2021.1.8 @グリズリーズ 勝率5割キープなるか⁉
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
マジックとの連戦を連敗で終えたキャブス。
本日の相手はメンフィス・グリズリーズです!
モラントとJJJというデュオをケガで欠き、現在2連敗中。
負傷者の多さに悩まされているグリズリーズですから、今のうちに勝利しておきたいところです!(キャブスもケガ人だらけなんだった・・・!)
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ドットソン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
UPDATE: @wholeteamDot gets the start. #BeTheFight pic.twitter.com/4DzCgJB6VR
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
欠場:ラブ エクサム セクストン KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ
第1Q
レギュラーシーズンで今まで欠場をしたことがなかったセクストンがプロ3年目にして初めての欠場。
ただ、同じく前回の試合で足を痛めたドットソンは出場してくれました!
本職がPGの選手なしで臨むこの試合は、良くも悪くも楽しくなりそうです!
そのドットソンの3PTで幕開け。
やはりドットソンがPG役を任されており、ボールを持つ時間が長くなります。
両チームともシュートが低確率で今日もロースコアのゲームになりそうな予感。
両チームの違いはターンオーバーの数で、ハンドラー不足が影響してか、ミスからの失点で若干のビハインドを負います。
タイムアウト後、サイドラインからボールを入れる時にもターンオーバーをするしさ・・・。
このプレーによってグレイソンアレンのプルアップ3PTが決まってしまい、アレンはさらにもう1本3PTを沈めます。
19-24で第1Q終了です。
第2Q
ドットソン、ウェイド、ナンス、マギー、ドラモンドという驚きの布陣で第2Qスタート!
4Bigって初めて見ました・・・。
いきなりナンスからのスキップパスでマギーがコーナー3PTを決めます!
コーナーで待機するマギーってなんやねん!(笑)
さらにドラモンドのフローター、ウェイドの3PTで残り10分17秒、27-27の同点にします!
タイムアウト明け、ウェイドをオコロに代えたことで4Bigは終了します。
とはいっても3Bigではありますけどね?
マギーとドラモンドが同時にコートに並んでますけどね?
そんな光景が不思議ではなくなるほど見慣れてきてしまいました(笑)
その後、6点ビハインドとなりますが、ナンスのコーナー3PT、オコロのプルアップ3PT、ナンスのダンクが連続し、一気に逆転!
それからは一進一退のシーソーゲームとなります。
オスマンがドライブからのアシストを連続で決めていき、46-45で後半へ!
第3Q
バランチュナス、ブルックスの活躍で、グリズリーズが1~5点くらいのリードを常にキープする時間が続きます。
ナンスのこの日3本目となる3PTや、ドットソンとドラモンドのピック&ロールからドラモンドがバスケットカウントを奪うなど良いプレーも生まれますが逆転にはつながらず。
逆にデズモンドベインの3PTで7点差にされてしまいます。
それでもウェイドが2本目の3PTを決めるなど粘りを見せ、67-69の2点差で終了。
だんだんウェイドがラブに見えてきたよ!
第4Q
序盤から徹底的にドラモンドのポストプレイで攻撃していきます。
フリースローも貰いつつ、逆転のチャンスを探っていきます。
一時5点差とされますが、ウェイドがドライブからキックアウトパスを出し、受け取ったナンスがノーマークの3PTを決め2点差に!
これでナンスは3PTが4/4の活躍です!
そしてドラモンドの良いディフェンスから、ナンスがジャンプボールを獲得します。
ジャンプボールは普通自分の後ろ側にタップすると思いますが、高さで勝るナンスはバレーボールのアタックのように前にボールをはじき、それをキャッチしたドットソンが速攻のレイアップを決め、残り5分28秒、83-83の同点に!
直後にブルックスの3PTで再びリードされますが、ナンスのダンク、ドラモンドのターンアラウンドシュートで残り3分、再び88-88の同点にします!
ここでタイムアウトを取ったキャブス。
タイムアウト後、ボールを持ったオスマンはドラモンドのスクリーンを利用し3PTを放ちます。
これがリングに吸い込まれ、91-88!
このリードを死守したいところですが、残り1分30秒、バランチュナスのプットバックをドラモンドがファウルしてしまいフリースローを献上。
バランチュナスがしっかりと2投決め、91-90。
残り1分を切り、オスマンがフローターを狙いますがこれが外れ、カウンターをくらいます!
タイアスジョーンズのレイアップをオコロがチェイスダウンブロックしたように見えましたが、ファウルをコールされます・・・。
頭を抱えるオコロ。
ビッカースタッフは「ファウルじゃないだろ!」とチャレンジを要求します!
その間、このプレーのリプレイが様々な角度で流れましたが、見れば見るほど完璧なブロックに見えます!
やはりチャレンジが認められ、ノーファウルとなりジャンプボールからリスタート!
ジャンプボールにめっぽう強いドラモンドがマイボールにして、得点を狙います。
ハイポストでボールを持つドラモンド。
ディフェンスの隙が生まれたところを見逃しませんでした!
コーナーから中にカットしてきたオコロにパスを出し、オコロがダンク!
これにはベンチも大盛り上がり!
グリズリーズがここでタイムアウトを取り、同点を狙ってきます。
3点差なので3PTだけは絶対やらせてはいけません!
しっかりと相手に密着し、うまくコーナーに追い込んでデズモンドベインの3PTをタフなショットにさせ、これが外れます!
リバウンドを取ったドットソンにすぐさまファウルをしてきますが、このフリースローを1本決めて、4点差に。
再びタイムアウトを取るグリズリーズですが残り0.3秒で4点差は安心でしょう!
スローイン前にファウルを取られたり、バスカンで4点プレーを決められるのも嫌なので、わざわざディフェンスをしようとはせずに5人全員がペイント内に居続けてました。
完全にノーマークなのでグレイソンアレンに3PTを決められますが、ここでタイムアップ!(この3PTは時間切れで認められず)
終盤のビッグプレーによって94-90で勝利しました!
PULLED OUT THE W! #BeTheFight pic.twitter.com/oorGCOsLZ3
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
☆主なトピック
その1 4Big爆誕
第2Qの最初からドットソン・ウェイド・ナンス・マギー・ドラモンドという驚きの構成で、ビッグマン4人を同時起用したキャブス。
結果的に、このメンバーで戦った1分43秒で8-3のランを達成しました。
欠場者が続出している今だからこそ実現した組み合わせですが、この平均204.8cmの布陣はある意味衝撃的でした(笑)
ちなみにこんなにデカいメンバーでしたが、シュートがすべて決まったということもあり、この時間帯のリバウンド数はゼロでした。
その2 本職PGなしでのボール保持時間とタッチ数
今日の試合のボール保持時間とボールタッチ数をみると、やはりドットソンとオスマンが中心だったことが分かります。
ドットソンのボール保持時間が6.2分でタッチ数が75回、オスマンのボール保持時間が6.1分でタッチ数が83回でした。
ガーランドとセクストンが揃って出場していた1月3日のホークス戦までの記録だと、それぞれドットソンが0.8分・16.0回、オスマンが1.3分・37.8回だったと考えると、とてつもない増加ですよね。
次点でドラモンドがボール保持時間3.9分でタッチ数が77回。
1月3日までだと2.0分・60.5回でした。
特に大きい変化はこの3人でしたが、全員でハンドラー不足を補ったと思います。
ちなみにナンスは保持時間こそ増えましたが、タッチ数は減らしたという点で興味深いですね!
その3 相手のオフェンスリバウンド数
この試合、グリズリーズは11個のオフェンスリバウンドを獲得しました。
リバウンドに強いイメージのキャブスですが、実は今季リーグワースト3位となる平均11.2個のオフェンスリバウンドを相手に許しています。
昨シーズンは平均9.7個でリーグ11位の成績だったので、かなり悪化していると言えそうです。
カギはボックスアウト。
ディフェンス時のボックスアウトの数もリーグワースト3位の成績になっています。
基本的なことを地道にやっていくことで改善できるはずなので、高い意識でやっていってほしいです!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り33.5秒 ~相手の決勝点を阻止する、オコロのチェイスダウンブロック~
CLEAN BLOCK! #BeTheFight pic.twitter.com/GcSs3BpqxK
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
残り40秒を切り、スコアは91-90。
追加点がほしいキャブスは、オスマンがドライブからフローターを狙いますがこれが外れ、相手の速攻を受けます。
誰もディフェンスに戻れていなかったのですが、オコロが驚異的なスピードでタイアスジョーンズを追いかけ、レイアップをブロック!
