームのローテーションに入ってくる選手分はやり遂げたいと思ってます!
記事は個人的に気になるポイントごとに取り上げていきます。
初回はチームのエース、ケビン・ラブです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
ケビン・ラブ
背番号 0
ポジション PF/C
身長/体重 203cm/114kg
生年月日 1988/9/7(32歳)
☆昨季主要スタッツ
56試合出場
31.8分/試合
17.6得点/試合
9.8リバウンド/試合
3.2アシスト/試合
0.6スティール/試合
0.3ブロック/試合
FG 45.0%
3P 37.4%
FT 85.4%
注目ポイント① 安定したリバウンド力
ラブは毎年のように1試合平均10リバウンド前後の数字を残せる選手です。
昨季も平均9.8リバウンドを記録し、これはリーグ17位の成績でした。
特徴的なのが、そのリバウンドがディフェンスリバウンドに偏っているということ。
ディフェンスリバウンドのみだとリーグ8位の成績ですが、オフェンスリバウンドはほとんど獲れていません。
これは、3Pラインの外で待つことが多いラブのプレースタイルも影響していると思われます。
今季はトリスタン以上のリバウンダーであるドラモンドとフロントコートを組むことになりますが、例年通り平均10リバウンド程度は望めるのではないでしょうか。
注目ポイント② ラブからのアシスト数が増えています
昨季の平均アシスト数は3.2を数え、これはキャブス移籍後で最多になります。
見ている限り、ポストアップしてからのアシストが多いように思ったので調べてみました。
昨季のラブはリーグ7位のポストアップ回数を記録し、そこから39.2%の確率でパスを選択しています。
このポストアップ→パスの確率が近年大幅に増えてきました。
このようにレブロンがいた16-17シーズンや17-18シーズンはボールを持ったら得点を取ることが求められていましたが、現在はパスという選択肢も含め、より幅広い役割が期待されていることが分かります。
来季のドラモンドとのコンビは2人とも良いパスを供給できるので、ポストから展開されるオフェンスに期待したいですね!
注目ポイント③ 3PTラインで待ちぼうけ?いやそんなことはないかも
パスが出てこなくて3PTラインの外で待ちぼうけになっているイメージのラブですが、シュートのアテンプト数自体はレブロン時代からほぼ横ばいで変わっていません。
あ、でもレブロンがいなくなったのなら、シュート数が増えなきゃいけないのか?(笑)
特に、キャッチ&シュートからの得点はリーグ7位の7.1得点をあげており、意外にもパスが回ってきて、それが得点につながっていることが分かります。
それでも、セクストンからフリーのラブにキックアウトパスが出てこないのは、素人目にも明らかなので、ここを改善できればもう少し得点が伸びてくると思います。
また、昨季の成績で見ると、ラブよりリバウンドが取れて3PTを高確率で決めることができるのは、リーグではウルブスのKATとホークスのコリンズくらいです。
リバウンドと3P%の面ではナゲッツのヨキッチやマブスのポルジンギスといった選手を上回っています。
注目ポイント④ 苦手なディフェンスがどうなるか
苦手なことで有名なディフェンスですが、ラブがONコートのときとOFFコートの時のディフェンスレーティングを見てみると、
ONコート→115.2 OFFコート→110.5
とラブがいるときに大きく悪化していることが分かります。
まあ、昨季のスターターにディフェンダーらしい選手がいなかったので、しょうがない面もあります。
ですが、ラブのディフェンスで気になるのはトランジションの悪さ。
オンコート時のファストブレイクでの失点は個人単位で見るとリーグワースト12位です。
キャブスというチーム自体がトランジションディフェンスの悪いチームですが、この失点はプレイタイムがチームNo.1のセクストンより多いです。
もともとのスピード不足もありますが、今季は特にミスした後やファウルをもらえなかった後などに、不貞腐れてディフェンスに戻るのが遅れるというシーンが散見しました。
例のブチギレ事件もそうですが、オフコートでナイスガイなのは誰もが知るところなので、オンコートで若手の良き手本になれるようなプレーを期待したいです。
注目ポイント⑤ 怪我をせずにシーズンを乗り越えられるか
昨季は全体の試合数が少なくなってしまったというのもありますが、ここ4シーズンで最も多く出場したのが16-17シーズンの60試合です(昨季以外は全82試合)。
たびたび怪我で離脱してしまうのが、チームとしても個人としても痛いところです。
全試合出場しろとは言わないので、健康を維持して、なるべく多くの試合で活躍してほしいです。
まとめ
ラブはエースとして得点、アシスト、リバウンドなど多くの役割が期待されていることが見て取れましたね。
このオフでトリスタンが移籍してしまったことで、キャブス在籍年数はラブが1番になりました。
ラブのような実力と実績を兼ねそろえているベテランと一緒にプレーできる環境は若手にとっても非常に貴重なことだと思うので、チーム内でたくさんコミュニケーションを取っていってほしいなと思います。
これまでもそうですが、シーズン中もトレードの噂は常につきまとうと思われます。
メンタル面での安定が非常に難しい状況は今後も続いていくと思いますが、私は楽しそうにプレーしている時のラブが大好きです。
オンコートでもオフコートでもかっこいいラブの姿をたくさん見られることを期待しています!
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ケビン・ラブについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、新シーズンでの復活を期すダンテ・エクサムです!
それではまた!