2020.12.27 @ピストンズ 開幕2連勝をかけた戦いは2OTにもつれる激戦に!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
キャブス2戦目の相手はデトロイト・ピストンズ。
シーズン前の順位予想では、失礼なことにキャブスとこのピストンズが最下位に予想されることが多かった印象です!(あとニックスもか・・・)
とは言ってもピストンズにはグリフィンとローズがいますし、今オフにはグラント、プラムリー、ドラフトでキリアン・ヘイズを獲得しています。
そして、1番の注目はドラモンドにとっての古巣初対戦ということ。
If there’s one thing I learned about the NBA, there’s no friends or loyalty. I’ve given my heart and soul to the Pistons , and to be have this happen with no heads up makes me realize even more that this is just a business! I love you Detroit...
— Andre Drummond (@AndreDrummond) 2020年2月6日
移籍後はこんな悲しみのツイートをしていたドラモンドですが、元いたチームに意地を見せることができるでしょうか?
観客がいたら温かい拍手で迎えられたかもしれないだけに、少し悲しいですね・・・。
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オコロ ラブ ドラモンド
Tonight's first five on @FOXSportsCLE. #BeTheFight pic.twitter.com/V9RRI6izwb
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月26日
欠場:KPJ ウィンドラー デラベドバ
第1Q
グラントの3PTで先制をされますが、すぐさまガーランドが3PTを決め返します。
それに続くようにセクストン、ラブの3PTが決まりますが、ピストンズもグリフィンの3PTやグラントのレイアップなどで残り7分48秒の時点で11-11。
打ち合いの様相を呈します。
その後、キャブスが開始7分間で5ターンオーバーをしている間に、3PT攻勢を仕掛けてくるピストンズがリードを広げていきます。
それでも開幕戦を欠場したエクサムがコートに入ると、早速フローターをIN!
さらにエクサムのパスからオスマンが速攻のレイアップを2度成功させ26-26。
同点に追いついたところで第1Qが終了します。
第2Q
ドラモンドがブロックからセクストンにパスをつなぎ、セクストンが速攻のレイアップを決めて初めてのリードを奪います!
その後、エクサムからセクストンへのトランジションオフェンスが2連続で決まり、流れはキャブスに!
そして、こういう時にチームを盛り上げていくのはマギー!(笑)
あいさつ代わりのフローターを決めると、ディフェンスリバウンドからコースト・トゥ・コーストのダンクを叩きこみます!
マギーのドリブルめっちゃハラハラするわ!けどめっちゃ笑えるわ!
そこからはガーランドとオスマンの2人が躍動。
ガーランドのノールックパスからオスマンがレイアップを決め、これがバスケットカウントに!
さらにガーランドのミドル、オスマンの3PT、ガーランドのプットバックレイアップで得点を重ねると、ガーランドがヘイズとプラムリーの間をドリブルで割ってレイアップを決めるというスーパープレーも見せます!
なんとなくカイリーを見ている気分になって、なんかエモい気持ちになりました。
しかし、こんなに頑張っているのになかなか点差は開きません・・・。
なぜなら、グリフィンが3PTを決めまくるからです。
相当タフな3PTも沈めてくるので、「なんでやねん!」と叫びたくもなります・・・。
それでも、これまでシュートに苦しんでいたドラモンドがフックを決めると、終了直前にセクストンがフローターを沈め、59-53のリードで後半戦へ。
オコロの3ファウルが気になるところです。
第3Q
ここまでシュートに苦しんでいたラブの3PTでスタート。
9点差をつけますが簡単にペイント内への侵入を許し、4点差になります。
それでも、ドラモンドのゴール下ゴリ押しで強引に得点を奪い、オスマンの3PTで11点リード!
ベンチから出てくるオスマンのこの安定感!これは惚れますわ!(笑)
タイムアウト中に悔しそうにタオルを噛みしめるグリフィンの姿もあったように流れは完全にキャブスだったのですが、オフェンスが停滞する間にフリースローで差を詰められます・・・。
さらにオフェンスで走られまくり、速攻を連続で決められると、残り1分10秒、グラントのレイアップでとうとう同点に・・・。
クォーター終了間近にはラブの3PTミスから速攻を走られ、無理な体勢で打ったグラントのロング3PTが無情にもリングへ吸い込まれブザービーター・・・。
まさかの終盤4分38秒で3-17のランを決められ、81-86で終了。
第4Q
開始直後からドラモンドとオカフォーがバチバチ!
オカフォーが得意のポストオフェンスで連続得点を挙げると、ドラモンドのターンオーバーも誘います。
なにやらトラッシュトークをしてそうですが、この時間はドラモンドの負けでしょうね・・・。
興奮気味のドラモンドを一度ベンチに下げます。
それでもなかなか得点が奪えないジリジリとした時間が続くと、残り4分5秒のライトの3PTで93-101の8点ビハインドに・・・。
負けられないキャブスはセクストンが気迫でレイアップ沈め5点差。
ここからは徹底的にドラモンドのポストオフェンスでペイント内を攻めます。
ドラモンドは得点を決められはしないものの、ファウルをドロー。
ピストンズとしてもフリースローの苦手なドラモンドにファウルするのはOKという判断でしょう!
なんと1分19秒の間に6本のフリースローをゲット。
キャリア平均46.1%のフリースロー成功率であるドラモンドですが、そのうち5本を成功させます。
えらいぞ!!!
同点に追いついたところで、さらにドラモンドで攻めますが痛恨のボールロスト・・・。
決勝点を狙うピストンズは時間を使ってからローズが攻めます。
ドライブしてくるローズに対してセクストンがうまく付いていきパスを選択させると、コーナーでボールを受け取ったグラントにオコロがシュートさせず値千金の24秒バイオレーション!
残り5秒でキャブスボールとなります!
ラブからのハンドオフでガーランドがドライブし、フローターを放ちますがこれが外れます。
ドラモンドがプットバックを狙うも押し込めず101-101でオーバータイムへ!
ガーランドからドラモンドへのアリウープが狙えただけに悔しいですが、4分以上の間相手に得点を与えなかったことで延長戦に持ち込むことができました!
OT1
ここまで来たからには絶対に勝ちたい!