一時はファウル判定されますが、ビデオ判定後取り消し。
これを決められていたら91-92と逆転されていたため、この試合を落としていた可能性も大いにあるでしょう。
そのため、チームの大ピンチを救ったオコロのこのプレーを選出しました!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ブランドン・クラーク
選出理由・・・やはり八村選手の元同僚だから
ゴンザガ大で八村選手と一緒にプレーしていたので日本でも知名度が高いクラーク。
髪型とかかなり変わったなと思ったのですが、いつからなんでしょうか・・・?
プロ2年目24歳のクラークはルーキーシーズンの昨季、ベンチ出場ながら期待以上の活躍を見せ、オールルーキー1stチームに選出されました!
魅力は、昨季FG61.8%という高い成功率を残したオフェンス。
クラークの得点の82.8%がアシストを受けての得点でしたが、味方のアシストを確実にリムに押し込むことができます。
また、3PTも1試合平均1.1本を放ち、35.9%の成功率を残しています。
決してシュートがうまいタイプではないと思いますが、クラークが放った3PTのうち78.1%が相手ディフェンダーから6ft以上離れたワイドオープンな状態で打っていることが高い成功率につながったと思います。
ちなみに6ft以上離れているときの成功率は40%超えです。
こうして昨季は平均12.1得点という成績を叩き出すことに成功しました!
また、クラークがオンコート時のチームのペースは106.13で、オフコート時の103.38から大きくテンポアップします。
走り勝つバスケをしたいならクラークの存在はグリズリーズにとって欠かせないと思いますね!
そして、大学3年時にウェスト・コート・カンファレンスの最優秀守備選手賞を獲得したディフェンス力にも注目です。
特にブロック力には定評があるので、これからの成長に期待です!
今季はここまで主にシュートの成功率という面で数字を落としてしまっているクラーク。
特にモラントの欠場はクラークにとってかなり痛いと思いますが、JJJがいない今だからこそ成長できることアピールできることがあるはずです。
素晴らしかったルーキーシーズンからさらに進化したクラークを見せてほしいですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ラリー・ナンスJr.
スタッツ:18得点3リバウンド4アシスト3スティール0ブロック
クラッチタイムのインパクトでオコロ・・・といきたいところですがナンスを選びました!
彼の活躍がなければ、この接戦も生まれなかったと思いますので。
今日のナンスは3PT4/4を含む、FG7/7とパーフェクトでした!
特に3PT4本はチームにとって非常に大きかったと思います!
あと、もうこれはいつも通りなのですが3スティールも記録しました。
☆終わりに
PG全員を欠くという緊急事態でしたが、チーム全員がそれを補うだけの頑張りを見せたことで勝利を手にすることができました!
これで勝率5割をキープ!
次戦は、1月10日(日)、アウェイでのミルウォーキー・バックス戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2021.1.7 @マジック マジックとの2連戦~2戦目~
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
前の試合に引き続いて、本日の相手もオーランド・マジック。
前戦は第3Q序盤までは接戦を演じていましたがそれから一気に突き放され20点差での敗北・・・。
今日はそのリベンジを果たしたいところです!
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:セクストン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
Tonight’s starters in Round Two.#CavsMagic | #BeTheFight pic.twitter.com/t3QxT7RDNA
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月6日
欠場:ラブ エクサム KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ
第1Q
オコロがケガから復帰し、早速スターターとして出場。
開始直後、フルツのドライブレイアップがバスケットカウントとなり、3点プレー成立します。
前回の試合はいきなり0-10のランをくらっただけに、不安な開幕です。
しかし、今日は一味違うぞとばかりにセクストンとドラモンドで得点していき、開始4分で11-3とリードします!
ここでアクシデント・・・。
ドリブルでシュートに行くフルツが倒れ、膝を抱えてうずくまります。
かなり苦しそうな声を上げていることからも軽いけがではないことが分かります・・・。(のちにACL断裂によりシーズンを全休することが発表)
このプレーでオコロがファウルを取られ、2ファウルでベンチへ。
それでも流れは変わらずドラモンドのレイアップで12点リード。
フルツに代わって入ったコールアンソニーのフローターなどで差を詰められますが、23-15でリードを保ったまま第1Qを終えます!
第2Q
開始からファウルとターンオーバーが連発し、4点差に迫られたところでタイムアウト(開始1分)。
すると、セクストンの3PTやセクストンからドラモンドへのアリウープダンクなどで点差を戻します。
しかし残り9分42秒、マジックにとってこの試合最初の3PTをテレンスロスが決めると、ここからロスが大暴れ。
2本目の3PTで1点差になると、さらにもう1本決め30-32と逆転。
これに続くようにブーチェビッチが巧みなゴール下の技術で次々に得点を重ねていき、このクォーターだけで11得点。
キャブスもセクストンの3PTやナンスの豪快なダンクなどで対抗しますが、リードを奪い返すことはできず・・・。
結局、第1Qの不調が嘘だったように調子よく得点していったマジックがこのクォーターのみで36点を挙げ、45-51でハーフタイムを迎えます。
第3Q
マジックの当たりが止まらん~。
今度はベーコンやアーロンゴードンの3PTが決まり始めます。
マジックのローテーション選手はバーチ以外はみんな3PTを打てる選手たちなので、止めるの難しいですね・・・。
そんで今日はオスマンの3PTが絶不調・・・。
たくさん打ってはいますが1本も決まってきません。
残り7分38秒、52-64にされたところでタイムアウト。
悔しさからかボールを地面に叩きつけるオスマンも見つけられました。
その後もキャブスの外は全然決まらないのに、マジックはまたロスが暴れ始め、4点プレーまで成功させます・・・!
結局64-83の19点差で第3Q終了。
前回の試合も第3Qで決定的な点差をつけられましたが、今日も同じような展開になってしまいました・・・。
あと、第2Qの最後で足を痛めたように見えたドットソンが第3Qでも足を捻って交代したのが懸念材料です。
これ以上の負傷者はやめてくれー!
第4Q
ナンスの3PTなどが決まり追い上げムードかと思いましたが、クラークの3PT、バーチのプットバックダンクで21点差。
その後もまとまった得点が奪えず、時間だけが経過・・・。
残り4分38秒78-99の時に主力を下げ、白旗を上げました。
その後は、スティーブンス・オコロ・ウェイド・メイカー・ボルデンというメンバーで11点差まで詰めますが、ここで試合終了。
94-105でマジックに2連敗を喫しました・・・。
Got a chance to turn things around tomorrow in Memphis.
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月7日
Sexton: 21p
Drummond: 19p, 15r
Nance: 10p
Okoro: 10p
Stevens: 10p, 6r pic.twitter.com/tBRXDTAydz
☆主なトピック
その1 セクストンとドットソンの負傷
この試合でセクストンとドットソンが足首を捻挫しました。
その怪我の具合が気になるところです。
現在キャブスは負傷者が続出しており、特にガーランド、エクサム、デラベドバの欠場によってボールハンドラーの不在が顕在化しています。
そこにこの2人の欠場が加わったら、もう誰がPGをやるのか分かりません!(笑)
無理はしてほしくないですが、無事であることを祈りましょう!
その2 3PT14.3%対41.4%じゃ厳しい・・・
マジックは第1Qこそ3PTが1本も決まらなかったものの、第2Qから決め始めて結局チームで41.4%の成功率を残しました。
特にテレンスロスが6本中5本成功させたのが大きかったですね!
一方のキャブスは14.3%と絶不調。
特にオスマンが7本、ドットソンが3本打ってすべて外れたのが痛かったです・・・。
やはり決めるべき選手が決め切れないと試合の流れもついて来ません・・・!
現在、野戦病院と化しているキャブスはシューターも少なくなっているので、なおさら彼らの好不調は重要なカギとなってきそうです!
その3 魔の第3Q
今日の試合は第3Qの出来が勝敗を分けたと言えそうですが、最近のキャブスにとってこの「第3Q」が鬼門になっています。
ここ最近敗北した3試合の第3Qのスコアを見てみると、1月1日のペイサーズ戦は17-31、5日のマジック戦は18-38、そして今日は19-32となっており、チームの負けに直結しました。
ハーフタイムの間に相手に対策されているのか何なのか・・・。
相手に流れを持っていかれそうになったときの修正力に期待したいです!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第3Q 残り9分22秒 ~オスマンの華麗なパスからセクストンの3PT~
Young Bull from beyond the arc!#CavsMagic | #BeTheFight pic.twitter.com/ILH0pZOYuH
— FOX Sports Cleveland (@FOXSportsCLE) 2021年1月7日
第3Q始まってすぐのこのプレーを選びました!
オスマンがドリブルで突っ込んでからの見事なパス。
「どうやって出した?」と思わず口に出してしまいましたが、オスマンのパススキルと視野の広さに驚かされました!
