19-20シーズンのキャブスを振り返ろう①(2019年5月~12月)
こんばんは!ぶんやです!
今回は今さら企画です!(新シーズンが始まる1週間前にやることではない・・・)
キャブスファンの皆さんは昨季のキャブスに起きたトピックを覚えていらっしゃるでしょうか?
私は結構忘れました・・・。
なんせ、オフシーズンが長すぎましたから。。。
そこで、昨季(2019-20シーズン)のキャブスを時系列でおさらいしていこうと思います!
ただ、皆さんご存知の通り、昨季のキャブスはイースタンカンファレンス最下位ととてもとても苦しみました。
あまり思い出したくはないシーズンでしたがなるべく悲観的にならないように書いていきたいと思います!
長くなりそうなので2回に分けます。
今回は前編として、2019年~12月の出来事を振り返っていきます!
※注意
日時は日本時間です。もしかしたら1~2日程度のズレがあるかもしれません。
【5月】
14日 ジョン・ビーラインがヘッドコーチに就任
ミシガン大学のHCを務めていたジョン・ビーラインを5年契約でヘッドコーチ契約しました。
私はカレッジを全く見ないので彼のことは全く知りませんでしたが、ミシガン大学をNCAAトーナメントの決勝に2度導くなど見事な実績を見て、どんなバスケをキャブスにもたらしてくれるのかワクワクしていました。
ミシガン大の教え子にはネッツのルバート、ウィザーズのワグナー、ヒートのダンカン・ロビンソンなどがいるので、シューターを活かすのが上手いのかなといった印象。
5年契約というのもポイントで、キャブスは再建中なので、長い時間をかけていいのでビーラインの戦術を浸透させていってほしいなと思っていました。
この時はね・・・。
【6月】
21日 ドラフト2019でガーランド、ウィンドラー、KPJを1巡目指名
キャブスは自前の5位指名とトレードで得た2つの指名権を得て、1巡目指名権を3つ手に入れました。
そして5位でガーランド、26位でウィンドラー、30位でKPJを指名しました。
中でもガーランドの指名は物議を醸しました。
前年のドラフトの8位指名で同じくPGのセクストンを獲得していたためです。
私もドラフト前は別ポジションの選手を獲得した方が良いだろーと思っていましたが、ファン心理とは不思議なものですね。
ガーランドの名前が読み上げられた瞬間から、なんだかガーランドが愛しくてたまらなくなりました。
服装も安易にスーツを着てこないあたり素晴らしいじゃないか!
今では大好きな選手の一人です!
いろいろ疑問もあるかもしれませんが、セクストンとのコンビに期待しつつ見守っていきたいです。
目指したい理想型はブレイザーズのリラード&マッカラムコンビですね。
ウィンドラーは4年生で完成度の高い、左利きのシューターです。
彼の家族や友人がたくさん集まる中、指名の瞬間を迎えましたが、その動画がとても感動的でした。
KPJは素行不良で指名順位を下げたようですがポテンシャルは疑いようのないところ。
この3人とセクストン、オスマンを中心に、チームの再建期脱出を狙っていくこととなります。
加えて、キャブスとは関係ないですが八村君がなんと1巡目9位でウィザーズから指名されました。
予想以上の高順位に驚きました。
もうね、日本人の誇りですよ!
応援しています!(キャブス戦以外で)
【9月】
11日 キャブスの実況者フレッド・マクロード氏が死去
キャブスの試合を解説のオースティン・カーとともに最高に盛り上げてくれたフレッド・マクロードさんが67歳で急逝なさいました。
私の拙い英語力ではマクロードさんが話す内容は理解できませんが、オースティン・カーとの楽しげなやり取りはまるでスポーツバーで観戦する人たちのようでした。
マクロードさんはこれまで1000試合以上のキャブスの試合を実況してきて、2015-16シーズンにキャブスが優勝を決めたときは実況席で思わず涙を流す様子も見られました。
彼こそ1番のキャブスファンだったのではないでしょうか。
この訃報にはキャブスの選手や元キャブスのレブロンなどもTwitterで反応していました。
また、10月27日に行われたホーム開幕戦の試合前には、追悼の意を込めてラブがネクタイを巻きながらウォームアップを行いました。
今季からキャブス戦の実況はマクロードさんではなくなった訳ですが、マクロードさんの声が聞こえてこないキャブスの試合にはまだ慣れませんね。
ご冥福をお祈りいたします。
30日 ディラン・ウィンドラーが左脚の負傷で離脱
デビューシーズンの活躍が期待されていたウィンドラーですが、チームのワークアウトで左脚を負傷し、プレシーズンマッチを欠場することが発表されました。
はじめは6~8週間の離脱と報道されており復帰を楽しみにしていましたが、のちに手術を受けることが決定し、シーズンを全休することが発表されました。
彼は大学に4年間通っていたため、ルーキーとしては決して若くありません。
そんな状況で1年を棒に振ることに対する彼の焦りやイラ立ちは容易に想像できますが、その鬱憤を新シーズンにぶつけてもらいましょう!