しかし、ローズのドライブレイアップ、グラントのプットバックダンクでスタートダッシュを決められると、さらにローズとグラントの3PTが決まり、残り2分15秒で103-112に・・・。
かなり絶望的な状況になりますが、今日のキャブスは一味違います!
ドラモンドのフックシュート、ラブの3PTで差を詰めると、セクストンのレイアップがゴールテンディングになり2点差に!
時間を使ってローズが攻めますが、ドリブルするローズからドラモンドがスティールをし、セクストンがドライブでレイアップをねじ込み、同点に!!!!
残り7.6秒でローズが再び攻めるところを再びスティール!
セクストンがボールを拾いタイムアウト。
残り1.2秒でサイドラインからラブがボールを入れようとするも、目の前に立ちふさがるライトの手に当たってしまい、タイムオーバー・・・。
2OTへと突入します!
OT2
ここで勝負を決めたいキャブスは最初からフルスロットル!
セクストンの連続レイアップ、ガーランドの3PTで7点差とすると、ラブの十八番である3PTのシュートフェイクからのドローアファウルでフリースローを3本ゲット!
これぞベテラン!シュートが不調でもこういうやり方で得点を奪えます!
このフリースローを全て決め、10点差!!
この得点により、前のOTから実に4分45秒の間で19-0のランを決めました!
その後、ライトに連続得点を許しますが、オスマンのコーナー3PTで勝負あり!
128-119で2OTに及ぶ熱戦を制しました!!!
🗣 2-0! pic.twitter.com/xMDfbIIKgk
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月27日
☆主なトピック
その1 ラインナップはどうなるか
ラブとエクサムが帰ってきたものの前の試合でウィンドラーが負傷し、KPJとデラベドバを含めて3人が欠場しているキャブス。
チームのベストラインナップはどうなるのでしょうか?
今日の試合で気になったのは2OTにもつれる試合を9人ローテで回したことです。
ラブが復帰したことでウェイドのプレイタイムがなくなったことは分かりますが、ドットソンも今日は出番がありませんでした。
ベンチにはいましたが、何か怪我とかしてましたっけ?
また、今日復帰を果たしたエクサムは主にPGとして起用されましたが、前半はアシストを量産していたものの第3Qの停滞の時間を作る要因にもなってしまいました。
セカンドユニットを含め、ビッカースタッフがどのようなメンバーで戦っていくのかに注目です!
その2 良くも悪くも目立ったドラモンド
古巣初凱旋となったドラモンドですが、今日は気合が空回りしたのかミスも目立つ結果となりました。
FG33.3%はセンターの選手であるならば相当低い数字ですし、ターンオーバーも4つ犯してしまいました。
それでも第4Qのクラッチタイム、チームは徹底的にドラモンドのポストオフェンスで攻撃。
この2試合、ゴール下で結果を出せていないドラモンドですが、ガーランド&セクストンのバックコートコンビが絶好調なだけにチームがどのようなオフェンスを軸にしていくかは考えなければならないポイントでしょう。
その一方、ディフェンスではこれまでのキャブスになかったものをもたらしています。
今日も4スティール、3ブロックを記録。
特にクラッチタイムでのローズからのスティールはチームに勝利を呼び込みました。
現状だとオフェンスの1stオプションは他に任せて、リバウンド、パス、ディフェンスなどで活躍してもらった方が良さそうですがどうでしょうか?
その3 ペイント内と3PT
今日の試合が2OTにもつれたということもありますが、この2試合で平均63得点がペイント内から生まれており、これはリーグ2位の成績です。
これはガーランドやセクストンの積極的なアタックやドラモンドのポストオフェンスによるものでしょう。
とはいえ、昨シーズンもキャブスはペイント内の得点が比較的多いチームでした。
それでも昨季はリーグ26位のオフェンスレーティングだったキャブスが現在平均以上を記録している要因は、45%の確率で決まっている3PTによるものが大きいでしょう。
セクストンが71.4%、ガーランドが63.6%、オスマンが53.8%の3PT成功率を叩き出すなど、かなり確変が起きていますが、次戦のシクサーズは昨季相手に打たせた3PT数が最も少ないチームなので、そのチーム相手にどこまで通用するのかは非常に見ものです!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
OT1 残り7.6秒 ~2OTに持ち込むセクストンのドライブレイアップ~
🔒 @AndreDrummond pic.twitter.com/ks9Ift80Pf
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月27日
2度目のOTへと導くセクストンのレイアップを選出しました。
これはその前のディフェンスを含めてのものです。
110-112とピストンズ2点リードの状況でピストンズボール。
もちろん時間を使ってからさらに点差を広げることを狙ってきます。
ここで失点してしまってはかなり逆転が厳しくなるところで、ローズをディフェンスするのはドラモンド!ミスマッチを作られてしまっています。
そんな状況でなんとドラモンドがローズからスティール!
それを拾ったセクストンがドリブルでレイアップへと結び付け、これで同点になりました!
注目してほしいのがスティールしたドラモンドがゴール下に走り込んでグリフィンを身体で抑え込み、セクストンのためのドライブスペースを空けていること。
コーナー3PTも狙えましたが、良い意味で強引にアタックできたからこそ生まれた得点でした!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。
ジャリル・オカフォー
選出理由・・・第4Q序盤のドラモンドとのやり合いが面白かったから。
第4Q序盤にドラモンドから連続得点を奪い、ターンオーバーも引き出してみせたオカフォー。
お互いに何か言い合っているようにも見えましたが、ドラモンドを一旦ベンチに下げることに成功し、結果的に代わりで入ったマギーのファウルアウトにもつながりました。
オカフォーと言えば、2015年にドラフト3位でシクサーズに入団。
しかし、現代バスケに合わないスタイルが災いし、近年は様々なチームを転々としています。
課題はシューティング能力とディフェンス能力の欠如。
シューティングという面では3PTはおろか、ミドルシュートもほとんど打てません。
昨季の試投数は3PTが3本、ミドルも3本となっています。
反対にペイント内では高確率でシュートを決められるため、昨季30試合以上出場した選手の中では、FG%がリーグ17位の62.5%を記録しています。
ディフェンスはというと、昨季所属したペリカンズの選手(30試合以上出場)の中では、ディフェンスレーティングがワーストとなる115.7を記録しており、ディフェンス面でチームの足を引っ張ってしまっていたことが分かります。
大きな課題を抱えたオカフォーですが、彼もまだ25歳。
もともとドラフト3位で指名されるだけのポテンシャルを持っているはずなので、新天地のピストンズでひと花咲かせてほしいです!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
コリン・セクストン
スタッツ:32得点2リバウンド3アシスト3スティール0ブロック
ガーランドにするか迷いに迷いましたが、スコアリングリーダーであるセクストンにしました。
FG65.2%という非常に高い成功率での32得点だったことに加え、クラッチタイムでの同点となるシュートならびにルーズボールに迷わず飛び込むハッスルさを加味しました。
セクストンの熱いエナジーがチームに勢いと勝利をもたらしましたね!