セクストンもチームが3PTの成功率に苦しむ中、この試合もいつも通りの高い精度で決め続けてくれました!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
マーケル・フルツ
選出理由・・・一日でも早い復帰を願って
第1Qに膝を負傷してコートを後にしたフルツ。
MRI検査の結果、左ひざ前十字靱帯断裂のため今シーズンの残り試合を全休することが発表されました。
そんな彼が少しでも早くこれまでの状態で戻ってこれるように祈りながら、書いていきたいと思います。
フルツはプロ4年目、22歳の選手。
2017年ドラフトの全体1位でシクサーズに入団しましたが、肩の負傷もあり2シーズンで33試合しか出場できず。
今勝たなければならないシクサーズにとってフルツの復活を待つ時間がなく、マジックにトレードされました。
しかし、マジックの選手として1年目の昨シーズン、フルツは躍進を遂げます!
72試合に出場し、うち60試合でスタメン出場。
そしてほとんどのスタッツを向上させました。
特に得点力で成長を見せ、平均12.1点、FG成功率もその前のシーズンから5%ほど上昇させました。
中でも制限エリア内のFG%は62.1%とガードとしては非常に高い確率です。
また、平均1.3スティールもリーグ34位の好成績でした。
課題はシューティング能力。
ゴール下では高い成功率を残しているものの、3P%は26.7%と振るわず。
キャッチ&シュートであろうがオープンなシュートであろうが、その成功率に大差はないため単純なシューティング能力不足と言えそうです。
ただ、シクサーズ時代のような絶対入らないだろうといった酷いシュートフォームではないこと、大学では3PT成功率が41.3%であったこと、昨季のFT成功率は一昨年の56.8%から73.0%に向上させた(今季は8試合だけですが89.5%!)ことからも、成長の余地は大いにありそうです!
正直、復帰後のケガの影響がどれほどになるかは分かりません。
それでも、復帰した時が23歳として考えてもまだまだ若く、その可能性は無限大でしょう。
もともとドラフト1位指名されるだけの器を持った選手ですし・・・。
大学で大活躍→苦悩のシクサーズ時代→マジックでポテンシャルの片鱗を見せ始める→大怪我、といったジェットコースターのようなキャリアを送っているフルツですが、彼ならまた上がってくるはずです!
早期での完全な状態での復活を心より願っています!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
コリン・セクストン
スタッツ:21得点3リバウンド4アシスト1スティール1ブロック
ガーランドの離脱で久々にPGとしてスタメン出場したセクストンですが、いつもと変わらぬ活躍をしてくれました。
ターンオーバーに関しては0個でした!
これで開幕から8試合連続での20得点越え。
開幕からの20得点オーバーの連続記録はフランチャイズレコードだそうです!
This man’s up to something. 👀 pic.twitter.com/4xLyBQU5tI
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月7日
最後に足を捻った影響が心配ですが、チームのためにハッスルする姿を近いうちに見せてほしいです!
☆終わりに
残念ながら、マジックとの連戦は2連敗で終えました。
敗戦もそうですが、試合をやるたびに負傷者が増えていくのも相当きついです・・・。
早くフルメンバーで戦うキャブスを見たい!
次戦は、1月8日(金)、アウェイでのメンフィス・グリズリーズ戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2021.1.5 @マジック マジックとの2連戦~1戦目~
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
ロースコアでの接戦を制し、連敗を止めたキャブス。
本日の相手はオーランド・マジックです。
現在キャブスと同じく4勝2敗と好成績を残していますが、ここ2試合で連敗中。
キャブスとしては、アウェイでのマジック2連戦となるので少なくとも1試合は勝利を収めたいところです!
それでは試合開始です!
☆戦評
スターター:セクストン ドットソン エクサム ナンス ドラモンド
Next man up tonight in #CavsMagic.#BeTheFight pic.twitter.com/pvVY3mIyZf
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月4日
欠場:ラブ KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ オコロ
第1Q
ガーランドが右肩の負傷で欠場したため、ドットソンをスターターで起用。
ところが開始1分も経たないうちにドリブル中のエクサムが右足ふくらはぎを痛め負傷交代。
アキレス腱を断裂した時は後ろから誰かに蹴られたような感覚があると聞いたことがありますが、エクサムも痛めた瞬間に後ろを振り向いたので嫌な予感がよぎります・・・。
代わりに入ってきたのはオスマン。
エクサムの無事を祈りつつの試合再開となりましたが、アーロンゴードンの連続3PTで早くも0-10のスコアとなります・・・。
開始4分以上経ってようやくセクストンのレイアップで初得点を挙げると、オスマンの3PT、ナンスのリバースレイアップなどで15-15の同点に追いつきます!
しかし、その後ターンオーバーが連続し、その間にコールアンソニーのフローターやクラークの3PTなどで再び差をつけられ、19-26で第1Qを終えます。
第2Q
続いてオスマンのアシストからドットソンが速攻のレイアップを沈めると、さらにドットソンが3PTを2本決めます!
さらにさらにオスマンのクイックリリースでの3PT、ドラモンドのタップシュートで34-35の1点差!
しかし、フリーで3PTを打たせてしまうシーンが多く、ブーチェビッチ、アーロンゴードンの連続3PTで逆転には至りません。
オスマンの3PTで再び同点にするとブーチェビッチのミドル、セクストンのフローターで三度同点にしてもブーチェビッチのジャンパーといった具合に、マジックの大黒柱が逆転を許さず・・・!
そして一度もリードができないまま49-51でハーフタイムに突入します。
第3Q
ナンスのパスからドットソンがフリーの3PTを沈め、この試合初めてのリードを奪います!
しかしアーロンゴードンの2本の3PTとアリウープダンクで再び引き離され始めます。
ちょっとアーロンゴードンのことフリーにしすぎですね!
さらにゴードンのフェイダウェイ、3PTと彼一人にやられまくります・・・。
ゴードンは2分35秒の間で13得点です・・・!
フルツのミドルで10点差になると、その後もキャブスのシュートだけが外れまくります。
シュートが外れる→アーリーオフェンスでマジックのガード陣がインサイドに侵入→フリーの選手にパスしてその人が決める、という流れが連続。
終わってみれば、67-89になっていました・・・。
さっきまでこの試合で初めてのリードをして喜んでいたのに、22点差がつくのってこんなに簡単なんですね・・・(笑)
第4Q
マジックのシュートが外れてくれますがキャブスも得点を伸ばすことができず、点差は横ばいのまま。
残り5分41秒、76-100の時にキャブスは主力をベンチに下げ、ガベージタイムに。
その後も両チーム得点が止まり、83-103で試合終了。
第4Qだけで言えば、16-14の超ロースコアでした。
Another opportunity here on Wednesday.
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月5日
Sexton: 24p
Osman: 18p, 7a, 7r, 2s
Dotson: 16p
Drummond: 10p, 14r pic.twitter.com/F4eVdPBhFK
☆主なトピック
その1 ガーランドとエクサムの負傷具合
試合を欠場したガーランドと試合開始直後に負傷退場したエクサム。
ガーランドはMRI検査によって前のホークス戦で痛めた右肩に負傷が見られたとのことで、様子を見ながら1週間程度の欠場を予定するとのこと。
また、エクサムは試合の翌日にMRI検査をして、右足ふくらはぎに損傷が見られたもののアキレス腱の断裂などの大怪我ではなく、6~8週間程度の欠場になるそうです。
それでも長期間の離脱ですけどね・・・。
まずは2人のなるべく早い復帰を祈っております。
その上で、チームは7人が怪我で欠場するという異常事態です!
特にPGを本格的にできるのがセクストンだけという状況がかなり深刻な状況です・・・。
その2 シュートの上手いビッグマンに3PTを打たせすぎな傾向
この試合は、アーロンゴードンが3PTを9本中6本成功、ブーチェビッチが5本中2本成功させました。
彼らの平均以上に打たせた上に、高い成功率を許してしまいました。
まぁ、ノーマークの状況でかなり打たれてましたから・・・。
今季のキャブスは、シュートの上手いビッグマンに簡単に3PTを打たせてしまっている印象です。
この試合以外でも、ピストンズ戦でグリフィンが8/16、ニックス戦でランドルが4/4、ホークス戦でコリンズが1/5といった具合に、彼らの平均以上の試投数を許しています。
これが決まらないのなら良いのですが、かなり自由に打たせているので高確率で決まりやすく、そうなると苦戦を強いられる傾向にあります。
今季はゾーンディフェンスを多用しているので打たれやすくはあるのですが、あまりにフリーなことが多いのでその辺の修正に期待したいです!
