2021.1.8 @グリズリーズ 勝率5割キープなるか⁉
見に来てくださり、ありがとうございます!ぶんやと申します!
(更新が遅れていて申し訳ございません・・・)
マジックとの連戦を連敗で終えたキャブス。
本日の相手はメンフィス・グリズリーズです!
モラントとJJJというデュオをケガで欠き、現在2連敗中。
負傷者の多さに悩まされているグリズリーズですから、今のうちに勝利しておきたいところです!(キャブスもケガ人だらけなんだった・・・!)
それでは試合開始!
☆戦評
スターター:ドットソン オコロ オスマン ナンス ドラモンド
UPDATE: @wholeteamDot gets the start. #BeTheFight pic.twitter.com/4DzCgJB6VR
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
欠場:ラブ エクサム セクストン KPJ ウィンドラー ガーランド デラベドバ
第1Q
レギュラーシーズンで今まで欠場をしたことがなかったセクストンがプロ3年目にして初めての欠場。
ただ、同じく前回の試合で足を痛めたドットソンは出場してくれました!
本職がPGの選手なしで臨むこの試合は、良くも悪くも楽しくなりそうです!
そのドットソンの3PTで幕開け。
やはりドットソンがPG役を任されており、ボールを持つ時間が長くなります。
両チームともシュートが低確率で今日もロースコアのゲームになりそうな予感。
両チームの違いはターンオーバーの数で、ハンドラー不足が影響してか、ミスからの失点で若干のビハインドを負います。
タイムアウト後、サイドラインからボールを入れる時にもターンオーバーをするしさ・・・。
このプレーによってグレイソンアレンのプルアップ3PTが決まってしまい、アレンはさらにもう1本3PTを沈めます。
19-24で第1Q終了です。
第2Q
ドットソン、ウェイド、ナンス、マギー、ドラモンドという驚きの布陣で第2Qスタート!
4Bigって初めて見ました・・・。
いきなりナンスからのスキップパスでマギーがコーナー3PTを決めます!
コーナーで待機するマギーってなんやねん!(笑)
さらにドラモンドのフローター、ウェイドの3PTで残り10分17秒、27-27の同点にします!
タイムアウト明け、ウェイドをオコロに代えたことで4Bigは終了します。
とはいっても3Bigではありますけどね?
マギーとドラモンドが同時にコートに並んでますけどね?
そんな光景が不思議ではなくなるほど見慣れてきてしまいました(笑)
その後、6点ビハインドとなりますが、ナンスのコーナー3PT、オコロのプルアップ3PT、ナンスのダンクが連続し、一気に逆転!
それからは一進一退のシーソーゲームとなります。
オスマンがドライブからのアシストを連続で決めていき、46-45で後半へ!
第3Q
バランチュナス、ブルックスの活躍で、グリズリーズが1~5点くらいのリードを常にキープする時間が続きます。
ナンスのこの日3本目となる3PTや、ドットソンとドラモンドのピック&ロールからドラモンドがバスケットカウントを奪うなど良いプレーも生まれますが逆転にはつながらず。
逆にデズモンドベインの3PTで7点差にされてしまいます。
それでもウェイドが2本目の3PTを決めるなど粘りを見せ、67-69の2点差で終了。
だんだんウェイドがラブに見えてきたよ!
第4Q
序盤から徹底的にドラモンドのポストプレイで攻撃していきます。
フリースローも貰いつつ、逆転のチャンスを探っていきます。
一時5点差とされますが、ウェイドがドライブからキックアウトパスを出し、受け取ったナンスがノーマークの3PTを決め2点差に!
これでナンスは3PTが4/4の活躍です!
そしてドラモンドの良いディフェンスから、ナンスがジャンプボールを獲得します。
ジャンプボールは普通自分の後ろ側にタップすると思いますが、高さで勝るナンスはバレーボールのアタックのように前にボールをはじき、それをキャッチしたドットソンが速攻のレイアップを決め、残り5分28秒、83-83の同点に!
直後にブルックスの3PTで再びリードされますが、ナンスのダンク、ドラモンドのターンアラウンドシュートで残り3分、再び88-88の同点にします!