☆終わりに
前回の記事で文章を短くすると言っておきながら、試合が2度のオーバータイムにもつれたこともあり、さらに長くなってしまいました・・・すみません・・・。
2OTに及ぶ熱闘の末に劇的な勝利を挙げたキャブス。
2シーズン前は開幕6連敗を喫していたチームが、なんと開幕2連勝を挙げることに成功しました!
とは言え、まだ成績が下位に予想されている2チームに勝っただけです。
次のシクサーズ戦こそ、その真価が問われてくるでしょう!
次戦は、明日12月28日(月)のホームでのシクサーズ戦です!
チームの3連勝に期待しましょう!
それではまた!
2020.12.24 vsホーネッツ シーズン開幕!!
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
プレーオフに進出したチームにとっては短かったオフシーズンだったかもしれませんが、我々キャブスファンにとっては長すぎました・・・。
ようやくシーズン開幕です!
開幕戦の相手はシャーロット・ホーネッツ。
FAでゴードン・ヘイワード、ドラフトでラメロ・ボールを獲得し、戦力アップに成功しています!
お互い長いオフシーズンを乗り越えて意気込みは抜群!
面白い試合になりそうです!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン オコロ ナンス ドラモンド
Tonight's #CavsHornets starting five! #BeTheFight pic.twitter.com/14hPP3sy1t
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月23日
欠場:ラブ エクサム デラベドバ KPJ
第1Q
チームのシーズン初得点は、セクストンのフリースロー。
ホーネッツのシュートがなかなか決まらないうちにキャブスは得点を加えていき、残り6分12秒にキャリア初得点となるオコロのフリースローで15-7のリードを奪います!
その後、ロジアーの連続3PTで2点差に迫られますが、マギー、セクストンの得点で同点にはさせません。
残り2分35秒でセクストンの3PT!
ここまでセクストンはFG4/4、12得点と絶好調です!
ビヨンボの得点で24-23の1点差に迫られたところで、第1Q終了!
NBAデビューを果たしたウィンドラーが果敢に得点を狙うも、初得点はお預けになりました。
第2Q
ナンスの3PT、ドラモンドのフックシュートで得点を重ねると、ナンスのアシストからウィンドラーが3PTをIN!!
プロ2年目にして初得点を挙げました!
これでテンションが上がったのか、ドラモンドが3PTを打ちますが外れます。
やっぱり今シーズンも3PT狙っていくんだね・・・(笑)
その後、セクストンからオコロへのアリウープダンクなんかも飛び出しちゃいます!
そして、セクストンがミドル、3PTと立て続けに決め、FG6/6の17得点!
今シーズンのセクストンはやばいかも!!!
勢いに乗ったキャブスはマギーが躍動します。
スピンムーブからファウルをもらいながらシュートを決め、バスケットカウント!
その後もフックシュートなどを次々に決めていき、この第2Qのみで9得点。
なんか分かんないけど、顔とか挙動とか見ていてやっぱり面白い選手です(笑)
そして、ドライブしてきたオコロの豪快なボースハンドダンク、ナンスのトマホークダンクなどハイライトプレーが連発し、お祭り騒ぎ!!!
第2Qは41-21で圧倒し、スコアも65-41の大量リードを築きます!
第3Q
スタートと同じメンバーで開始。
ポストアップしてボールを要求するもパスをくれないセクストンに不満げなドラモンドに気兼ねしていたところ、速攻でリムに突っ込むセクストンから外で待つガーランドにパスが出て3PT!
セクストン~~!お前そんなことができるようになったのか~~(泣)
しかし、ヘイワード、グラハム、ロジアーと次々に3PTが決まっていき、不穏な空気が漂い始めます。
ガーランドのノールックパスからナンスのダンク!など、見所も作りましたがホーネッツのアウトサイド攻撃が止まりません!
残り4分32秒のロジアーのバスカンで8点差まで迫られますが、ここでチームを救ったのが控えに回ったオスマン!
連続3PTで、嫌なムードを払拭します!
しかし、残り2分53秒にアクシデント・・・。
レイアップにいったウィンドラーにヘイワードの身体がぶつかり、ウィンドラーは変な体勢で落下。
左手首に身体がのしかかるような落ち方になってしまいました。
このプレーでファウルをもらえたのでウィンドラーにフリースローが与えられましたがコートに戻ることができず、ボルデンが代わりとしてフリースローを打ちました。
ウィンドラーのことは心配ですが、そんな中でもウェイドの3PTやセクストンのフローターでのバンクショットで加点。
93-80で最終Qへ進みます!
第4Q
ドラモンドが屈強な身体を使ったポストプレーで得点を重ねますが、ロジアーが止まりません!
ロジアーが3PT、レイアップと連続で得点したところで、ビッカースタッフはすかさずオコロをコートに戻し、ロジアーをマークさせます。
いやぁ、オコロ君、相当信頼されていますね!
チームとしてもこういう時に頼れるディフェンダーがいるのはありがたいことでしょう!
ここでガーランドの連続3PTが炸裂!
1つはディフェンダーをスクリーンにかけてからのプルアップ3PT、もう1つはオコロからガーランドへのコーナー3PTと良い形を作れています!
個人的にガーランドの柔らかいシュートフォームから高弾道で放たれるシュートがとても好きなので、これが決まるとめちゃくちゃテンション上がります!
続けて、ガーランドはプルアップミドルなんかも決めちゃいます!