その3 誰がボールハンドラー役をこなすか
ガーランド、エクサム、デラベドバの欠場により、今後数試合はハンドラー不足が見込まれます。
今日はセクストン、ドットソン、オスマンあたりがその役割をこなしていましたが、セクストン以外(セクストンも純粋なプレーメーカーではないけど)は不慣れな仕事を任されることになりそうです。
ビッカースタッフとしてはプレータイムの管理も今まで以上に気を遣うことになりそうですね。
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第3Q 残り10分44秒 ~チームに初のリードをもたらす、ドットソンの3PT~
Grabbin' a second half lead, courtesy of @wholeteamDot!
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月5日
📺 #CavsMagic on @FOXSportsCLE pic.twitter.com/O8tMLytAhM
第2Qから、同点にはするものの逆転には至らないという展開が続いていたキャブス。
第3Q始まってすぐ、ナンスからのパスを受けたドットソンがオープンな3PTを確実に沈め、初めてのリードを奪うことに成功しました!
今シーズン初めてスターターとしての出場を果たしたドットソンですが、今日は3PT6本中3本の成功で16得点。
しっかりと自分の良さを発揮してくれました!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ケム・バーチ
選出理由・・・豪快なプットバックダンク含む、オフェンスリバウンド6つの活躍
リバウンドに強いキャブス相手にチームで18個のオフェンスリバウンドをもぎ取ったマジック。
その一端を担ったのがバーチでした!
オフェンスリバウンドを6個稼いだのに加えて、思わず声が出てしまうようなプットバックダンクもかましました!
𝙄𝙉-𝙆𝙃𝙀𝙈-𝙄𝙉𝙂@Khem_Birch | #MagicTogether pic.twitter.com/eCiWtkt4IS
— Orlando Magic (@OrlandoMagic) 2021年1月5日
ということでバーチについて調べてみます!(正直ほとんど知りません・・・)
バーチはプロ4年目、現在28歳のカナダ出身の選手。
大学で3シーズンプレーした後、ギリシャのオリンピアコスで2シーズンプレーしてからドラフト外でマジックに入団。
身長206cmというアンダーサイズなセンターで、現在はブーチェビッチの控えセンターとして出場しています!
同ポジションのライバルにモーバンバがいますが、昨季はバンバが平均14.2分の出場に対してバーチは19.2分で、バーチの方が優先的に起用されていることが分かります。
調べる限りバーチの良さは数字に現れにくいように感じますが、はっきりと良く見えるのはオフェンスリバウンドが平均1.9個でリーグ42位の成績ということ。
彼の出場時間を考えると素晴らしい数字ですね!
また、スクリーンアシストの数も3.4個でリーグ25位の成績ですし、目立ちづらいですがチームにとって縁の下の力持ち的な存在と言えそうです!
反対に、得点という面ではペイント内どころか制限エリア内でしかほとんど活躍できないのは少し厳しいポイントです。
制限エリア内のFG%は69.1%ですが、制限エリアを除くペイント内となるとFG 28.8%と急激に低下します。
また、昨季はシーズン全体でミドルエリアから9本、3PTから1本しかシュートを打ってないことからもシュート力に不安を持っていることが分かると思います。
そのことが影響してか、昨季、バーチがオンコート時のOFFレーティングはチームで最下位になってしまっている状況です。
ブーチェビッチ、バンバという優秀なセンターがいる中でも自分の役割を見出して活躍をしているバーチ。
キャブスファンの私としては、カナダ出身・アンダーサイズなセンター・オフェンスリバウンドが得意、といった点でTTと重ねて見てしまう感じがあります!
これからも注目して見ていきたいです!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ジェディ・オスマン
スタッツ:18得点7リバウンド7アシスト2スティール1ブロック
試合開始1分でエクサムが負傷離脱したことで、代わりで出場したオスマン。
結局、セクストンと並んでチーム最多の38分の出場となりました。
最近不調が続いていた3PTも8本中4本決め、PG不足によりボールを持つ時間も多かったですが不慣れな役割をしっかりこなしてくれたと思います!
☆終わりに
マジックとの連戦1試合目は大差での敗戦となってしまいました・・・。
中1日でどの程度対策を練れるか分かりませんが、今日よりよい試合になることを期待したいと思います!(あわよくば勝利を・・・)
次戦は、明後日1月7日(木)、アウェイでのオーランド・マジック戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2021.1.3 @ホークス 新年初勝利よろしくお願いします!(改)
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
現在2連敗中のキャブスはその脱出を狙いたいところですが、本日の相手はアトランタ・ホークス。
今オフに大幅な補強に成功し、現在4勝1敗と開幕スタートに成功。
若くて将来有望な選手も多く在籍するため、同じく若手が多いキャブスとしては負けたくない相手でもあります!
それではゲームスタートです!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン エクサム ナンス ドラモンド
Keeping the same five tonight on @FOXSportsCLE! #BeTheFight pic.twitter.com/GJn8zedkMO
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月2日
欠場:ラブ KPJ ウィンドラー デラベドバ オコロ
第1Q
前の試合と同じくスリーガードで立ち向かいます!
ヤングとカペラ中心のオフェンスを止められず、ホークスの若干リードで試合は進んでいきます。
残り7分でメイカーを投入。
これはローテーションの序列が変わりましたかね?
ただ、203cmのハンターを185cmのセクストンが守らなくてはならないところがサイズ的にかなり厳しく、ハンターが積極的に攻めてきます。
セクストンを下げた後はマギーがインサイドで奮闘しますが、ヤングのドライブレイアップ、ボグダノビッチの3PTなどで引き離され、25-35で終了。
正直、ホークスがフリーな3PTを結構外してくれたので35点で済んだ(いや多いけど)というだけで、もっと失点していてもおかしくない第1Qでした。
第2Q
ガーランドの緩急をつけたドリブルで得点を生み出していきますが、なかなか差が詰まりません・・・。
ホークスにたくさんフリースローを与えてしまいますが、めちゃくちゃ外してくれて10点差前後で試合は進みます。
途中でドラモンドが審判に何か言ってテクニカル。
すぐさまベンチに下げられました。
前もシクサーズ戦でオカフォーと何やら言い合いをしてすぐにベンチに下げられたことがありましたが、懲罰的なものなのか「頭を冷やせ!」という意味なのか、ビッカースタッフはヒートアップした選手を一度ベンチに下げることが多いようですね。
しかし、その間にカペラがゴール下で躍動。
アリウープダンクやらプットバックやら止められそうにありません!
残り1分でシュートに苦しんでいたオスマンがついに3PTを決めますが、すぐにハーターのお返し3PTが来て44-56と若干リードを広げられて前半終了です!
第3Q
ヤングのマーカーをエクサムからガーランドに代えます。
ホークスがターンオーバーを連発し3PTもたくさん外してくれている間に、ナンスの3PT、セクストンのドライブレイアップなどで差を詰めます!
さらにオスマンのコーナー3PT、マギーのバスカンレイアップで6点差!
ここで相手の24秒バイオレーションを奪い取り、オスマンのフローターで4点差まで詰めます!
フェルナンドのテクニカルファウルで3点差にしますが、グッドウィンのフローターで67-72。
ここでオフェンスリバウンドを取ったマギーのパスからドットソンの3PTが決まり、ついに2点差になります!
しかし終了直前、ボグダノビッチにフローターを決められ、70-74になったところで第3Q終了。
とはいえ、このクォーターでの失点を18点に抑え12点あった点差を4にまで縮めました!
第4Q
一気にまくりたい最終クォーター!
マギーがフリースローを1本沈め、続いてエクサムのレイアップで1点差に迫ると、セクストンのスキップパスからオスマンがコーナー3PTを決め、76-74!ついに逆転!!!
セクストンは良く周りが見えていたし、オスマンも良く決めました!
しかし、ハーターのミドル、ヤングのバスカンジャンパーなどで再逆転され、ハーターの3PTで3点ビハインドを負いますが、ここであの男が躍動!
そう、ジャベール・マギーです。
フックシュートで1点差にすると、ドライブからファウルをもらいながらフィンガーロールを決め1点リード!
そこからはボグダノビッチが5秒バイオレーション、ヤングが8秒バイオレーション、ドラモンドがオフェンス3秒バイオレーションを取られるなどバイオレーション祭りとなり、お互いに得点が伸び悩みます。
残り48秒、ボグダノビッチの3PTで88-88の同点となりますが、ここでやってくれるのがチームの新エース、コリン・セクストン!
残り27.2秒、ボグダノビッチがチェックに入っており簡単なシュートではありませんでしたが、見事3PTをIN!
ここで最後のタイムアウトを取るホークスでしたが、直後のオフェンスでコリンズがダンクをまさかのミス!
ブロックに飛んでいたエクサムが目に入ったでしょうか?
