2020.12.24 vsシクサーズ イースト強豪との一戦はまさかの展開に・・・
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
2OTまで及ぶ激闘の興奮はまだ冷めませんが、今日はフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの一戦です!
オフに的確な戦力補強と監督の変更をしたシクサーズは現在開幕2連勝中。
シモンズとエンビードを中心に順調なスタートを切っています!
だがしかし、我らがキャブスも2連勝でこの試合を迎えています!
実質イースタン頂上決戦と言っても過言ではありません(?)
一度で良いから1位に「CLE」と書かれた順位表をスクショさせてくれ!
今日はシティエディションのユニホームを初めて着用し、試合開始です!
☆戦評
スターター:ガーランド セクストン ナンス ラブ ドラモンド
The opening act in #CavsSixers. 🎶 #ClevelandAmplified pic.twitter.com/HUg7BGmq6o
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
欠場:KPJ ウィンドラー デラベドバ オコロ
第1Q
昨日足を負傷したオコロに代わり、オスマンではなくナンスがスターター。
幸先よくドラモンドのポストプレーで先制すると、その後はシーソーゲームの展開に。
ハリスが3PTを決めるとセクストンのドライブレイアップ、シモンズがレイアップを決めるとガーランドがフローターを決める・・・といった展開が続きます。
しかし、シモンズのバスケットカウント、ハリスのコーナー3PTでシクサーズが若干リード。
それでも現在絶好調を維持しているオスマンの3PT2発で粘ると、セクストンの3PTで逆転!
シモンズのアリウープダンクで再逆転を許しますが、オスマンのレイアップ、セクストンのミドルなどで5点をリードします。
終了直前にはマギーがハリスとブラッドリーを連続でブロックし、29-24で第1Qを終えます。
第2Q
エクサムがハワードからファウルを受け、これがオフィシャルレビューを経てフレグラントファウル1に。
エクサムの首が真っ赤になってます・・・痛そう。
このフリースロー2投をセクストンが両方沈め、続いてキャブスボールとなるオフェンスでドットソンがミドルシュートを決めたところから流れはキャブスに。
ナンスの3PTで38-28の2ケタ点差にすると、セクストンの絶妙なバウンズパスからナンスがダンクを叩きこむというスーパープレーも生まれます!
さらに、シクサーズがターンオーバーを連発している間に、ドットソンの3PT。
そして、ドラモンドがシモンズをブロックし、自分でボールを運んでガーランドにパス。受け取ったガーランドがビハインドバックパスでナンスにボールを通すと、そのままボースハンドダンク!
最高です!めっちゃ興奮しました!
これで残り7分30秒で49-32。
その後はドラモンドのプットバックダンク、ナンスの3PTで得点を重ねますが、若干点差を詰められ64-50で後半へ。
また、怪我でベンチに下がったラブはこの試合に戻ってこられないことが発表されました・・・。
第3Q
ガーランド、セクストン、エクサムのスリーガードでスタート。
昨日は第3Qで得点が停滞し逆転を許したので、この点差を維持したいところです!
序盤はドラモンドとエクサムの連係で加点。
ドラモンドからエクサムのバックドアでダンクにつなげると、次はエクサムのパスでドラモンドが得点を決めます。
その後、前半はアシスト役に徹し4得点だったガーランドが積極的にドライブを仕掛け、一気に6得点!
アシストだけじゃなく自分でも点が取れることを証明します!
そしてセクストンのキックアウトからドットソンを経由しボールを受け取ったウェイドがコーナー3PTを決める!これで91-65。
少し点差を詰められますが、21点差の93-72で最終Qを迎えることができます!
第4Q
一気に試合を決めたいキャブスはガーランドのドライブレイアップ、ナンスの3PTなどで加点。
そしてエクサムのアリウープパスからドラモンドがワンハンドでボールを叩き込み、これで106-76の30点差をつけます!
そして、残り7分でシクサーズが主力を全員下げてギブアップ。
その後キャブスも主力を下げ、ガベージタイムに突入します。
ウェイド、メイカー、ボールデンが同時に並ぶ超ビッグラインナップもこんな時だからこそ見れます!
勝ち試合でのガベージタイムはとっても気分が良いですね!!
ベンチに下がった選手たちも全員が立って応援していたのが印象的でした!
試合は118-94で圧勝!なんと開幕3連勝を果たしてしまいました!
Hey @larrydn22, how many wins is that? pic.twitter.com/xCoaLjyxDz
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
☆主なトピック
その1 3PTの本数
昨シーズン3PTを相手に打たれた本数がリーグで1番少なかったシクサーズを相手に、キャブスが何本3PTを打てるかに注目していましたが、23本とここまでで最小の試投数となりました。
この3試合、キャブスの平均3PT試投数は27.7本。
これはリーグで2番目に少ない本数です。
ちなみに最も多いラプターズが43.5本だと考えると、より一層少なく感じますね!
それでもここまでの試合で高得点を記録できているのは、少ない本数の3PTを確実に決めていることとペイント内で多くの点数を取れていることが大きいです。
3PTの成功率はリーグ1位の43.4%、ペイント内得点はリーグ2位の平均64.7点となっています!