ここでタイムアウトを取ったキャブス。
タイムアウト後、ボールを持ったオスマンはドラモンドのスクリーンを利用し3PTを放ちます。
これがリングに吸い込まれ、91-88!
このリードを死守したいところですが、残り1分30秒、バランチュナスのプットバックをドラモンドがファウルしてしまいフリースローを献上。
バランチュナスがしっかりと2投決め、91-90。
残り1分を切り、オスマンがフローターを狙いますがこれが外れ、カウンターをくらいます!
タイアスジョーンズのレイアップをオコロがチェイスダウンブロックしたように見えましたが、ファウルをコールされます・・・。
頭を抱えるオコロ。
ビッカースタッフは「ファウルじゃないだろ!」とチャレンジを要求します!
その間、このプレーのリプレイが様々な角度で流れましたが、見れば見るほど完璧なブロックに見えます!
やはりチャレンジが認められ、ノーファウルとなりジャンプボールからリスタート!
ジャンプボールにめっぽう強いドラモンドがマイボールにして、得点を狙います。
ハイポストでボールを持つドラモンド。
ディフェンスの隙が生まれたところを見逃しませんでした!
コーナーから中にカットしてきたオコロにパスを出し、オコロがダンク!
これにはベンチも大盛り上がり!
グリズリーズがここでタイムアウトを取り、同点を狙ってきます。
3点差なので3PTだけは絶対やらせてはいけません!
しっかりと相手に密着し、うまくコーナーに追い込んでデズモンドベインの3PTをタフなショットにさせ、これが外れます!
リバウンドを取ったドットソンにすぐさまファウルをしてきますが、このフリースローを1本決めて、4点差に。
再びタイムアウトを取るグリズリーズですが残り0.3秒で4点差は安心でしょう!
スローイン前にファウルを取られたり、バスカンで4点プレーを決められるのも嫌なので、わざわざディフェンスをしようとはせずに5人全員がペイント内に居続けてました。
完全にノーマークなのでグレイソンアレンに3PTを決められますが、ここでタイムアップ!(この3PTは時間切れで認められず)
終盤のビッグプレーによって94-90で勝利しました!
PULLED OUT THE W! #BeTheFight pic.twitter.com/oorGCOsLZ3
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
☆主なトピック
その1 4Big爆誕
第2Qの最初からドットソン・ウェイド・ナンス・マギー・ドラモンドという驚きの構成で、ビッグマン4人を同時起用したキャブス。
結果的に、このメンバーで戦った1分43秒で8-3のランを達成しました。
欠場者が続出している今だからこそ実現した組み合わせですが、この平均204.8cmの布陣はある意味衝撃的でした(笑)
ちなみにこんなにデカいメンバーでしたが、シュートがすべて決まったということもあり、この時間帯のリバウンド数はゼロでした。
その2 本職PGなしでのボール保持時間とタッチ数
今日の試合のボール保持時間とボールタッチ数をみると、やはりドットソンとオスマンが中心だったことが分かります。
ドットソンのボール保持時間が6.2分でタッチ数が75回、オスマンのボール保持時間が6.1分でタッチ数が83回でした。
ガーランドとセクストンが揃って出場していた1月3日のホークス戦までの記録だと、それぞれドットソンが0.8分・16.0回、オスマンが1.3分・37.8回だったと考えると、とてつもない増加ですよね。
次点でドラモンドがボール保持時間3.9分でタッチ数が77回。
1月3日までだと2.0分・60.5回でした。
特に大きい変化はこの3人でしたが、全員でハンドラー不足を補ったと思います。
ちなみにナンスは保持時間こそ増えましたが、タッチ数は減らしたという点で興味深いですね!
その3 相手のオフェンスリバウンド数
この試合、グリズリーズは11個のオフェンスリバウンドを獲得しました。
リバウンドに強いイメージのキャブスですが、実は今季リーグワースト3位となる平均11.2個のオフェンスリバウンドを相手に許しています。
昨シーズンは平均9.7個でリーグ11位の成績だったので、かなり悪化していると言えそうです。
カギはボックスアウト。
ディフェンス時のボックスアウトの数もリーグワースト3位の成績になっています。
基本的なことを地道にやっていくことで改善できるはずなので、高い意識でやっていってほしいです!
