【素人分析】20-21シーズンのダンテ・エクサムをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人がプレビューしてみる企画第2回は、新シーズンでの復活を期すダンテ・エクサムです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
ダンテ・エクサム
背番号 1
ポジション PG/SG
身長/体重 196cm/97kg
生年月日 1995/7/13(25歳)
☆昨季主要スタッツ
35試合出場
13.9分/試合
4.5得点/試合
1.9リバウンド/試合
1.1アシスト/試合
0.4スティール/試合
0.2ブロック/試合
FG 47.1%
3P 34.9%
FT 74.4%
注目ポイント① 最大のウリはディフェンス
怪我の影響もあってルーキー時代から伸び悩んでいるエクサムですが、ディフェンスの良さはドラフト前の評価を維持しています。
素人目線からでも、相手のドライブに対して簡単に引き剥がされずにしつこく食らいつくようなディフェンスが見て取れます。
キャブス移籍後のディフェンスレーティングは
オンコート→110.2 オフコート→116.1
とオンコート時はさすがの成績を残しています。
196cmという高身長が、ガードからウイングまでディフェンスすることを可能にしています。
簡単にペイント内への侵入を許してしまうキャブスディフェンスですが、今季はディフェンスの上手いオコロも加入したことですし、鉄壁の守備を見せてほしいです!
注目ポイント② PGとして使われるかSGとして使われるか
エクサムは196cmの身長を持つコンボガード。
PGとしてもSGとしてもプレーすることができます。
昨季のキャブスでは主にSGとして出場しました。
ガーランドとセクストンの片方がベンチに下がっているときにもう片方がPGを務めるという起用法がされていたため、エクサムはSGとしてそのどちらかとバックコートを組んでいました。
しかし、直近のプレシーズンではエクサムはPGとして出場。
これは、最初の3試合をセクストンが欠場したことで突発的にやることになったのか、それともシーズンでも控えPGとして想定されているのか・・・。
結局、プレシーズンでガーランド、セクストン、エクサムの3人とも出場できた試合がなかったので、真相は謎のままです。
個人的には、セクストンの他にもドットソン、KPJ、ウィンドラーなどSGをこなせる選手は多いので、ガーランドとセクストンが同時にベンチに下がるときの実質的な第3PGを務めるんじゃないかなと思っています。
注目ポイント③ 課題のオフェンスを克服できるか
現在、エクサムの評価を下げてしまっているのがオフェンス能力の低さです。
プロ7年目を迎えるエクサムですがまだ平均得点が2桁を超えたことがありません。
そして昨季のキャブスでのオフェンスレーティングは
オンコート→100.6 オフコート→110.0
と、エクサムがコートにいるときにオフェンスが停滞してしまっていることは明らかです。
これだと、いくらディフェンスレーティングが良くても総合的にみるとマイナスになってしまうでしょう。
エクサムの課題はとりわけシューティング能力です。
3PTの精度の低さによって全体のスペーシングも悪くなってしまっています。
ただ、この3P%は近年改善傾向にあるのは確かです。
17-18シーズンは27.8%の確率だった3PTでしたが、18-19シーズンは29.0%、そして昨季の19-20シーズンは34.9%を記録しました。
2年で約7%向上させています。
今季さらに確率を上げて相手から警戒されるようになれば、全体のスペーシングにもつながって、チームのオフェンスも向上するはずです!
注目ポイント④ 怪我をすることなく復活のシーズンにできるか
エクサムはルーキーシーズンこそ82試合すべてに出場しましたが、2年目に左ひざ前十字靭帯を断裂してから、怪我が相次ぐ選手になってしまいました。
これにより成長は妨げられ、大きな期待をかけてドラフト5位で指名したジャズは昨季彼を見限る決断に至ったのです。
エクサムはここ3年で42試合以上出場したシーズンがありません。
また、キャリアで239試合出場したのに対して、不出場は236試合とほぼ半数しか出場できていないことが分かります。
まずは多くの試合に出場し、活躍し、評価を上げる。
こうして、彼を手放したジャズをプレーで見返してほしいですね!
まとめ
ドラフト前はあのペニー・ハーダウェイとも比較されるほどだったエクサムですが、悪い意味で彼と同じ怪我に泣かされるキャリアを送っています。
それでも、まだ彼は25歳。
キャリアを好転させる可能性は無限大だと思います。
チームには同じオーストラリア出身のデラベドバとメイカーがいますし、キャブスでのプレーが彼の復活につながることを祈っています!
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ダンテ・エクサムについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、キャブスが誇る闘牛、コリン・セクストンです!
それではまた!