得点パターンはペイント内に偏っていますが、それを相手に警戒させられているからこそ、3PTを良い形で打てているのだと思います!
その2 ターンオーバーからの得点
この試合、キャブスは相手のターンオーバーから35点を挙げました。
これはシクサーズがターンオーバーを21個も出してしまったことに由来します。
ただ、この試合に限らず、しっかりと相手のミスを得点につなげられているため、今季ここまでのターンオーバーからの得点数は平均26.7点でリーグ1位。
昨季が14.4点でリーグ28位だったことを考えるとすごい進歩です!
何がこの成績をもたらしているかというと、もちろんスティール数の多さで、リーグ1位のスティール数を誇っています。
これはこれまでのキャブスになかった力ですね!
特にドラモンドの加入が大きいと思います。
現在スティール数ランキング5位のドラモンド、9位のナンスを中心に、守備から質の高い攻撃につなげるバスケを継続してほしいです!
その3 ゾーンを多用し、ある程度の3PTは許容するディフェンス
プレシーズンからゾーンディフェンスを多く用いているキャブスですが、今日も積極的に使っていきました。
ゾーンの欠点と言えば、3PTを簡単に打たれてしまうこと。
そのため、ここまでの3戦で3PTを打たれる本数がリーグで3番目に多いですが、それでもディフェンスレーティングは100.3とリーグ2位の好成績を収めています。
印象としては、簡単にペイントへ侵入させずにドライブしてくる相手には複数人で対応しているように見えます。
次の相手はシューターが少ないニックスなので次戦もゾーンを多く使っていきそうですが、それでプレシーズンは大敗を喫してしまっただけにどのようなディフェンスをしていくか注目です!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第2Q 残り7分10秒 ~完璧なブロック、オシャレなパス、そして豪快なダンク~
This fast break is EVERYTHING. 😍 pic.twitter.com/bk9PBI2gMI
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2020年12月28日
守備から攻撃へ、パーフェクトな流れでした!
まずは相手のエース・シモンズをドラモンドがブロックすると、ボールを拾って自ら速攻に持ち込みます!
そしてゴール下に走りこんだガーランドにパス。
ボールを受け取ったガーランドはすぐさまビハインドバックでナンスにパスし、ナンスが両手でダンクをぶち込む!!
ドラモンド、ガーランド、ナンス、それぞれの良さが詰まった一連のプレーでしたね!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。
フルカン・コルクマズ
選出理由・・・倒れたオスマンに手を貸してくれてありがとう!
オスマンと同じトルコ出身のコルクマズ。
今日はオスマンがファウルを受けて転倒するシーンがありましたが、起き上がらせてあげる姿にほっこりしました(笑)
今シーズンでシクサーズ4年目となるコルクマズですが、ここまで順調にスタッツを伸ばしてきています。
昨季は72試合に出場し、うち12試合でスタメン出場。
平均出場時間も20分台に乗せてきたことで得点も増えましたし、その効率も上がっています。
エンビードとシモンズという圧倒的な存在がいる以上、コルクマズがオフェンスで求められていることはスペースを広げるためのアウトサイドシュート。
3PTに関してはデビューシーズンから大幅に進化しており、29.4%だった成功率が40.2%にまで伸びています。
特にコーナー3PTが凄まじくて、昨季は左コーナーが47.6%、右コーナーが52.3%と圧倒的な成功率を誇っています。
ただ、左右合わせてシーズンで86本の試投数しかないため、チームにとっての主要なオプションとはなっていないようです。
正直、シクサーズ内で優先度の高い選択肢としてコルクマズのコーナー3PTを設けても良いくらいの高い精度を誇っているので、もっと利用していって良いんじゃないかなと思います。
そうなれば、昨季平均9.8得点だったコルクマズですが、今季は2ケタ得点に乗ってくるはずです!
今季、セス・カリーやダニー・グリーンなどシューターを増やしたシクサーズですが、コルクマズを含めてどのように使われるのか、新監督のドック・リバースの手腕に注目したいです!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
アンドレ・ドラモンド
スタッツ:24得点14リバウンド3アシスト3スティール2ブロック
昨日の古巣ピストンズとの試合ではFG7/21で成功率が33.3%と精彩を欠いたドラモンド。
意地になってシュートを打っている感じにも見て取れました。
しかし今日の試合では効率の良い攻撃を選択し、24得点を記録。
これで3試合連続のダブルダブルです。
また、リバウンド、スティール、ブロックは今日に限らずの高スタッツ。
攻守で存在感を示しました!
☆終わりに
エンビード不在、選手の大幅な刷新からまだ日が浅いといったいくつかの条件付きではありましたがイースト強豪のシクサーズから勝利を奪い、なんと開幕3連勝を達成してしまいました!
結果もそうですが、昨年から確実に強くなっていることが分かる内容に、ファンとしては嬉しさしかないです!
ただ、今日もラブが負傷退場しましたが、けが人が続出しているのが気がかりなところですね・・・。
次戦は、明後日12月30日(水)、ホームでのニューヨーク・ニックス戦です!
いろいろあった2020年ですが、開幕4連勝という結果で今年を締めくくりたい!
今の勢いの選手たちならやってくれるでしょう!!!
それではまた!