19-20シーズンのキャブスを振り返ろう②(2020年1月~10月)
こんにちは!ぶんやです!
今回は前回の続きで、19-20シーズンのキャブスを振り返ろう企画の後編で2020年1月~10月のトピックを見ていきます!
それではどうぞ!
【1月】
5日 ケビン・ラブ、ブチギレ事件
見るからにイライラを募らせていたラブがホームのサンダー戦でついにブチギレました。
その瞬間は第2Q終了直前に訪れました。
クリス・ポールがラブをマークしていたので、かなりのミスマッチが起きていましたが、セクストンからパスが来ませんでした。
感情をあらわにするように手を叩きながらようやくパスをもらったラブは、イライラをぶつけるようにクッソ速くて雑なパスをオスマンに送りました(送るというよりは投げつける・・?)。
まあ、これまでもその予兆はあったので、とうとう爆発してしまったかという印象です。
12月31日のラプターズ戦でもベンチの椅子を殴りつけるなどイライラを隠し切れなくなっていました。
噂によると、この時の制裁としての罰金を言い渡されたのが、このサンダー戦の試合直前だったらしく、イライラを溜めたまま試合に臨んでしまったようです。
この出来事によって、パスを出さないセクストンと貰えないラブの構図が広く知られてしまうことになりましたね・・・。
【2月】
7日 トレードでドラモンドを獲得
オールスターウィークエンドを前に、キャブスとピストンズ間でトレードが行われました。
キャブスはヘンソン、ナイト、2巡目指名権を放出し、ドラモンドを獲得しました。
ヘンソンとナイトには悪いですが、「こんなにドラモンド安売りしちゃっていいの?」というのが感想です。
まあピストンズ的にはサラリー削減が目的としてあったのでしょう。
キャブスとしては、再建に振り切るのかと思いきや、オールスター経験者のラブとドラモンドを揃えるチームになったので、プレーオフを狙いながら若手の成長を図るといったところでしょうか?
これによってキャブスのインサイドはトリスタン、ラブにドラモンドとリバウンドマシーンの宝庫となりました。
ドラモンドは今オフにプレイヤーオプションでFAになることもできましたが、残留が決定しましたね。
15日 セクストンがライジングスターズチャレンジに出場
セクストンがチームUSAのメンバーとしてライジングスターズチャレンジに出場しました(怪我をしたタイラー・ヒーローの代替出場)。
本気でMVPを獲りに行くセクストンの様はさながらオールスターでのウェストブルックのよう。
ベンチ出場ながら21得点3アシスト5リバウンドの活躍でチームを勝利に導きましたが、MVPに選ばれたのはホーネッツのマイルズ・ブリッジズでした。
インタビューを受けるブリッジズを後ろから睨みつけてるように見えるセクストンにはマジで笑いました。
あなた、どんだけMVP欲しいのよ(笑)
それと、日本人としては八村選手の出場には感動しましたね。
ドンチッチから八村選手へのアリウープなんか鳥肌ものでしたよ!
20日 ジョン・ビーラインがヘッドコーチを退任
オールスターブレイクで期間が空いたタイミングでビーラインがヘッドコーチ職の退任を申し出ました。
ビーライン指揮下のこれまでの成績は14勝40敗と全く振るいませんでした。
あくまで解任ではなく自ら申し出たという形ですが、これまでに選手との確執はしきりに報道されていました。
なんでも長時間のミーティングや差別的な発言があったらしく、選手からのリスペクトが得られなかったようです。
カレッジでの実績は充分でしたが、大学生への指導法はプロ選手にとって受け入れ難かったのでしょうね。
代わりとしてアシスタントコーチだったJ.B.ビッカースタッフがヘッドコーチになりました。
ビーラインとの5年契約はなんと約9カ月で終わりを迎えることとなりました・・・。
【3月】
11日 J.B.ビッカースタッフと複数年契約
2月のビーライン退任以来ヘッドコーチを務めていたビッカースタッフが正式にHCとして複数年契約を結びました。
ビッカースタッフ政権下では全11試合で5勝6敗とそれ以前と比べると遥かに良好な成績を残しています。
そしてなんと、勝利した相手はヒート、シクサーズ、ナゲッツ、スパーズと強豪ぞろいです!(ヒートはバトラーとヒーロー欠場、シクサーズはシモンズ欠場でエンビード負傷交代、スパーズはオルドリッジ欠場というのはここだけの秘密です・・・)
何はともあれ、ビッカースタッフが来季どうキャブスを指揮していくのか要注目です!