【10月】
26日 セディ・オスマンが延長契約を結ぶ
オスマンが4年3080万ドルの延長契約を結んでくれました。
これによって2022-23シーズンまでオスマンとの契約が継続されることとなります。
2017年にキャブスにやってきたオスマンは見事に先発フォワードへと成長してくれました。
彼の貢献度を考えると、この金額で延長を決めてくれたことは感謝しかありません。
これからもヤングコアの一員として、チームの未来を築いていってほしいです!
27日 トリスタン・トンプソン、キャリア初の3PT成功
キャブスにとってホーム開幕戦となるペイサーズ戦でトリスタンがキャリア初の3PTを成功させました。
チームもシーズン2戦目にして今季初勝利。
昨シーズンは開幕6連敗を喫したことを考えると素晴らしい出来です!
トリスタンはプロ9年目にして初めて3PTを成功させました。
なお、過去2シーズンはアテンプトすらありませんでした。
結局、今シーズンは23本の3PTを打って9本成功と、成功率39.1%の好成績を残しており、突如シューターとしての力を見せつけました。
とは言っても、シクサーズ戦ではまだショットクロックが残されているのにも関わらず、焦ってバックコート付近から3PTを打ってしまう珍プレーを生み出すなど判断力の悪さも見られ、自分のストロングポイントにするためにはまだまだといったところです。
キャブス移籍後のドラモンドも3PTを多投していましたが、現代バスケにおいてビッグマンが自分をアピールするためには、スキルフルなところを見せなければならないのでしょうね。
【11月】
10日 八村選手のウィザーズと初対戦
キャブスとウィザーズの今シーズン初対戦ですが、ウィザーズと言えばやはり八村選手。
この日もスターターとして出場していました。
この日は個人的に私のキャブス愛が試される試合だと思っていました。
八村選手にも同じ日本人としての思い入れがあるので、その八村選手とキャブスがぶつかったとき、私の気持ちはどうなってしまうんでしょう・・・?
試合は、八村選手が速攻やミドルシュートで得点を重ねるも、キャブスが序盤から大量リード。
キャブスがリードした上で八村選手が活躍するという理想的な展開でとても気楽に両チームを応援できました!
が、しかし、八村選手の豪快なダンクをきっかけにウィザーズが目を覚まし、一時1点差まで詰め寄られます。
その時の私はもうシュートを打つ八村選手に向かって「外せーーー!」と叫んでましたね。
これによって私のキャブス愛は八村選手をも凌ぐと証明されました。
最終的には113-100でキャブスが勝利しましたが、この試合21得点を挙げた八村選手の凄さを体感したとともに、NBA入りして私たちファンをこうやって楽しませてくれていることに感謝したいなと思いました。
【12月】
24日 クラークソンを放出し、エクサムを獲得
キャブスとジャズの間でトレードが成立。
クラークソンを放出し、エクサムとドラフト2巡目指名権を2つ獲得しました。
クラークソンはベンチの起爆剤として得点を量産してくれていました。
現在のキャブスで燻ぶらせておくには非常に惜しい選手だったので、プレーオフチームのジャズに移籍できたのは本人としても良かったのではないでしょうか。
ジャズ移籍後はこれまで以上の活躍を見せ、ジャズに欠かせない選手に。
シーズン終了後は4年5200万ドルの延長契約ももらえました。
キャブスが獲得したエクサムは、ドラフト時こそ5位指名とかなり期待されていたものの、怪我の影響もあって伸び悩んでいたところ。
新しい環境で心機一転頑張ってもらいたいです!
以上で昨季のキャブスを振り返ろう企画の前編は終了です。
次回は後編の2020年1月~10月を振り返っていきます!