時間がないホーネッツはオールコートでディフェンスしますが、狙い通りにやられてしまうのが今のキャブス・・・。
ボールをフロントコートまで運べず、8秒バイオレーションを取られます。
その後も、ダブルチームされたドラモンドがパスを暴投してターンオーバー。
ドラモンド、かなりフラストレーションを溜めていそうです・・・。
ミスが連発しますが、残り58秒、ドライブしてきたセクストンがオコロにディッシュパスを出し、オコロは冷静にポンプフェイクからレイアップを成功させ、119-108。
勝負ありと思われましたが、ロジアー、グラハムに連続3PTを決められ、キャブスはタイムアウトを取ります。
タイムアウト中は、それまでイライラしていたドラモンドをひょうきんな動きで笑わせるオコロの姿も見えました。
どっちがベテランか分からんな(笑)
その後、セクストンがしっかりとフリースローをもらい、121-114で勝利!
3シーズンぶりに開幕戦で勝利を挙げました!!
A very Merry Cavsmas for all! 😄 pic.twitter.com/2PIGzZfoNd
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月24日
☆主なトピック
その1 ウィンドラーの怪我の程度
左手首の負傷で試合に戻ってくることができなかったウィンドラーですが、怪我の程度が気になるところです。
彼の痛がり方と彼に1番近いところにいたマギーが深刻そうに頭を抱えていたのを見ると、嫌な予感もよぎってしまいます。
ちなみに、ヘイワードとの接触で起きてしまった不運な事故でしたが、ヘイワードも3年前のキャブスとの開幕戦で左脚に大怪我を負っています。
「キャブス」「ヘイワード」「開幕戦」の組み合わせは、かなり相性が悪そうですね・・・。
とにかく、満を持してNBAデビューを果たしたのにも関わらず、1試合でまた長期離脱となるとあまりにもかわいそうです。
ウィンドラーの無事を心から祈っております。
その2 え?ローテーションにウェイド入ってくるの?
ラブが開幕戦を欠場したとはいえ、それでもウェイドは試合のローテーションに入ってこないと思っていました。
しかし、第1Qから早くも出場を果たすと、かなり効果的な働きをしてくれました。
結果的に、15分の出場で7得点3アシスト3スティールと、攻守にわたって活躍。
今日の勝利に貢献してくれました!
開幕前に選手のプレビューを書きましたが、ローテーションに入ってくることはないだろうと思い、彼の記事は省いてしまいました。申し訳ない・・・。
今後も起用されるようであれば、シーズン開幕後ではありますが彼のプレビューを書きたいと思います!
その3 ボールが良く回りました!
今日のキャブスはたくさんのアシストが生まれました!
チーム全体のアシスト数34は、昨シーズンにおけるチーム最高記録と同数です。
スターターで言うと、ナンスの8アシストを筆頭に、ガーランドが6アシスト、セクストンとオコロが5アシスト、ドラモンドが4アシストとポジションに関係なく、良いパスが供給されていたことが分かります。
また、各チームが1試合を終えましたが(サンダーとロケッツ以外)、パスの本数は全チーム中トップでした!
ターンオーバーは相変わらず多いですが、この数を減らせれば、チームとしてのバスケットも熟成されていきそうです。
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第3Q 残り8分44秒 ~美しいパス回しからのガーランド3PT~
Charlotte Hornets vs Cleveland Cavaliers Full Game Highlights | 2020-21 NBA Season
※動画では4:56あたり
「あれ?自分の応援するチームってスパーズだったっけ?」と思ってしまうようなパスワークをチョイスしました!
ガーランド→ドラモンド→ナンス→オコロ→ガーランドとボールが回っての美しい3PT!
パスの多さが際立っていた今日の試合を象徴するようなプレーだったので選ばせていただきました!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。
テリー・ロジアー
選出理由・・・3PT決めすぎだから。
3PTを10本成功させ、42得点を挙げたロジアー。
この得点数は自身のキャリアハイであるとともに、開幕戦でのホーネッツ最高記録だそうです。
ロジアーは今季でホーネッツ2年目となります。
自分の中では、セルティックスでカイリーの控えPGをやっていた時のイメージが強く、なんとなくホーネッツ移籍後は期待外れのシーズンを送っていると思っていました。
しかし、昨季は、18.0得点4.1アシスト3P%40.7%の成績を残していて、得点はセルティックス時代の2倍になっています。
キャッチ&シュートでの3PTとなると45.7%を記録しており、リーグトップレベルのシューターと言えそうです!
それでも3PT10本は決めすぎだわ!(笑)
でも、選手としては優秀だけど、高額な契約が足かせになっているタイプの選手ですかね?
ドラフトでラメロが加入したことでトレードの噂もあるようですが、今日の活躍を見るともったいなく思えてしまいます。
個人的に1番興味深いなと思ったのが、グラハムとロジアーの身長が2人とも185cmだということです!
これってガーランド&セクストンコンビと同じ身長なんですよ!
低身長なバックコートコンビという共通点があっても、やっている戦術は全然違うと思うのでホーネッツのコンビがどんなバスケをするのか今後注目していきたいなと思いました!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ラリー・ナンスJr.
スタッツ:13得点13リバウンド8アシスト3スティール2ブロック
あわやトリプルダブルといった獅子奮迅の活躍。
特に、的確なパスでチームの得点をアシストしまくりました。
ラブの欠場によるスタメン出場となりましたが、自身の万能さを思う存分発揮しました!
余談ですが、コロナウイルスで打撃を受けた地元企業を宣伝するために、試合会場入りの際に企業名が入ったアパレルを着用するという彼独自の活動がこの試合からスタートしました!
Game 1 - @thegrogshop
— Larry Nance Jr (@Larrydn22) 2020年12月23日
Guys check out the link to buy my game worn jersey tonight to help support them #ClevelandHelpingClevelandhttps://t.co/a2K1KoTa8N pic.twitter.com/oj4V5oCHei
☆終わりに
初めての戦評だったので張り切りすぎて文章が長くなってしまいました・・・ごめんなさい。
気になる部分だけでも読んでいただけたら大変嬉しいです!
今後もこのようなスタイルで書いていきたいと思いますが、もっとコンパクトにすることを意識したいですね。
なにはともあれ、シーズン開幕戦を勝利で祝うことができました!
昨年からのチームとしての成長も見られたので、ファンとしては最高の勝利だったのではないでしょうか?
これだけは言わせてください・・・キャブス優勝!!!
次戦は、12月27日のアウェイでのピストンズ戦です!
