【素人分析】20-21シーズンのデイミアン・ドットソンをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第11回は、新加入のデイミアン・ドットソンです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
デイミアン・ドットソン
背番号 21
ポジション SG/SF
身長/体重 196cm/95kg
生年月日 1994/5/6(26歳)
☆昨季主要スタッツ
48試合出場
17.4分/試合
6.7得点/試合
1.9リバウンド/試合
1.2アシスト/試合
0.5スティール/試合
0.1ブロック/試合
FG 41.4%
3P 36.2%
FT 66.7%
注目ポイント① 現代的な3&Dの選手
3&Dの選手は近年どんどん需要が高まっていますが、ドットソンもそこに分類される選手です。
まずは3PT。
ドットソンは、昨季3PTを36.2%の確率で成功させました。
シュートの半分以上が3PTということもありますし、完全なシュータータイプだと言えそうです。
また、ディフェンダーが自分から2~4ftの間にいるようなタイトな状況での3PTが44.8%の高確率で決まっている一方、4ft以上離れているオープンな状況では34.8%の確率に留まっています。
ディフェンダーにチェックされている方が圧倒的にシュートが決まりやすいという珍しいタイプのようです。
オープンな時でもシュートを安定して決められるようになれば、今季3PT成功率が40%を超えてくる可能性もありそうです!
そしてドットソンはディフェンスでも貢献してくれそう。
昨季はニックスに所属していましたが、オンコート時のディフェンスレーティングはチームで2番目の好成績でした。
注目ポイント② ミドルシュートも武器
ドットソンは得点パターンとしてミドルレンジからのシュートも多用しています。
実に、全体のシュートの23.1%がミドルシュートです。
驚くべき点が、ドットソンは2年連続でペイント内のシュートよりもミドルシュートの方が多いということです。
シュートの効率性が求められるようになり、現代バスケにおいてはゴール下か3PTのシュートを打つことが最も効率的だと言われております。
そんな中で、ペイント内よりミドルを選択するドットソンはかなり珍しい部類だと言えるでしょう。
ちなみに、ミドルシュートの成功率は44.8%となっており、高い確率を誇っています。
近年は非効率だと言われるミドルシュートですが、この確率ならば十分武器になっていると言えるはずです!
注目ポイント③ ターンオーバーの少なさ
昨季のドットソンは出場時間が短かったとは言え、1試合平均わずか0.4回のターンオーバーに抑えました。
これをアシストとターンオーバーの比率であるAST/TOの数値で見ると2.71となり、これはリーグで31位の成績です。
これには、昨季のニックスの中でボールのタッチ数がチームで2番目に少なかったことも関係していると思います。
さらに、いざボールを持ったら迷わずシュートを狙っていくからこそ、ターンオーバーも少なく抑えられたのではないでしょうか?
プレシーズンゲームでも積極的にシュートを狙っていく様子が見られました!
加えて、かなり周りの状況も冷静に見えている印象を受けました。
プレシーズンではいくつか他の選手のアシストもしていましたし、プレシーズン1戦目のあのオコロのゲームウィナーもパスを出したのはドットソンでしたね!
注目ポイント④ 今季どのような起用法となるか
ドットソンは昨季まで3年間ニックスに所属していましたが、かなり波のある使われ方をしていました。
2年目となる18-19シーズンは73試合に出場し、うち40試合でスターター。
平均出場時間は27.4分でした。
しかし、昨季の19-20シーズンは平均出場時間が17.4分に下がり、出場試合もすべてベンチ出場の48試合にとどまりました。
これにはドラフトで指名したバレットの加入が影響していると思われます。
そして今季キャブスにやってきたドットソンですが、キャブスにもオコロ、オスマン、KPJ、ウィンドラー、エクサムなど若手のウイングが多く在籍しているので彼らとのポジション争いになりそうです。
ただ、プレシーズンでアピールに成功し、4試合中2試合でスターター出場も果たしたドットソンですので、シーズン開幕後も結構なプレイタイムをもらえそうです!
まとめ
FAでキャブスにやってきたドットソンですが、キャブスにシュート力と競争力をもたらしてくれそうです!
プレシーズンを見る限りだと、彼の得点力は目を見張るものがありました。
昨季のキャブスで言うと、クラークソン的な選手になってくれそうだなと思ったので、新シーズンの活躍に期待したいです!
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次回は、偉大な父の背番号を受け継ぐ者、ラリー・ナンスJr.です!
それではまた!