12日 そして突然のシーズンエンド
NBAは新型コロナウイルスの影響でシーズンを無期限で中断すると発表しました。
その後、7月からバブルでシーズンは再開されましたが、プレーオフ争いからとっくに脱落しているキャブスはお呼ばれされず・・・。
結果、全65試合(19勝46敗)のイースタンカンファレンス最下位でシーズンを終えることになったのでした・・・。
【8月】
21日 ドラフトロッタリーで全体5位指名を獲得
プレーオフに進出できなかった14チームのドラフト指名順を決めるドラフトロッタリー。
「ドラフトで上位指名権を得るためだ」と必死に自分に言い聞かせ、キャブスの見るも無残な敗戦にも耐えてきました。
リーグで下から2番目の成績であるキャブスは14%の確率で1位指名権、50%以上の確率で4位以内をゲットできます(期待値は確か3.9位!)。
昨年も同様の確率で不運にも5位に下がってしまいましたが、今年こそは!
・・・・今年も5位でした。
スマホを片手に発表を見ていたのですが、5位でキャブスのロゴが見えた瞬間、思わず目の前の机にスマホを叩きつけてしまいました(笑)
おかげで買い換えて1カ月も経っていないスマホの画面にヒビが入りましたよ・・・。
2年連続でトップ4にも入れないのかい!!
冷静になって考えてみると、別に5位でもいいじゃんと思えてきました。
今年のドラフトは圧倒的な選手はいませんし、コロナの影響でカレッジバスケも中断しているためスカウトレポートにも乏しいでしょう。
今年は掘り出し物と言える選手が下位指名からでもたくさん出てくると思うし、バストと言われる上位指名もそこそこ出てくると思ってます。
そして何より、私たちが応援するチームは1位指名でアンソニー・ベネットを獲ってしまうチームです。
1位指名なんか持っていない方が良いのです。
【10月】
12日 レブロン率いるレイカーズが優勝
ファイナル第6戦でレイカーズがヒートを下し、優勝を決めました。
ファイナルMVPはやはりこの男、レブロン・ジェームズ。
他所のチームのことですが、キャブスファンとしてはレブロンの活躍は喜ばしいことなのではないでしょうか。
キャブスを去ってしまったとはいえ、レブロンがクリーブランドに初めての優勝をもたらしてくれた事実は変わりません。
今でも月に1回はYouTubeであの第7戦の最終クォーターを観ては目頭が熱くなります。
キャブス在籍時の終盤は孤軍奮闘っぷりが逆に悲しくもなっていたので、移籍して通算4度目の栄冠をつかむことができたことは素直に嬉しいです。
願わくばもう何回か優勝して、「レブロンは優勝回数が足りない」とか粗探しするアンチを黙らせてほしいですね。
そして、いずれは何らかの形でキャブスに戻ってきてくれることを密かに祈っています!
その後、ドラフト2020など新シーズンへと繋がっていきますが、19-20シーズンのおさらいはここまで!
もし来年、20-21シーズンの振り返りをするとしたら、良いトピックばかり書けると良いですね!
ここまで昨季のチームの変遷を見てきましたが、次回は個人単位で昨季のデータをもとに新シーズンへの展望を占っていきたいと思います。
初回は、チームのエース、ケビン・ラブについて見ていきます!
お楽しみに!