チームの連勝に期待しましょう!
それではまた!
【素人分析】20-21シーズンのアイザック・オコロをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第13回かつ最終回は、キャブス期待のルーキー、アイザック・オコロです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
アイザック・オコロ
背番号 35
ポジション SF
身長/体重 198cm/102kg
生年月日 2001/1/26(19歳)
☆大学1年時主要スタッツ
28試合出場
31.5分/試合
12.8得点/試合
4.4リバウンド/試合
2.0アシスト/試合
0.9スティール/試合
0.9ブロック/試合
FG 51.0%
3P 28.6%
FT 67.4%
注目ポイント① スターターかベンチか
今季のオコロについて考えたときに、まず気になるのは起用のされ方だと思いますが、おそらくスターターとして出場すると思います。
プレシーズンでも4試合すべてでスターターとして起用され、平均27.5分出場しました。
この出場時間はチームでトップです。
このことからも、オコロにより多くの経験を積ませたいというチームの方針が見えてきます。
おそらくこの方針はシーズンでも同じだと思うので、スターターとして使ってくるでしょう!
これによって、スタメンを外れることになるのはオスマンでしょう。
現時点での実力を比べたら、ディフェンス能力以外のほとんどはオスマンが勝ると思います。
もし、現在のキャブスが今勝たなければいけないチームだったらオスマンがスターターの可能性もあったかもしれませんが、そうではなく、数年後に優勝が狙えるチームを作ることが目標です。
そのためには、より若い選手に経験を積ませることが最優先になってくるのでオコロが優先的に起用されると思います。
注目ポイント② 評価の高いディフェンス能力
ドラフトNo.1ディフェンダーという肩書きで評価を上げてきたオコロ。
そしたら、ディフェンス最下位のチームに指名されてしまいました(笑)
キャブスはこのオフにディフェンダーの補強等は行っていないので、ディフェンスの強化という面でオコロが期待されているものは大きいと思います。
まず、私が驚かされたのはオコロの筋肉のつき方で、明らかにルーキー離れしています。
NBAレベルでもディフェンスでフィジカル負けすることは、そこまで多くはないんじゃないかなと感じました!
また、プレシーズンを観ていても、うまくは言えないですがディフェンスする際のプレッシャーが他のキャブスの選手とは全然違いました。
相手のドライブに対しても、しつこく付いていって簡単なシュートは打たせません。
まだNBA経験のないルーキーですが、おそらく開幕から相手エースのマークを任されるシーンは多くなるでしょう。
リーグには素晴らしい選手がたくさんいるので、彼らを守り切ることは相当困難なミッションです。
それでも、1年目からそんな選手たちとマッチアップできることはラッキーなことだと思って、自分の力を試していってほしいです!
注目ポイント③ 課題のシューティングで成長できるか
オコロの最大の弱点と言えばシューティング能力の低さです。
大学では3P%が28.6%、FT%が67.4%でした。
プレシーズンゲーム4試合では45.5%の3PT成功率を記録しましたが、これを当てにするのはおそらく間違っているでしょう。
シーズンが始まってから、多少なりとも苦戦することが予想されます。
こればかりは一朝一夕でどうにかなるものではないので、焦らず上達していってもらいたいです!
苦手だということは分かった上で、それでもオコロのディフェンス力やポテンシャルに期待してチームは指名しているので!
焦る必要はないのです!
(ちなみにクリッパーズのレナードも大学時代はオコロとほぼ同じの29.1%の3PT成功率だったので、オコロにも成長の余地は大いにあります!)
注目ポイント④ 恵まれた身体能力
今季、たとえ3PTシュートの改善が叶わなくてもオコロはそのたくましい身体を活かしてゴール下で得点を奪うことができます。
まだ自分でシュートをクリエイトすることはできないと思いますが、オフボールの動きに関しては前評判が良いです。
カッティングでディフェンダーを置き去りにして、イージーなバスケットにつなげることも可能でしょう。
そのためにはオコロのオフボールの動きはもちろん、パスの出し手も重要になってきます。ガーランド、セクストン、ラブ、ドラモンドなどから良いパスが供給されることに期待します!
また、昨季のキャブスはリーグで4番目にファストブレイクポイントが少ないチームでした。
トランジションオフェンスの先頭を、アスレチック能力が高くて、接触があっても決め切ってくれるオコロが走ってくれれば、そこから得点も生まれそうです。
それこそプレシーズンゲーム1戦目のペイサーズ戦でオコロが決めたゲームウィナーのように・・・。
あとはラブからオコロへのアウトレットパスとかも見てみたいですね!
まとめ
まだ参考にするものが大学1年間の成績などしかないので、記事を書くのが難しかったです・・・。
要するにオコロが持つ可能性はデータなんかで測れないほど未知数ということです!
オコロの指名は、ディフェンス力の欠如というキャブスが抱える最大の課題を解決するためにうってつけの人選でした。
まずはその自信のあるディフェンスからNBAでの手応えを感じていってほしいです!
シーズンが終わるころにオコロがどんな選手になっているかが今から楽しみですね!
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アイザック・オコロについて、あなたの意見もお待ちしております!
これにて、バスケ素人である私が恥も知らずに選手のプレビューを書いてみるシリーズは終了です!
「あれ?選手足りなくね?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その通りです・・・!
もちろん忘れたわけではないのですが、メイカー、ウェイド、2way契約のボルデン、スティーブンスはローテーションに入ってくるかは分からない状態なので取り上げませんでした。
シーズンが開幕して、もし彼らがキャブスのローテーションに入ってくるようだったら彼らについてもその都度書いていこうと思います!
ブログを立ち上げるのが遅れて、焦って記事を連投することになってしまいましたが、キャブスの開幕戦までにこのシリーズを書ききることができて良かったです!
ちなみにこの文章を書いている時点では、あと1時間半で開幕戦が始まります(笑)
本当にギリギリでした・・・。
このシリーズを通して読んでくれた人がいるかどうかは分かりませんが、自分自身これを書いたことによって意外な発見があったり、よりキャブスの選手について詳しくなることができました!
正直、このシリーズを書いていて初めて知ったバスケ用語とかたくさんありますよ!(笑)
さて、キャブスの新たなシーズンが始まろうとしていますが、本当に楽しみです!