その後はファウルゲームに来られますが確実に決めていきます。
ボグダノビッチの遠めの3PTが決まり一瞬ヒヤッとしましたが、しっかり逃げ切り96-91で勝利!
ロースコアのゲームをものにしました!
☆主なトピック
その1 正直、相手のミスに助けられた感は否めないです
得点が伸びず2ケタ得点に終わったキャブスですが、ホークスを91点に抑えたことで勝利を掴みました。
キャブスのディフェンスが良かったのかもしれませんが、実際ホークスのイージーなミスも目立ったことは確かです。
ホークスのターンオーバー数は22を数えました。
そして第1Qこそ35点を挙げたホークスですがその後は21、18、17点と尻すぼみに下がってしまったことで逆転を許したことになります。
シーズンが始まったばかりであること、欠場者が多かったことも要因として考えられるので、約1カ月半後の次の対戦はどうなるか楽しみです。
その2 キャブスのファストブレイクポイントは今季最少
スティールこそ10個を記録したキャブスですが、速攻でのポイントは2点のみでした。
この試合までのファストブレイクポイントの平均は15.8点だったので、とてつもない低下です。
スティールから速攻につなげられなかったということですが、これはホークスのトランジションディフェンスが素晴らしかったということでしょうか?
ちなみに、ホークスのファストブレイクポイントも4点だけ。
全体的にペースの遅い試合となったことでロースコアゲームが生まれたようです!
その3 今日のマギーは今季最高の活躍
今日もベンチ出場だったマギーですが、25分出場14得点4アシスト2スティールの成績を挙げ、これはいずれも今季最高記録です。
ドラモンドがこの試合20分の出場に止まったため、今日はマギーの方が優先されて起用されたことになります。
この起用に応えたマギーはチームに一時逆転をもたらす得点を挙げましたし、+/−という面で見てもチーム最高の13を記録しました。
完全に逆転勝利の立役者の一人だったと言えるでしょう!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り27.2秒 ~セクストンの決勝3PT~
BIG SHOT BULL!
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月3日
📺 #CavsHawks on @FOXSportsCLE pic.twitter.com/LDCznsCa2u
88-88の同点で迎えた場面、ボグダノビッチのチェックも入っている中、セクストンが3PTを沈めたシーンです!
結局この得点が決勝点となり、チームの勝利へと結びつきました。
クラッチタイムということやシュートを決めた位置から、個人的に2016年ファイナル第7戦でのカイリーの決勝3PTと重なって見えて、グッときてしまいました!
セクストンもクラッチタイムで物怖じするタイプの選手ではないので、これからもこんな劇的なシュートを私たちファンに見せてくれるはずです!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ジョン・コリンズ
選出理由・・・テクニカルを取られそうなヤングを引き離し、審判のご機嫌とりをするシーンが面白かったから
第2Q終了直後、ファウルをもらえなかったヤングが審判に詰め寄るシーンがありました。
あと数秒抗議が長くなればテクニカルファウルを吹かれそうな場面でしたが、コリンズが割って入り審判の機嫌を取るような感じで話しかけていたのが面白くて選んでしまいました(笑)
さらに面白いのが、第3Qに別件で自分がテクニカルを取られてしまうこと。
「お前が取られんのかい」って思わず言ってしまいましたよ(笑)
ということで、ジョン・コリンズを選びました!
コリンズはプロ4年目の23歳。
着実に成長を遂げ、昨シーズンは平均21.6得点のハイアベレージを記録しました。
その要因は74.5%と高い成功率を誇る制限エリア内のシュートと成功率40.1%の3PT。
インサイドでもアウトサイドでも高い精度でシュートを決めました。
3PT成功率の高さは、イージーな状況でしか3PTシュートを打たないことに由来します。
まず、3PT全体の91.2%がキャッチ&シュートで放たれています。
また、昨季放った147本の3PTシュートのうち、ディフェンダーとの距離がタイト(4ft以内)な状況でのシュートは4本しかありません。
ほとんどの3PTがオープンな状況でのキャッチ&シュートに絞っていることが高い成功率につながっているようです。
そんなフリーな状況を作れているのはやはりヤングの存在が大きいと言えるでしょう!
コリンズの得点の78.5%がアシスト付きでの得点ですし、コリンズは自分でシュートをクリエイトするというよりは優秀なパサーのもとで輝くタイプの選手のように感じました!
得点以外でも平均10.1リバウンド、平均1.6ブロックなど幅広く活躍できるコリンズ。
ちなみに昨季は我らがラブよりリバウンドを多く取れて高い3PT成功率を残した選手だったので、なおさら良い選手に見えてきます・・・!
昨季のFT%は80.0%と悪くない成績を残しましたが、これを90%にできれば(相当難しいですが)、今季「50-40-90」を達成することもありえるかもしれません!
また、近いうちのオールスター出場もかなり有力と言えそうです!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
コリン・セクストン
スタッツ:27得点2リバウンド3アシスト3スティール0ブロック
ペイサーズ戦に続いてセクストンを選出しました。
理由としては何と言っても決勝点となる3PTを決めたこと。
持ち前のメンタルの強さ、勝負強さを見せつけました!
これで開幕から6試合連続で20得点以上を記録。
ドラフト同期で大学時代も対戦経験があるトレイ・ヤングを相手に全く引けをとらない活躍をしてくれました!
☆終わりに
3連勝後に2連敗を喫していたキャブスですが、ロースコアでの接戦を制し勝利を挙げることができました!
次戦は、1月5日(火)、アウェイでのオーランド・マジック戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2021.1.1 @ペイサーズ 新年初勝利よろしくお願いします!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
2021年最初の試合の相手はインディアナ・ペイサーズ。
ペイサーズもキャブスと同じく、3勝1敗の成績でこの試合を迎えています。
プレシーズンでは2試合を戦いましたが、いずれもキャブスの勝利!
今日も勝利して、2021年を良い年にしたいですね!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン エクサム ナンス ドラモンド
Final starting lineup of 2020. #BeTheFight pic.twitter.com/83HCkQEIiK
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月31日
欠場:ラブ KPJ ウィンドラー デラベドバ オコロ
第1Q
オスマンではなくエクサムをスターターに起用し、スリーガードの布陣でスタート。
T.J.ウォーレンが欠場していることもあり、ペイサーズがスリーガードを採用してくることに対応してですかね?
ターナー、アーロン・ホリデーらの得点で先行されますが、キャブスもエクサムの3PTなどで食らいつきます。
それでも役者が揃っているペイサーズは各選手がバランスよく得点。
一方キャブスは、ポストでボールを持つとすかさずダブルチームを仕掛けてくるペイサーズを相手に得意のペイント内でなかなか得点を奪えません。
終盤にサボニス、ジャスティン・ホリデー、マクダーモットの3PTが立て続けに決まり、21-32の2ケタリードを許して第2Qへ。
第2Q
クォーターが始まる前に放送でキャブスが第2Qに強いことが紹介されます(第2Qでは得点2位、アシスト1位らしいです)。
良い情報を聞いたと期待に胸を躍らせていたら、開始1分20秒の間に3つのターンオーバーを犯し、一気にテンションダウン(笑)
それでもガーランドの3PT3本などで残り5分45秒、5点差まで詰め寄ります。
もう一押し行きたいところでしたが、オラディポがドライブからのレイアップでバスケットカウントを奪うと、さらにプルアップ3PTまで成功させ、再び2ケタビハインド・・・。
また、ドラモンドが3つ目、マギーが4つ目のファウルをしてしまい、センターが手薄になったところでメイカーを投入。
おそらくガベージタイム以外だと初出場です。がんばれ!
出場して25秒でハイポストからスピンで相手をかわしレイアップを沈め、早速起用に応えます!
これにはベンチも盛り上がっていました!
その後もフリースローを2投とも成功させるなどオフェンス面で貢献。
最後はセクストンの3PTも決まり、51-57の6点差まで詰めたところで第2Q終了です。
第3Q
スタートと同じくスリーガードで挑みます!
序盤から中はサボニス、外はオラディポやブログドンといった感じでペイサーズが得点を重ねていき、キャブスディフェンスは狙いを定められない感じです。
それでも、セクストンがドライブから3連続で得点を決めると、ナンスのダンクで8点差。
流れが来たぞと思いましたが、すかさずペイサーズはタイムアウト。
タイムアウト後、ドラモンドが4つ目のファウル、代わって入ったマギーが5つ目のファウルをしてしまい、再度メイカーを起用。
すると、ここぞとばかりにペイサーズはサボニスのポストオフェンスで攻め、これが止められません・・・。
先ほどのタイムアウトから約5分の間でサボニスが7点を挙げた一方、キャブスはチームで5点しか奪えず、一気に20点差を離され68-88で最終Qを迎えます・・・。
第4Q
20点差を詰めるには3PT攻勢だ!