☆個人的ハイライトシーン
→私が試合で最も興奮したプレーを紹介するコーナーです。
第4Q 残り33.5秒 ~相手の決勝点を阻止する、オコロのチェイスダウンブロック~
CLEAN BLOCK! #BeTheFight pic.twitter.com/GcSs3BpqxK
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2021年1月8日
残り40秒を切り、スコアは91-90。
追加点がほしいキャブスは、オスマンがドライブからフローターを狙いますがこれが外れ、相手の速攻を受けます。
誰もディフェンスに戻れていなかったのですが、オコロが驚異的なスピードでタイアスジョーンズを追いかけ、レイアップをブロック!
一時はファウル判定されますが、ビデオ判定後取り消し。
これを決められていたら91-92と逆転されていたため、この試合を落としていた可能性も大いにあるでしょう。
そのため、チームの大ピンチを救ったオコロのこのプレーを選出しました!
☆未来のキャブス戦士を調査!
→冗談です。キャブスに来るはずありません。他チームの選手に疎い私が、個人的に気になった相手選手を知るためのコーナーです。(※リーグ内ランキングを用いる際は35試合以上出場した選手を対象にしています)
ブランドン・クラーク
選出理由・・・やはり八村選手の元同僚だから
ゴンザガ大で八村選手と一緒にプレーしていたので日本でも知名度が高いクラーク。
髪型とかかなり変わったなと思ったのですが、いつからなんでしょうか・・・?
プロ2年目24歳のクラークはルーキーシーズンの昨季、ベンチ出場ながら期待以上の活躍を見せ、オールルーキー1stチームに選出されました!
魅力は、昨季FG61.8%という高い成功率を残したオフェンス。
クラークの得点の82.8%がアシストを受けての得点でしたが、味方のアシストを確実にリムに押し込むことができます。
また、3PTも1試合平均1.1本を放ち、35.9%の成功率を残しています。
決してシュートがうまいタイプではないと思いますが、クラークが放った3PTのうち78.1%が相手ディフェンダーから6ft以上離れたワイドオープンな状態で打っていることが高い成功率につながったと思います。
ちなみに6ft以上離れているときの成功率は40%超えです。
こうして昨季は平均12.1得点という成績を叩き出すことに成功しました!
また、クラークがオンコート時のチームのペースは106.13で、オフコート時の103.38から大きくテンポアップします。
走り勝つバスケをしたいならクラークの存在はグリズリーズにとって欠かせないと思いますね!
そして、大学3年時にウェスト・コート・カンファレンスの最優秀守備選手賞を獲得したディフェンス力にも注目です。
特にブロック力には定評があるので、これからの成長に期待です!
今季はここまで主にシュートの成功率という面で数字を落としてしまっているクラーク。
特にモラントの欠場はクラークにとってかなり痛いと思いますが、JJJがいない今だからこそ成長できることアピールできることがあるはずです。
素晴らしかったルーキーシーズンからさらに進化したクラークを見せてほしいですね!
☆本日のMVP
→私の独断と偏見で、この試合最も活躍した選手を選出します。
ラリー・ナンスJr.
スタッツ:18得点3リバウンド4アシスト3スティール0ブロック
クラッチタイムのインパクトでオコロ・・・といきたいところですがナンスを選びました!
彼の活躍がなければ、この接戦も生まれなかったと思いますので。
今日のナンスは3PT4/4を含む、FG7/7とパーフェクトでした!
特に3PT4本はチームにとって非常に大きかったと思います!
あと、もうこれはいつも通りなのですが3スティールも記録しました。
☆終わりに
PG全員を欠くという緊急事態でしたが、チーム全員がそれを補うだけの頑張りを見せたことで勝利を手にすることができました!
これで勝率5割をキープ!
次戦は、1月10日(日)、アウェイでのミルウォーキー・バックス戦です!
更新が遅れていて申し訳ありませんが、なるべく早く記事をアップしたいと思います!
それではまた!