キャブスは最下位予想が多いですが・・・。
どんな結果になろうとも、このブログのタイトル通り「気楽」に応援していきますよ!
全試合書けるかわかりませんが、シーズンが始まったのでこれからは試合の戦評も書いていくつもりです!
早速、年末年始に突入するので、即断念しそうですが・・・。
何はともあれ、これからもよろしくお願いいたします!!!
それではまた!
【素人分析】20-21シーズンのラリー・ナンスJr.をプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第12回は、偉大な父の背番号を受け継ぐ者、ラリー・ナンスJr.です!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
ラリー・ナンスJr.
背番号 22
ポジション PF/C
身長/体重 201cm/111kg
生年月日 1993/1/1(27歳)
☆昨季主要スタッツ
56試合出場
26.3分/試合
10.1得点/試合
7.3リバウンド/試合
2.2アシスト/試合
1.0スティール/試合
0.4ブロック/試合
FG 53.1%
3P 35.2%
FT 67.6%
注目ポイント① 得点パターンが増えてます
昨季のナンスはキャリアで初めて平均2桁得点を挙げました。
特に、シーズン途中にクラークソンが移籍してからはKPJとナンスでベンチポイントを稼いでいたので、クラークソン移籍後のナンスは平均11.4得点の数字を残しています。
なぜ、昨シーズン得点を増やせたかというと3PTの向上が大きいです。
少し昔話をすると、キャブスにやってきた時のナンスはハイライトに載るような派手なダンクが魅力で、インサイドでしか点が取れないタイプの選手でした。
それに変化が見られたのが18-19シーズン。
このグラフのように18-19シーズンから急激に3PTの試投数を増やし、昨季は平均2.8本の3PTを打ちました。
しかも35.2%の成功率を挙げています!
また、ディフェンダーとの距離が6ft以上空いているオープンな3PTは38.1%の確率で決めており、決めなければならないフリーの3PTを確実に沈めていっていることが分かります。
これの何が良いかと言ったら、相手のディフェンダーが3PTラインにいるナンスを無視できなくなるということです。
「フリーにしてはいけない」と相手に思わせられるような成績を残せたことは、オフェンスで中にスペースを作りやすくなるかもしれません!
注目ポイント② ハードワークをいとわないプレースタイル
まず積極的にリバウンドに絡んでいくので、ベンチ出場の選手ながらリーグ37位の7.3リバウンドを稼ぎ出しています。
また、ボックスアウトの回数もリーグ33位で、ゴール下で身体を張っていることが分かります。
中でも、オフェンス時のボックスアウト回数はリーグ13位となっており、とてもベンチ出場とは思えない高順位です!
ナンスの身長は201cmで、彼のポジションの中では小柄です。
それでもここまでのリバウンドを獲得できている背景には、ボックスアウトなど基本的なことを確実にやる、彼の勤勉さがあるのでしょう。
また、ディフェンスにおいてもタフにこなしており、彼の昨季のディフェンスレーティングは
オンコート→110.7 オフコート→116.2
と、ナンスがコートにいるときは改善傾向にあります。
そして、スティール数も4年連続で1試合平均1.0以上を記録しており、相手の隙を見逃さない姿勢が見て取れます。
注目ポイント③ チームのパスワークへの積極参加
ナンスは1試合当たりのパス数とボールタッチ数がチームで5番目に多い選手です。
ナンスより多いのは、ガーランド、ラブ、セクストン、トリスタンで昨季前半のスターターの選手が並びます。
しかし、この4人は1人当たり平均2.3回のターンオーバーを犯すのに対して、ナンスは平均1.1回だけです。
ボールを扱う量に対して、ミスが少ないことが分かると思います。
パスワークでのナンスの役割は、ボールのつなぎ役になることです。
1つ面白いデータを見つけたのですが、ナンスはペイント内でのボールタッチ数がリーグで28位の5.8回あります。
そして、その状態からボールをパスする割合は34.2%で、これはペイント内でのボールタッチ数が多い上位50人の中で最も高い確率になります。
ペイント内でボールを持ったら問答無用でシュートを狙う選手が多い中で、パスのつなぎ役であるナンスはボールを味方に捌くという意識が強いのではないでしょうか?
実際、昨シーズンのナンスの平均2.2アシストのうち、平均0.5アシストがこのプレーから生み出されています。
まあ、パスをしなくてもナンスのペイント内シュートの成功率は67.9%と高いので、相手選手はペイント内で彼にボールを持たせない努力が必要ですね!
と、得意げに言ってみたのですが、彼が攻撃の隠れたキーマンになっていることは間違いないようです。
注目ポイント④ 今季もベンチ出場ではあると思うが・・・
昨季のスタッツや私がこれまで述べてきたことを見ても、彼がただのベンチメンバーではないことは分かってもらえるはずです。
ただ、キャブスにラブという存在がいる以上、今季もベンチスタートになりそうですが、チームからの信頼も厚い彼の出場時間は昨季同様30分近くまで伸びてくると思います!
また、もうすでにラブが開幕戦を欠場することが発表されていますが、怪我がちなラブは試合を欠場することが多いです。
そのため、ラブの代わりにナンスがスターターを務める試合も多くなると思います。
たとえエースを欠いた状況でも、自身を持ってナンスをスターターに送り出せるのは、ファンとしては頼もしい限りですね!
まとめ
この【素人分析】シリーズでは、どの選手に対しても課題や改善点にあえて触れてきましたが、ナンスは良い部分しか書いていません。
このことから分かるかもしれませんが、私がキャブスで1番好きな選手はナンスなのです・・・。
ただ、贔屓をしているわけではなく、正直、ナンスに明確な弱点を見つけ出すことができませんでした!
世間的に、かなり過小評価されている選手だと思っています。
先日、新型コロナウイルスで経済的な打撃を受けた地元企業を支援する活動を発表したナンスですが、こういうところも含めて素晴らしい選手です。
コート内外で活躍するナンスを皆さんも応援していきましょう!
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ラリー・ナンスJr.について、あなたの意見もお待ちしております!
次回はこのシリーズ最終回!キャブス期待のルーキー、アイザック・オコロです!
これを書いている時点でキャブスにとっての開幕戦まであと5時間を切っていますが、それまでにオコロの記事を書ききれるように頑張ります!
それではまた!
