お気楽ファンのキャブスブログ

お気楽ファンによるキャブスブログ

NBAチームのクリーブランド・キャバリアーズをド素人がのんびり応援するブログです!目標はキャブスファンを増やすこと&キャブスファンのコミュニティの場を作ること!

【素人分析】20-21シーズンのアンドレ・ドラモンドをプレビューしてみる

 

見に来てくれてありがとうございます!ぶんやと申します。

 

素人が選手をプレビューしてみる企画第4回は、リーグ最強のリバウンダー、アンドレ・ドラモンドです!

 

それではどうぞ!

 

注意

・これはド素人がド素人なりに選手を考察してみる企画です

・データはNBA.com/Statsを参考にしています

・個人スタッツのランキングはシーズン35試合以上出場している選手内での順位です

・文章量は選手によって大きく異なります

 

 

アンドレ・ドラモンド

背番号 3

ポジション C

身長/体重 208cm/127kg

生年月日 1993/8/10(27歳)

 

昨季主要スタッツ

57試合出場

33.0分/試合

17.7得点/試合

15.2リバウンド/試合

2.7アシスト/試合

1.9スティール/試合

1.6ブロック/試合

FG 53.3%

3P 14.3%

FT 57.5%

 

 

注目ポイント① リーグ屈指のリバウンド力

昨季のドラモンドは1試合平均15.2リバウンドでリバウンド王に輝きました。

これで自身4度目のリバウンド王です。

リバウンドに関しては、最強の座をほしいままにしています。

 

ただし、昨季のキャブス移籍後は平均11.1リバウンドに留まりました。

これもすごい成績ではあるのですが、ドラモンドにしては・・・といった感じです。

 

これには、キャブス移籍後に出場時間が下がったということ、キャブスでは8試合しか出場していないためサンプルが少ないという2つの要因が考えられます。

 

ですが、キャブスはリバウンド力だけはリーグトップレベルのチームです。

ピストンズ時代に相棒だったグリフィンより今季の相棒であるラブはリバウンド力がありますし、他にもナンスマギーといった優秀なビッグマンがいるため、シンプルにドラモンドの出場時間とリバウンド数が下がる可能性が考えられます。

 

そんな中でも、再びリバウンド王の座に輝いてしまうのか、要注目です!

 

 

注目ポイント② 意外なパスセンスを持ち合わせている

怪物のようなリバウンド力を誇るとともに、センスに満ちたパスを出せるのがドラモンドです。

ポストから、見る人をあっと言わせるようなパスを出すことがあります。

これは数字にも表れており、ここ数年でアシスト数を増加させており、昨季は2.7アシストを記録しました。

ただし、アシスト数の増加とともにターンオーバーの数も急増しています。

f:id:BUNYA:20201222015125p:plain

このように16-17シーズンからアシストを1.6個増やしましたが、一方でターンオーバーを1.7個増やしてしまいました。

 

昨季の平均3.5ターンオーバーは、リーグで8番目に多い数字です。

ちなみにターンオーバー数の多い上位10人は、ボールハンドラーばかりなのでボールを持つ時間も必然的に長いです。

その10人の中でドラモンドを除くと最もボールを持つ時間が短いサンズのブッカーですら4分12秒のボール保持時間ですが、ドラモンドは2分30秒しか保持していません。

強引なドリブルやパスでターンオーバーをするシーンもいくつか見ましたが、ボールを持った時にかなり高い頻度でミスをしているということが分かると思います。

 

個人的には、どんなにアシストできてもターンオーバーが多いのでは意味がないと思っています。

希望としては、ターンオーバー数をアシスト数が上回るような成績を今季は期待したいなと思っています!

 

 

注目ポイント③ チームのディフェンス力アップに貢献できるか

昨季、ディフェンスレーティングで最下位だったキャブスですが、ドラモンドの加入はその改善につながるでしょうか?

ここでするべきなのは、昨季までキャブスのスタメンセンターであったトリスタンとの比較でしょう。

f:id:BUNYA:20201222015533p:plain
キャブスはペイント内での失点がリーグで2番目に多いチームです。

そのため、比較に2PTシュートのコンテストと6ft以内での被FG%を入れてみました。

 

この表を見てみると、多くの面でドラモンドが数字的には勝っており、リーグでもトップレベルの成績だということが分かります。

ただし、ゴール下で相手にシュートを決められる割合は両者ほぼ同じのようです。

 

このことから、ドラモンドは相手にシュートやパスを好き勝手にやらせず、それを遮る能力に長けている。

しかし、単純にシュートを外させるという面ではトリスタンとほぼ変わらないと分析できると思います。

 

試合終盤で気合のこもったディフェンスをしてくれるトリスタンを多く見てきたので判断に困りますが、総合的にみるとペイントを守るという点でドラモンドが勝ると感じました。

 

ドラモンドの力でボロボロだったキャブスディフェンスを改善してくれることに期待したいです!

 

 

注目ポイント④ 今年も3PTを打っていくのか

キャブス移籍後、突如3PTを打ち始めたドラモンド。

昨季、ピストンズでは1試合平均0.4本しか打っていなかった3PTを、キャブスでは平均1.8本打ちました。

キャブスでは28.6%の成功率でしたが、シーズンを通すと成功率14.3%

かなり厳しい数字です。

 

個人的には、成功率が低いということもそうですが、3PTを打つとドラモンド自身がリバウンドに参加できないということが1番もったいないなと思っています。

成功率を高めてくれるなら文句はありませんが、できれば数を減らしてほしいです。

それよりも先にフリースローの成功率をあげてほしいです(笑)

 

ただ近年、ゴール下でしか活躍できないビッグマンは評価が低くなる傾向にあります。

今季が契約最終年となるドラモンドは、良い契約をもらうために自分が幅広いスキルを持っていることをアピールしなければなりません。

 

ということで、今季もドラモンドは3PTを多投していくと思います。

オフシーズンのトレーニングやプレシーズンでも多く打っていたので・・・。

とりあえず、プレシーズンで40%の成功率だったということは朗報ではあります。

 

 

注目ポイント⑤ シーズン中のトレード放出もあり得る

今シーズン中に、例えば優勝へのラストピースを探しているチームへトレードされるという可能性もあります。

ドラモンドはそれだけ良い選手だということです。

高い金額の契約ですが、最終年ということもトレードをしやすくするかもしれません。

 

しかし、ドラモンドがプレーオフに進出したのはキャリアで2回しかなく、いずれも1回戦でスイープ負けを喫しているため、本当にプレーオフで活躍できるかわからないという点で彼の獲得を渋るチームも多いでしょう。

 

いずれにしても、彼にとって自分を証明するための大事なシーズンになることは間違いないと思います!

 

 

まとめ

データを調べていく中で、リバウンドだけでなく多くの部門でランクインしてくるドラモンドに驚かされました。

意外にもまだ27歳なので、まだまだ成長の余地を残していると思います。

それこそ3PTの才能が目覚めるかもしれません。

 

彼のようなスタイルが評価されにくい時代になってしまいましたが、類いまれな能力を持った選手であることは間違いないですし、彼の出来によってキャブスが思わぬ躍進を遂げるという可能性も捨てきれないでしょう!

 

 

--------------------------------------------------------

 

アンドレ・ドラモンドについて、あなたの意見もお待ちしております!

 

次回は、キャブスのやんちゃ坊主、ケビン・ポーターJr.です!

それではまた!