ということで、ドットソンを入れてスタート。
早速、ドットソンがコーナーからの3PTを決めると、ガーランドの3PTも続き12点差に!
まだいける!まだいける!
その後もペイント内を攻めこまれますが、ナンスの3PTやガーランドのリバースレイアップなどで対抗し、残り6分25秒で11点差。
1ケタ差にできたらまだ分からないよってところでしたが、それを今日のペイサーズは許してくれませんでした・・・。
ファウルをもらい、そのフリースローを確実に沈めていくペイサーズ。
点差は再び開いていき、残り2分21秒で19点差。
これで勝負ありでした。
キャブスは主力を下げ、ガベージタイムに。
結局、99-119の大差がつき、2連敗となってしまいました・・・。
See y'all in 2021.
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月31日
Sexton: 28p
Garland: 21p, 5a
Drummond: 11p, 13r pic.twitter.com/8DfncWxGT5
☆主なトピック
その1 ファウルが痛かったです・・・
ドラモンド、マギーと2人のセンターがファウルトラブルに陥り、第2Qと第3Qにベンチに下がらずを得ない状況になりました。
そこで急遽出場することになったメイカーはオフェンスで存在感を見せた場面もありましたが、ディフェンスではサボニスに良いようにやられてしまった感があります。
やはりゴール下を守るという面ではドラモンドとマギー両方を欠く状況は絶対に避けなければなりません。
その2 スティール数リーグ1位の力を発揮できず
この試合以前はチームで1試合平均10.9スティールを記録していましたが、この試合は5スティールのみでした。
そのため、平均26.8得点だったターンオーバーからの得点も15得点に。
良い守備から素早いオフェンスにつなげるというバスケを今季は実行して勝利を挙げていましたが、今日はペイサーズの堅実なバスケを前に良さを発揮できなかった印象です。
もちろん守備で貢献してきたドラモンドのファウルトラブルも影響していますね。
その3 2ケタ得点に抑え込まれる
FG45.1%、3P52.2%という悪くない成功率だったにも関わらず、99点しか奪えませんでした。
これは、この試合まで平均91.3本だったFG試投数がこの試合は82本のみに止まったことが大きいと思います。
これには2つの要因が考えられて、まずはターンオーバーを18個も記録したこと。
特にここまで安定感を見せていたガーランドの6ターンオーバーは痛かったですね。
2つ目の要因は、フリースロー成功率がチームで54.2%と低い水準を叩き出してしまったこと。
ミスをせず、当たり前のことを当たり前にできていれば、もしかしたら勝利への糸口を見つけられていたかもしれませんね!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第2Q 残り1分51秒 ~急な出番でも実力を示す、メイカーの華麗なポストプレー~
Sup, @ThonMaker14?
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月31日
📺 #CavsPacers on @FOXSportsCLE pic.twitter.com/tCvDBFrW7R
ドラモンド、マギーのファウルトラブルで急遽出番が訪れたメイカー。
ここまでガベージタイムで1試合出場しましたが、ガチの時間では今季初めての出場です。
そんな中、コートに入って最初のオフェンスでボールを手にしたメイカーはハイポストからスピンでターナーをかわしてレイアップをねじ込みました!
出場してわずか25秒で魅せてくれたこのプレーに、ベンチの選手たちも立ち上がって拍手を送っていたのが私も嬉しかったです!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ドマンタス・サボニス
選出理由・・・ルーキーシーズンから気になる存在だから
この試合25得点11リバウンド7アシストの活躍だったサボニスですが、そのプレーに加えて個人的に好きな選手なので選ばせていただきました!
私はオクラホマシティ・サンダーも結構お気に入りのチームで、サボニスはルーキーの頃サンダーに所属していました(ポール・ジョージとのトレードによりサンダーにいたのは1年だけでしたが)。
そのため、ペイサーズ移籍後も少し気にしながら見ている選手でございます。
プロ5年目、24歳のサボニスは昨季成長を遂げ、オールスターにも選出された選手。
八村選手の母校であるゴンザガ大の出身であること、バスケットボール殿堂入りしている父を持つことでも有名ですね!
調べていくと、正真正銘、サボニスはペイサーズの中心選手であることを実感しました。
まずは、チームトップの平均34.8分という昨季の出場時間。
これはリーグ全体で見ても13番目に多いです。
また、幅広いスキルを持っていて、昨季はリーグ6位の平均12.4リバウンド、さらにビッグマンとしてはとても多い平均5.0アシストも記録しています。
そして、多彩なポストオフェンスによってゴール下のFG%も高いです。
見ていると、冷静にポンプフェイクを挟んでくるところが本当にいやらしいんですよね(笑)
さらにさらに、スタッツに現れにくい役割もチームのためにしっかりこなすタイプで、昨季のスクリーンアシスト数はなんとリーグ1位です!
個人的に気になったのは3PT。
サンダー時代の印象としては結構3PTを武器にしているイメージで、実際サンダー在籍時は平均2.0本の試投数で成功率は32.1%と悪くない数字を残しています。
ところが、昨季は平均1.1本の試投数で成功率は25.4%でした。
試投数も成功率も下がっていますね。
ペイサーズでの役割が変わったのだと思いますが、現時点でオールスターレベルのサボニスが3PTまで武器にし始めたら、もう止められないなと思っちゃいました!
今季は第1週の週間NBAに選出されたサボニス。
すでに24歳とは思えない貫録を見せていますが、さらに化ける可能性を秘めていると考えると末恐ろしい限りです・・・!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
コリン・セクストン
スタッツ:28得点1リバウンド4アシスト1スティール1ブロック
開幕から5試合連続で20得点以上を記録したセクストンを選出しました。
今日は63.2%という高いFG%を残しながらの28得点。
強引にでもシュートをねじ込んでしまう能力には惚れ惚れします!
また、今日もインサイドへの合わせや外へのキックアウトなど良いパスを供給していて、昨季からの進化を見せてくれました。
☆終わりに
日本時間で言うと、新年を迎えてすぐの試合だったペイサーズ戦。
私たちファンにとって良い新年のスタートとはいきませんでしたが、シーズンはまだ始まったばかり!
次の試合での連敗脱出に期待です!
次戦は、1月3日(日)、アウェイでのアトランタ・ホークス戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2020.12.30 vsニックス 2020年最終戦を勝利で締めたい!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
まずは更新が遅くなり申し訳ございません・・・!
年末年始が忙しくて全然試合を観れませんでした・・・。
こっから追いつけるように頑張りますので、試合を思い出す意味でも読んでいただけると嬉しいです!
現在開幕3連勝と、ファンでさえ予想できなかったスタートダッシュっぷりを見せているキャブス。
Twitterでも自分を含めてキャブスファンが相当浮かれていますが、そうなるのも仕方のないことですよね(笑)
開幕4連勝をかけた今日の相手はニューヨーク・ニックス。
前の試合ではあのバックスを20点差で下し、アップセットを演じて見せました。
キャブスにとってもプレシーズンで2連敗をした相手であり、うち一戦は36点差での大敗・・・。
リベンジを果たして、年内最終戦を勝利で飾りたいところです!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オスマン ナンス ドラモンド
The starting five. #BeTheFight pic.twitter.com/LabtmOehVQ
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月29日
欠場:ラブ KPJ ウィンドラー デラベドバ オコロ
第1Q
ブロック、ランドルの3PTで序盤からビハインドを背負う展開。
残り5分12秒の段階で10-15とリードされます。
ニックスの好調さとは裏腹にキャブスは3PTが全く決まらず・・・。
このクォーター、チームで10本の3PTを放ちますが、すべてが外れてしまいました・・・。
メンバーを入れ替えても流れを変えられないキャブス。
ノックスの3PTで10点差をつけられると、このままズルズルいき15-29のほぼほぼダブルスコアでこのクォーターを終えます。
第2Q
ドットソンがこの試合でチーム11本目にして初めての3PTをヒット!
ここで流れを変えたいよ!
そう思っていたらドラモンドのダンク、ドットソンからナンスへのアリウープで1ケタ差の23-32にしたところでニックスがタイムアウト。
いいよいいよ!
それでも勢いに乗りつつあるキャブスは相手のターンオーバーからの速い展開で3点差に迫ります!
そして1試合に最低1回見せ場を作るマギーがフローター気味のジャンプショット、そしてタップシュートで残り3分33秒、ついに40-40の同点にします!!!
