【素人分析】20-21シーズンのダリアス・ガーランドをプレビューしてみる
見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。
素人が選手をプレビューしてみる企画第8回は、若き司令塔、ダリアス・ガーランドです!
それではどうぞ!
※注意
・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です
・データはNBA.com/Statsを参考にしています
・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です
・文章量は選手によって大きく異なります
ダリアス・ガーランド
背番号 10
ポジション PG
身長/体重 185cm/87kg
生年月日 2000/1/26(20歳)
☆昨季主要スタッツ
59試合出場
30.9分/試合
12.3得点/試合
1.9リバウンド/試合
3.9アシスト/試合
0.7スティール/試合
0.1ブロック/試合
FG 40.1%
3P 35.5%
FT 87.5%
注目ポイント① 正真正銘のチームの司令塔になれるか
セクストン、ガーランドと2年連続でPGの選手を獲得したことによって、キャブスは2人のボールハンドラーが並ぶラインナップになりました。
実際のポジションとしては、PGガーランド、SGセクストンという位置づけです。
ただし、1試合でどれくらいの時間ボールを保持するかというと、ガーランドが平均4分48秒、セクストンが平均4分42秒でほぼ同じになります。
セクストンの方が出場時間が長いのと、ガーランドがベンチにいるときにセクストンがPGを務める時間があるので、ほぼ同じような時間になるのだと考えられます。
ただ、誰がプレイメイキングをするのかが分かりづらいというのがチームにとって良いことなのか悪いことなのかは判断が難しいところではないでしょうか?
私としては、ガーランドはプレイメーカー、セクストンはスコアラーという認識で見ているので、もっとガーランドがボールを操る時間を増やして、積極的に試合を作っていってほしいです。
パスビジョンにおいてもガーランドの方が上だと思うので、ボールの巡りも良くなると思います。
そのためには「自分がチームの司令塔なんだ」という証明をしなければならないということで次に続きます。
注目ポイント② AST/TOを向上させられるか
つまりはアシストを増やしつつ、ターンオーバーを現状維持あるいは減少させられるかということです。
昨季のガーランドは1試合平均3.9アシストと、平均30分以上出場する正PGとしては物足りない数字で終わってしまいました。
そして、ターンオーバーが平均2.6個だったので、AST/TOという指標においてPGとしては低い数字となりました。
昨季まだルーキーシーズンだったガーランドに安定感を求めるのは少し酷ではあります。
ただ、今のキャブスにはプレイメーカーと言える選手はガーランドとデラベドバくらいしかいないため、将来的にキャブスが強くなっていくためには堅実さも身につけてもらわなければなりません。
それを知ってか知らずか、昨季のガーランドを月単位で見ると、急速に進化していっていることが分かると思います。
このように、NBAの試合に慣れていくにつれて、アシストを増やしながらターンオーバーを減らすという理想的な成長を見せました。
12月までアシストとターンオーバーがほぼ同数でしたが、2月にはアシスト数がターンオーバー数の2倍以上となりました。
これを見ていると、試合に出て得られる経験というものが、どれだけ貴重なものなのかが容易に分かりますね!
昨季、59試合にスターターとして出場し、平均30.9分というルーキーの中で3位となる出場時間を得ることができたガーランド。
この経験が選手としての急成長につながる日も近いのかもしれませんね!
注目ポイント③ 成長を見せたい得点力
昨季、ルーキー内で9位となる12.3得点を挙げたガーランドですが、シュートの成功率が高かったとは残念ながら言えません。
FG40.1%、3P35.5%という成功率はルーキーとしては悪くない成績ですが、2年目となる今季はその精度を高めていきたいところです。
4試合すべてに出場した先日のプレシーズンでは、シュートの成功率自体は昨季とそこまで変化がありませんでした。
しかし、動きは昨年よりも明らかにキレキレで、ディフェンスを置き去りにするシーンも多く見られました。
その分、「あとはシュートを決めたら完璧なのに!」と思ってしまうシーンも多くなっています・・・。
ドリブルで自分のシュートをクリエイトすることはできているので、あとはシュートの精度が上がってくれば、急激に得点数が伸びてきそうです!
注目ポイント④ フリースローを多くもらえるようになりたい
昨季のガーランドは1試合平均1.2本のフリースロー試投数に留まりました。
出場時間がガーランドとほぼ同じであるグリズリーズのモラント(平均31.0分)が4.6本、ペイサーズのブログドン(平均30.9分)が3.4本フリースローを打っていることを考えると、ガーランドのフリースロー獲得数が極端に少ないことが分かると思います。
ガーランドが低身長であるということもありますが、あまりペイント内での接触を好まず、ミドルシュートやフローターに切り替えているように見えます。
確かにそれも大事ですが、時には強引にでもリムにアタックしてファウルを獲得することも状況によって必要になってくると思います!
まとめ
2年目のシーズンを迎えるガーランドですが、プレシーズンの動きを見ると今季の急成長を期待せずにはいられません!
一緒にトレーニングするチームメイトも「ガーランドがめちゃくちゃ良い」といった主旨の発言をしているので、今季ひょっとしたらひょっとするかもしれませんね。
個人的には、年上の選手たちを駒のように使うガーランドが見てみたいです!(笑)
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ダリアス・ガーランドについて、あなたの意見もお待ちしております!
次回は、トルコの貴公子、ジェディ・オスマンです!
それではまた!