【素人分析】20-21シーズンのデイミアン・ドットソンをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第11回は、新加入のデイミアン・ドットソンです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
デイミアン・ドットソン
背番号 21
ポジション SG/SF
身長/体重 196cm/95kg
生年月日 1994/5/6(26歳)
☆昨季主要スタッツ
48試合出場
17.4分/試合
6.7得点/試合
1.9リバウンド/試合
1.2アシスト/試合
0.5スティール/試合
0.1ブロック/試合
FG 41.4%
3P 36.2%
FT 66.7%
注目ポイント① 現代的な3&Dの選手
3&Dの選手は近年どんどん需要が高まっていますが、ドットソンもそこに分類される選手です。
まずは3PT。
ドットソンは、昨季3PTを36.2%の確率で成功させました。
シュートの半分以上が3PTということもありますし、完全なシュータータイプだと言えそうです。
また、ディフェンダーが自分から2~4ftの間にいるようなタイトな状況での3PTが44.8%の高確率で決まっている一方、4ft以上離れているオープンな状況では34.8%の確率に留まっています。
ディフェンダーにチェックされている方が圧倒的にシュートが決まりやすいという珍しいタイプのようです。
オープンな時でもシュートを安定して決められるようになれば、今季3PT成功率が40%を超えてくる可能性もありそうです!
そしてドットソンはディフェンスでも貢献してくれそう。
昨季はニックスに所属していましたが、オンコート時のディフェンスレーティングはチームで2番目の好成績でした。
注目ポイント② ミドルシュートも武器
ドットソンは得点パターンとしてミドルレンジからのシュートも多用しています。
実に、全体のシュートの23.1%がミドルシュートです。
驚くべき点が、ドットソンは2年連続でペイント内のシュートよりもミドルシュートの方が多いということです。
シュートの効率性が求められるようになり、現代バスケにおいてはゴール下か3PTのシュートを打つことが最も効率的だと言われております。
そんな中で、ペイント内よりミドルを選択するドットソンはかなり珍しい部類だと言えるでしょう。
ちなみに、ミドルシュートの成功率は44.8%となっており、高い確率を誇っています。
近年は非効率だと言われるミドルシュートですが、この確率ならば十分武器になっていると言えるはずです!
注目ポイント③ ターンオーバーの少なさ
昨季のドットソンは出場時間が短かったとは言え、1試合平均わずか0.4回のターンオーバーに抑えました。
これをアシストとターンオーバーの比率であるAST/TOの数値で見ると2.71となり、これはリーグで31位の成績です。
これには、昨季のニックスの中でボールのタッチ数がチームで2番目に少なかったことも関係していると思います。
さらに、いざボールを持ったら迷わずシュートを狙っていくからこそ、ターンオーバーも少なく抑えられたのではないでしょうか?
プレシーズンゲームでも積極的にシュートを狙っていく様子が見られました!
加えて、かなり周りの状況も冷静に見えている印象を受けました。
プレシーズンではいくつか他の選手のアシストもしていましたし、プレシーズン1戦目のあのオコロのゲームウィナーもパスを出したのはドットソンでしたね!
注目ポイント④ 今季どのような起用法となるか
ドットソンは昨季まで3年間ニックスに所属していましたが、かなり波のある使われ方をしていました。
2年目となる18-19シーズンは73試合に出場し、うち40試合でスターター。
平均出場時間は27.4分でした。
しかし、昨季の19-20シーズンは平均出場時間が17.4分に下がり、出場試合もすべてベンチ出場の48試合にとどまりました。
これにはドラフトで指名したバレットの加入が影響していると思われます。
そして今季キャブスにやってきたドットソンですが、キャブスにもオコロ、オスマン、KPJ、ウィンドラー、エクサムなど若手のウイングが多く在籍しているので彼らとのポジション争いになりそうです。
ただ、プレシーズンでアピールに成功し、4試合中2試合でスターター出場も果たしたドットソンですので、シーズン開幕後も結構なプレイタイムをもらえそうです!
まとめ
FAでキャブスにやってきたドットソンですが、キャブスにシュート力と競争力をもたらしてくれそうです!
プレシーズンを見る限りだと、彼の得点力は目を見張るものがありました。
昨季のキャブスで言うと、クラークソン的な選手になってくれそうだなと思ったので、新シーズンの活躍に期待したいです!
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デイミアン・ドットソンについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、偉大な父の背番号を受け継ぐ者、ラリー・ナンスJr.です!
それではまた!
【素人分析】20-21シーズンのマシュー・デラベドバをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第10回は、キャブスファンのお気に入り、マシュー・デラベドバです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
マシュー・デラベドバ
背番号 18
ポジション PG/SG
身長/体重 191cm/91kg
生年月日 1990/9/8(30歳)
☆昨季主要スタッツ
57試合出場
14.4分/試合
3.1得点/試合
1.3リバウンド/試合
3.2アシスト/試合
0.4スティール/試合
0.0ブロック/試合
FG 35.4%
3P 23.1%
FT 86.5%
注目ポイント① 堅実なプレイメーカー
この素人分析ではAST/TOという数値を多く取り上げてきましたが、昨季、アシスト数3.2、ターンオーバー数1.0のデラベドバは、この値が3.05になっています。
この数字はリーグで15位の好成績です!
ミスをほとんどせずに味方をアシストできるということで、安定感のあるPGであることが分かると思います。
中でも、昨季スターターとして出場した4試合では、1試合あたりの平均アシストは9.3個と驚異的な成績を残しました。
ちなみに、スターターとしてナゲッツやスパーズなど格上チームからも勝利を掴んでいます。
若い選手が揃ってきたのでデラベドバの出場時間も短くなっていきそうですが、チームに安定感が必要な時間はこの男に頼ることになりそうです!
注目ポイント② 3PT能力の急激な低下
18-19シーズンは33.8%の成功率だった3PTが、昨季は23.1%と急激な低下を見せました。
特にキャッチ&シュート(3PT)の精度が悪化しました。
18-19シーズンは成功率が38.1%でしたが、19-20シーズンは24.3%になってしまいました。
確かに、「これは決めてくれー!」というフリーのシュートが昨季はことごとく外れていましたね・・・。
ディフェンダーと4ft以上離れたオープンなスリーも、成功率が21.7%だったのでかなり深刻な状況です・・・。
3PT成功率が40%を超えるシーズンがこれまでに2度あったデラベドバ。
昨季はリズムを崩してしまっていた印象ですが、今季は調子を取り戻してほしいです!