なんか毎試合マギーについて触れている気がしますが、それくらい私にとってはインパクトを残してくれます(笑)
しかしブロックの3PTでリードすることは叶わず・・・。
クォーター直前にもブロックがブザービーターで3PTを沈め、46-53で試合を折り返します。
FG%が36.0%と46.2%、中でも3P%は11.8%と62.5%と大差をつけられていますが、ターンオーバーの数の差でなんとか7点差に抑えています。
第3Q
ガーランド、ドラモンドを中心に逆転を狙いますが、相手の速攻→ファウルしてしまう→相手のフリースローという流れが連発し、良い展開に持ち込めません。
残り7分にはニックスにボーナスが点灯していました。
そしてキャブスは前半から変わらず、シュートが全く決まりません。
エクサムの3PT決まってくれ~~
なんとか流れを変えようと、マギーとドラモンドをコートに並べる珍しい時間もありましたが、残り5分14秒からなんとチームで4点しか奪えませんでした・・・
ただ、ニックスも結構苦しんでいたので、64-71で7点差を維持したまま最終クォーターを迎えます。
第4Q
ガーランド、セクストン、ドットソン、オスマンを並べる超スモールなメンバーでスタート。
「最初が肝心だぞ!」と思っていたら、オスマンのレイアップがブロックされ、ドラモンドのターンオーバーから速攻を決められる最悪の出だしになります。
そしてドラモンドが5ファウルとなりベンチへ・・・
セクストンがファウルをもらえなかったことにビッカースタッフが抗議しテクニカルファウル・・・
や、やべぇぞ・・・
と思っていたら、ガーランドがランドルからイリーガルスクリーンをもらい勝利への執念を見せると、続いてマギーの3PT!
4連勝への流れが来ました!
その後も良いディフェンスから相手のターンオーバーを引き出しますが、それを得点に結びつけることができず・・・
ペイトンのコーナー3PT、ミッチェルのダンク、ブロックの3PTで引き離されていきます。
え、ペイトンの3PTは決まらないって聞いてたんですけど嘘だったんですか?
ラスト1分7点差でセクストンがターンオーバーを犯し万事休す。
86-95のロースコアでシーズン初黒星を喫しました。
Can't win 'em all. 🤷♂️ pic.twitter.com/WYUZbSZWDI
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月30日
☆主なトピック
その1 3PTが決まらなすぎました・・・
試合を通してシュートが不調だったキャブスは結局、32本中7本成功で21.9%の3PT成功率に留まりました。
ニックスが56.0%の成功率だったので、ここが試合の勝敗を分けたと言えるでしょう。
ちなみにキャブスの32本の3PT試投数は、今シーズン最多となります。
若干3PTに固執してしまった感があるので、こういうシューティングが不調な時にどう相手ディフェンスを攻略するのかをチームとして見出してほしいですね!
その2 こういう時のペイント内得点
この試合の前まで平均64.7点、リーグ2位のペイント内得点を挙げていたキャブスですが、この試合は46点に抑え込まれました。
なんでしょう?ミッチェルというリムプロテクターの存在が大きいのでしょうかね?
中も外も決まらないとなるとなかなか厳しい展開になってしまうので、どこかで攻撃の糸口を見つけ出してもらいたいです!
その3 ディフェンスでは手ごたえ
上述したようにオフェンスがひどすぎたキャブスですが、それでも9点差に収めることができたのはディフェンスの頑張りによるところです。
ターンオーバーの数はキャブスが13個に対してニックスは25個。
単純にニックスのミスとも言えますが、ナンスの4スティール、ドラモンドの3スティールを中心に簡単にパスを出させないディフェンスが実を結びました。
今シーズンはどんだけオフェンスがダメダメでも、ディフェンスから勝利の可能性を見出すことができそうなのは喜ばしいことですね。
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り6分42秒 ~気合の8秒バイオレーション~
D-UP. @CollinSexton02 stays working 😤 pic.twitter.com/plq1iSVqzY
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月30日
73-80の7点ビハインド、残り時間を考えるとこれ以上引き離されたくない状況でセクストンがバレットから8秒バイオレーションを引き出したシーンを選択しました。
その後のセクストンのリアクションが勝利への気迫を感じさせてくれます!
このプレーの前にはセクストンのパスからマギーの3PTも生まれており、試合の流れを変えられるチャンスだと思ったのですが、結局勝利には結び付きませんでした・・・。
それでもこのようなディフェンスから接戦には持ち込めていたので、次戦もう少しオフェンスが良くなれば勝利が見えてくるはずです!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。
エルフレッド・ペイトン
選出理由・・・3PT苦手って聞いてたんだけど、あれ?
3PTを4本中2本沈め、14得点を挙げたペイトン。
噂によると3PTは全然決まらないらしいので、「打たれても構わないよー」って思っていましたがさすがNBA選手!しっかりと決めてきました。
最終的に14得点8リバウンド7アシストと高スタッツを記録しました。
プロ7年目を迎えたペイトンはデビューシーズンから6年連続で27分以上の安定した出場時間を得ており、今季もニックスのスタメンPGとして出場しています。
3PTの低さという現代のPGとしては致命的な欠点を持っているにも関わらず、ここまでのプレイタイムをゲットしているのはシンプルにすごいことだと思います!
その要因としては、トリプルダブルを毎年1回以上確実に記録していることからも分かるように(18-19シーズンは6回!)、シューティング以外の能力がすべてハイレベルにある点だと思います。
昨季は7.2アシストでリーグ11位、1.6スティールでリーグ15位の好成績を収めています。
また、ターンオーバー数が少ないため、AST/TOは3.36でリーグ10位(35試合以上出場の選手内)の安定感です。
調べれば調べるほど良い選手だなと思いましたね!
課題は先ほどから言っている通り、3PT成功率の低さ。
これが最低限でもあればかなり評価が変わった選手だと思いますが、正直その最低限にも達していない現状です・・・
昨季の3PT%は20.3%と非常に低い数字を叩き出しています。
せめてフリーの状態だけでも決めてほしいのですが、ディフェンダーから6ft以上離れたワイドオープンな状況での3PTでも24.4%の成功率です。
キャッチ&シュートでの3PTも21.3%なので、決めるべき3PTを確実に決めていくだけでもかなり向上させられると思います。
今のニックスにはニリキナやクイックリーなど良い若手PGも台頭してきているのでスターター争いも熾烈になりそうですが、自身最大の課題を改善できれば厳しいニックスファンを納得させることもできるでしょう!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ジャベール・マギー
スタッツ:11得点9リバウンド0アシスト1スティール1ブロック
16分と短い出場時間で11得点を挙げたマギーを選出しました。
今日も今日とて良いブロックも飛び出しましたし、短時間でチームに流れをもたらすには十分な働きをしてくれました!
3PTも良い場面で決めてくれましたしね!
これからもプレーでもそれ以外でも存在感を示してくれるマギーに注目です!
☆終わりに
開幕3連勝を飾り、さあ4連勝だというところでしたが、それは高望みでしたね(笑)
ニックスにプレシーズンでの借りを返したかったですが、それはお預けということで・・・
日本時間でいうとこれが年内最終戦となりましたが、残念ながら勝利で年を越すことはできませんでした。
まぁ、2021年に期待しましょう!
次戦は、1月1日(金)、アウェイでのペイサーズ戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!
2020.12.24 vsシクサーズ イースト強豪との一戦はまさかの展開に・・・
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
2OTまで及ぶ激闘の興奮はまだ冷めませんが、今日はフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの一戦です!
オフに的確な戦力補強と監督の変更をしたシクサーズは現在開幕2連勝中。
シモンズとエンビードを中心に順調なスタートを切っています!
だがしかし、我らがキャブスも2連勝でこの試合を迎えています!
実質イースタン頂上決戦と言っても過言ではありません(?)
一度で良いから1位に「CLE」と書かれた順位表をスクショさせてくれ!
今日はシティエディションのユニホームを初めて着用し、試合開始です!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン ナンス ラブ ドラモンド
The opening act in #CavsSixers. 🎶 #ClevelandAmplified pic.twitter.com/HUg7BGmq6o
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
欠場:KPJ ウィンドラー デラベドバ オコロ
第1Q
昨日足を負傷したオコロに代わり、オスマンではなくナンスがスターター。
幸先よくドラモンドのポストプレーで先制すると、その後はシーソーゲームの展開に。
ハリスが3PTを決めるとセクストンのドライブレイアップ、シモンズがレイアップを決めるとガーランドがフローターを決める・・・といった展開が続きます。
しかし、シモンズのバスケットカウント、ハリスのコーナー3PTでシクサーズが若干リード。
それでも現在絶好調を維持しているオスマンの3PT2発で粘ると、セクストンの3PTで逆転!
シモンズのアリウープダンクで再逆転を許しますが、オスマンのレイアップ、セクストンのミドルなどで5点をリードします。
終了直前にはマギーがハリスとブラッドリーを連続でブロックし、29-24で第1Qを終えます。
第2Q
エクサムがハワードからファウルを受け、これがオフィシャルレビューを経てフレグラントファウル1に。
エクサムの首が真っ赤になってます・・・痛そう。
このフリースロー2投をセクストンが両方沈め、続いてキャブスボールとなるオフェンスでドットソンがミドルシュートを決めたところから流れはキャブスに。
ナンスの3PTで38-28の2ケタ点差にすると、セクストンの絶妙なバウンズパスからナンスがダンクを叩きこむというスーパープレーも生まれます!
さらに、シクサーズがターンオーバーを連発している間に、ドットソンの3PT。
そして、ドラモンドがシモンズをブロックし、自分でボールを運んでガーランドにパス。受け取ったガーランドがビハインドバックパスでナンスにボールを通すと、そのままボースハンドダンク!
最高です!めっちゃ興奮しました!
これで残り7分30秒で49-32。
その後はドラモンドのプットバックダンク、ナンスの3PTで得点を重ねますが、若干点差を詰められ64-50で後半へ。
また、怪我でベンチに下がったラブはこの試合に戻ってこられないことが発表されました・・・。
第3Q
ガーランド、セクストン、エクサムのスリーガードでスタート。
昨日は第3Qで得点が停滞し逆転を許したので、この点差を維持したいところです!
序盤はドラモンドとエクサムの連係で加点。
ドラモンドからエクサムのバックドアでダンクにつなげると、次はエクサムのパスでドラモンドが得点を決めます。
その後、前半はアシスト役に徹し4得点だったガーランドが積極的にドライブを仕掛け、一気に6得点!
アシストだけじゃなく自分でも点が取れることを証明します!
そしてセクストンのキックアウトからドットソンを経由しボールを受け取ったウェイドがコーナー3PTを決める!これで91-65。
少し点差を詰められますが、21点差の93-72で最終Qを迎えることができます!
第4Q
一気に試合を決めたいキャブスはガーランドのドライブレイアップ、ナンスの3PTなどで加点。
そしてエクサムのアリウープパスからドラモンドがワンハンドでボールを叩き込み、これで106-76の30点差をつけます!
そして、残り7分でシクサーズが主力を全員下げてギブアップ。
その後キャブスも主力を下げ、ガベージタイムに突入します。
ウェイド、メイカー、ボールデンが同時に並ぶ超ビッグラインナップもこんな時だからこそ見れます!
勝ち試合でのガベージタイムはとっても気分が良いですね!!
ベンチに下がった選手たちも全員が立って応援していたのが印象的でした!
試合は118-94で圧勝!なんと開幕3連勝を果たしてしまいました!
Hey @larrydn22, how many wins is that? pic.twitter.com/xCoaLjyxDz
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
☆主なトピック
その1 3PTの本数
昨シーズン3PTを相手に打たれた本数がリーグで1番少なかったシクサーズを相手に、キャブスが何本3PTを打てるかに注目していましたが、23本とここまでで最小の試投数となりました。
この3試合、キャブスの平均3PT試投数は27.7本。
これはリーグで2番目に少ない本数です。
ちなみに最も多いラプターズが43.5本だと考えると、より一層少なく感じますね!
それでもここまでの試合で高得点を記録できているのは、少ない本数の3PTを確実に決めていることとペイント内で多くの点数を取れていることが大きいです。
3PTの成功率はリーグ1位の43.4%、ペイント内得点はリーグ2位の平均64.7点となっています!
得点パターンはペイント内に偏っていますが、それを相手に警戒させられているからこそ、3PTを良い形で打てているのだと思います!
その2 ターンオーバーからの得点
この試合、キャブスは相手のターンオーバーから35点を挙げました。
これはシクサーズがターンオーバーを21個も出してしまったことに由来します。
ただ、この試合に限らず、しっかりと相手のミスを得点につなげられているため、今季ここまでのターンオーバーからの得点数は平均26.7点でリーグ1位。
昨季が14.4点でリーグ28位だったことを考えるとすごい進歩です!
何がこの成績をもたらしているかというと、もちろんスティール数の多さで、リーグ1位のスティール数を誇っています。
これはこれまでのキャブスになかった力ですね!
特にドラモンドの加入が大きいと思います。
現在スティール数ランキング5位のドラモンド、9位のナンスを中心に、守備から質の高い攻撃につなげるバスケを継続してほしいです!
その3 ゾーンを多用し、ある程度の3PTは許容するディフェンス
プレシーズンからゾーンディフェンスを多く用いているキャブスですが、今日も積極的に使っていきました。
ゾーンの欠点と言えば、3PTを簡単に打たれてしまうこと。
そのため、ここまでの3戦で3PTを打たれる本数がリーグで3番目に多いですが、それでもディフェンスレーティングは100.3とリーグ2位の好成績を収めています。
印象としては、簡単にペイントへ侵入させずにドライブしてくる相手には複数人で対応しているように見えます。
次の相手はシューターが少ないニックスなので次戦もゾーンを多く使っていきそうですが、それでプレシーズンは大敗を喫してしまっただけにどのようなディフェンスをしていくか注目です!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第2Q 残り7分10秒 ~完璧なブロック、オシャレなパス、そして豪快なダンク~
This fast break is EVERYTHING. 😍 pic.twitter.com/bk9PBI2gMI
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
守備から攻撃へ、パーフェクトな流れでした!
まずは相手のエース・シモンズをドラモンドがブロックすると、ボールを拾って自ら速攻に持ち込みます!
そしてゴール下に走りこんだガーランドにパス。
ボールを受け取ったガーランドはすぐさまビハインドバックでナンスにパスし、ナンスが両手でダンクをぶち込む!!
ドラモンド、ガーランド、ナンス、それぞれの良さが詰まった一連のプレーでしたね!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。
フルカン・コルクマズ
選出理由・・・倒れたオスマンに手を貸してくれてありがとう!
オスマンと同じトルコ出身のコルクマズ。
今日はオスマンがファウルを受けて転倒するシーンがありましたが、起き上がらせてあげる姿にほっこりしました(笑)
今シーズンでシクサーズ4年目となるコルクマズですが、ここまで順調にスタッツを伸ばしてきています。
昨季は72試合に出場し、うち12試合でスタメン出場。
平均出場時間も20分台に乗せてきたことで得点も増えましたし、その効率も上がっています。
エンビードとシモンズという圧倒的な存在がいる以上、コルクマズがオフェンスで求められていることはスペースを広げるためのアウトサイドシュート。
3PTに関してはデビューシーズンから大幅に進化しており、29.4%だった成功率が40.2%にまで伸びています。
特にコーナー3PTが凄まじくて、昨季は左コーナーが47.6%、右コーナーが52.3%と圧倒的な成功率を誇っています。
ただ、左右合わせてシーズンで86本の試投数しかないため、チームにとっての主要なオプションとはなっていないようです。
正直、シクサーズ内で優先度の高い選択肢としてコルクマズのコーナー3PTを設けても良いくらいの高い精度を誇っているので、もっと利用していって良いんじゃないかなと思います。
そうなれば、昨季平均9.8得点だったコルクマズですが、今季は2ケタ得点に乗ってくるはずです!
今季、セス・カリーやダニー・グリーンなどシューターを増やしたシクサーズですが、コルクマズを含めてどのように使われるのか、新監督のドック・リバースの手腕に注目したいです!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
アンドレ・ドラモンド
スタッツ:24得点14リバウンド3アシスト3スティール2ブロック
昨日の古巣ピストンズとの試合ではFG7/21で成功率が33.3%と精彩を欠いたドラモンド。
意地になってシュートを打っている感じにも見て取れました。
しかし今日の試合では効率の良い攻撃を選択し、24得点を記録。
これで3試合連続のダブルダブルです。
また、リバウンド、スティール、ブロックは今日に限らずの高スタッツ。
攻守で存在感を示しました!
☆終わりに
エンビード不在、選手の大幅な刷新からまだ日が浅いといったいくつかの条件付きではありましたがイースト強豪のシクサーズから勝利を奪い、なんと開幕3連勝を達成してしまいました!
結果もそうですが、昨年から確実に強くなっていることが分かる内容に、ファンとしては嬉しさしかないです!
ただ、今日もラブが負傷退場しましたが、けが人が続出しているのが気がかりなところですね・・・。
次戦は、明後日12月30日(水)、ホームでのニューヨーク・ニックス戦です!
いろいろあった2020年ですが、開幕4連勝という結果で今年を締めくくりたい!
今の勢いの選手たちならやってくれるでしょう!!!
それではまた!