注目ポイント③ ディフェンス力
ハードなディフェンスを若手の時から武器としてきたデラベドバ。
過去には、あまりにアグレッシブなディフェンスをするため、ダーティープレイヤーの印象がついたこともありました。
今季もそのタフなディフェンスでチームに貢献したいところです!
昨季のディフェンスレーティングを見ても、デラベドバがオンコートの時とオフコートの時で大きく数字が違います。
オンコート時→105.0 オフコート時→117.1
ちなみに、このオンコート時のレーティングはチーム内では断トツで最も良い成績です(次点はエクサムの110.2)。
もちろん、セカンドユニットやもっと言えばガベージタイムに出てくるデラベドバが良い数字になりやすいということはもちろんあると思いますが、このオンコートとオフコートの差はあまりに大きいのではないでしょうか?
注目ポイント④ チームメイトとのコミュニケーション
上に書いたディフェンス力にも通じることですが、デラベドバは試合中にチームメイトと言葉を交わす量が圧倒的に多いです。
先日のプレシーズンゲームでも、ポジション関係なく若い選手と積極的にコミュニケーションをとるデラベドバの姿が見られました。
ディフェンスにおいては彼個人の能力はもちろん、意思の疎通を通してチーム全体のディフェンス力を高められているからこそ、あのディフェンスレーティングが残せているのだと思います。
若い選手が多い今のキャブスにおいて、良い指南役になってくれるはずです!
また、現在のキャブスはデラベドバ、エクサム、メイカーとオーストラリア出身の選手が3人在籍しています。
思い通りのキャリアにはなっていないエクサムとメイカーですが、同郷のデラベドバの存在が彼らの躍進のきっかけになってくれたら嬉しいです!
まとめ
今オフにFAだったデラベドバでしたが、ベテランミニマムの契約でキャブスに残留してくれました。
キャブスファンの中で彼のことが嫌いな人はいないのではないでしょうか?
今や2016年の優勝メンバーはラブとデラベドバのみになってしまいました。
チームの若返りが進み、出場時間はさらに短くなると予想できますが、彼の存在がチームにもたらしてくれるものの大きさは計り知れないでしょう!
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マシュー・デラベドバについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、新加入のデイミアン・ドットソンです!
それではまた!
【素人分析】20-21シーズンのジェディ・オスマンをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第9回は、トルコの貴公子、ジェディ・オスマンです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
ジェディ・オスマン
背番号 16
ポジション SF/PF
身長/体重 201cm/104kg
生年月日 1995/4/8(25歳)
☆昨季主要スタッツ
65試合出場
29.4分/試合
11.0得点/試合
3.6リバウンド/試合
2.4アシスト/試合
0.8スティール/試合
0.2ブロック/試合
FG 43.7%
3P 38.3%
FT 67.0%
注目ポイント① 今季はベンチ出場になりそう
キャブスはNBAドラフト2020の1巡目5位で、オスマンと同ポジションのオコロを指名。
今季はこのオコロをSFのスターターに持ってきそうなので、オスマンはベンチからのスタートになりそうです。
レブロンがいなくなった17-18シーズンからスターターとして2年間出場し続けたオスマンですが、ルーキーシーズンぶりにセカンドユニットの一員として出場します。
これは本人にとって悔しいことなのかもしれませんが、より多くボールに触れるという面ではむしろ良い結果をもたらしそうです。
昨季はシューターとしてコーナーで待機する時間が多く、またフリーになったとしてもそこにパスが来るとは限りませんでした(笑)
ボールに触れる回数で言えば、ベンチメンバーであるナンスの方が多かったくらいです。
今季はベンチからの出場でより伸び伸びとしたプレーができそうです!
シューター化していたオスマンですが、彼がボールハンドラー役をこなすプレーも多くなるかもしれません。
注目ポイント② もしかしたら昨季より得点を稼ぐかも・・・?
昨季は1試合平均11.0得点だったオスマン。
KPJの加入によって出場時間が18-19シーズンより短くなった分、平均得点も13.0点から減少しました。
オスマンが放ったシュートのうち3PTが占める割合も18-19シーズンの44.3%から52.7%に増加したことからも、シューターとしての側面が強くなっていることが分かります。
もともとオスマンは万能さがウリの選手です。
今季はセカンドユニットの得点源として期待されますが、3PTだけではなく様々な手段で得点を稼ぐ姿が見られるかもしれません。
注目ポイント③ 上達がはっきりと見て取れる3PT
昨季は3PT成功率38.3%を記録し、その前年の34.8%から確率を上げました。
特に良くなったのはキャッチ&シュートの精度。
キャッチ&シュートによる3PTは33.7%から38.8%の成功率に急上昇しました。
しかし、課題がないというわけではなく、ディフェンダーとの距離が6ft以上あるワイドオープンな状態での3PTが32.1%の成功率なので、フリーな状態でもっと決められるようになれば、さらなる成長もありそうです。
注目ポイント④ フリースローの精度を取り戻せるか
昨季はフリースローの成功率が67.0%になり、前年の77.9%から10%以上減少しました。
原因は分かりませんが、個人的にはワールドカップ、トルコ対アメリカ戦のクラッチタイムで決定的なフリースローを2投とも外してしまったことが頭に残ってるんじゃないかと勝手に心配しています・・・。
今季、ベンチメンバーとして中にドリブルで切り込んでいくプレーなどが増えるのであればフリースローの機会も多くなりそうなので、ここの改善は必須となりそうです!
まとめ
シーズン開幕こそベンチ出場となりそうですが、プレシーズンも2試合で平均21.0得点を挙げるなど、簡単に引き下がる気はなさそうです。
そういう面ではオコロなどスタートの選手たちも、そううかうかしてられないはずです。
チーム内で競争が起きることは全体の底上げにもつながるので、ファンにとっては喜ばしいことでもありますね!
オスマンが成績を伸ばし、チームも意外な躍進を遂げれば、シックスマン賞の獲得もあるんじゃないかなと密かに期待しています!
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ジェディ・オスマンについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、キャブスファンのお気に入り、マシュー・デラベドバです!
それではまた!